置換能力
年明けて一か月がもう過ぎた。早い。形式上自分が主催者の経営勉強会へ。シェア事務所で一緒の方も初参加。大企業から大企業にヘッドハンティングされた方も初参加。スピーチに驚く。そういったところに身を置いて、しかるべき訓練をしていると、さすがに違う。あきらかに仕事が出来るとすぐ分かる。全国を回っている先生は一か月に数百人の社長と会う。政権が代わって明らかに空気が変わっていると言われる。デフレからインフレへ。自分が社会人になってからインフレは1度も経験していない。乗り遅れてはいけない。若い衆の給料を今年から月2万円上げることにした。その代わり「現物支給」例えば本を買ったとか、京都に庭を見に行ったとか、仕事に関するものだったらオッケーとした。従業員の給料が上がらないと、デフレは解消できない。大げさだけど。「置き換え能力」が無いと、さんざん勉強しても業績が上がらないと先生に言われる。どんなことも自分のこととして考える癖をつけなければいけない。前回の勉強会で日本一の水槽ディスプレイの方がたまたま参加された。参加されている花屋さんの方は「結婚式のディスプレイできっと使えるので連絡を取りたい」と言われる。自分の業に結び付けて考えるということはこういうことか。松の剪定をしながら1日中「置き換え能力」について考えた。最近うちの中学生がやたらとカップルで帰宅するのを目にする。自分たちの頃もそういったことがあったが、ほんの一部だったと記憶する。ウチの子も4,5年すると見かけることになるのかも。ああ嫌だ。色々理由はあると思うけど、一緒に帰りたいと言うのもあるけど、ちょっと見せつけたいとか、いいだろう?みたいな気持ちのほうが強いと思う。ずっと考えていたら「中学生の男女帰宅」と「フェイスブックをする人」が結びつき、なかなかの発見なのでは?松の葉っぱをむしりながら、1日また変なことを考えて過ごしてしまった・・・本来自分がすべき仕事に力を集中させ、自分以外の人にどんどん仕事をしてもらわない限り、物理的限界が来て伸びないのは明らか。仕事の仕組みを変えて自分が動かなくてもいいようにしないと。バタバタして終わってしまう・・・今日の”四字熟語”は置換能力とする。