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カテゴリ:黒70
交換して、いよいよ足回りセッティングです。 来たのがコレ、もう1日早く来てほしかったけど おや・・・今回のは、ピロじゃなくて、ブッシュ型です。 これ正解なんだけどね。 市販ピロの方が、耐久性がないから 純正ピロの耐久性は、もの凄いけどね。 ということで、アッパーアーム交換です。 これは、サクッと外して、長さを適当に合わせて あとで、アライメントをとるからで~す 外したアッパーはコレ ピロの寿命によるガタがあるので もう使えません。 さて、新しいアッパーを組んで 車高は計算通りに あとはタイヤを付けて、キャンバーを目標の角度で固定です。 そのあとは、いよいよ足回りトータルセッティングです。 と思ったら、リヤ左にトラブル発生 左トー調整の固定ボルトを緩めようとしたら なんか感触が変だぞ~ あァ~・・・そうか・・・分かった 溶接されているハズのナットが外れてるんだ なるほど、シビックでもこれあったな~ あのシビックは、穴を開けてあって 工具が入るようになっていたけど 完全にオーバートルクで締めちゃうと 溶接がとれちゃうんだよな~ う~ん、今回は、なんとかするか。 足回りのボルトナットは必ずトルクレンチを使って 規定トルクで締めてくださいね さてフロントも目標値に合わせて これで、テスト走行に行ってきま~す さて、体のセンサーをフルにして走行です。 走りだし、あれ・・・なんだか、おかしい 速度と比例してリヤ右からパタパタと 変な振動が伝わってくるな~ キャンバー角が変わり、タイヤの接地面が変わったからか・・・ 車を路肩に止めて点検、特にタイヤに異常は確認できないけど そして走りだすと、路面が変わると音も変化 この音、フラットスポットができた時にでる音に似ているな~ でもリヤタイヤのブレーキロックで フラットスポットができるって、まずないし・・・ そういえば、フロントはニュータイヤ履いてたよな~ となると、フロントタイヤをリヤにまわしてる可能性がある そうか~フラットスポットの可能性あるな ピットに戻って点検です。 タイヤを外して、バランサーにかけてみると ヤッパリだ~、ホイールは曲がっていないけど タイヤの内側に平な部分を発見、間違いなくフラットスポット ここまで過激に走っていたのか~ というより、フラットスポットができるぐらい過激なブレーキって コース内でヤバイ状態になった時のブレーキングしかないけどね さて、ここでニュータイヤという訳にはいかないので 左右のタイヤのイン、アウトを組み替えて フラットスポット部を外側に まあ~サーキットスピードだと問題出るけど 一般道レベルなら問題なし テスト走行再開です。 さて今度は異音振動なし 体のセンサーをフルにして う~ん、なるほど・・・・なかなかいい感じ ちょっと、リヤとフロントのバネレートバランスが合っていないかな・・・ さて、コーナーを攻めてみると・・・・・ ・ ・ ・ ・ あれ・・・えッ・・・ダメだ~ 予想していた動きになっていない~ ラインはキレイに4輪の動きとタイヤの通るラインは読めるんだけど このフロントの不安感はなに・・・ なんでこんなに接地感とステアリングに伝わってこないんだよ~ 確かに曲がるけど・・・ フロントと会話ができないというか・・・ これは黒70的に、このフロントの不安感はナシだなァ~ もう少しイロイロなコーナーを攻めてコーナー途中で アクセル、ブレーキを入れながら なんでこの不安感が出るのか確かめないと・・・ バネレート、減衰力、キャンバー、トーイン、前後バランスを 体で感じ取りながらコーナーを攻めます。 さて走っているうちに 登りのコーナーを攻めて、え・・・そうなの~ 下りのコーナーも攻めて、ほう~・・・ なるほど~、そうなのか~・・・・ フロント荷重がまったく足りないんだ~ う~ん、このインテ号、4ドアで、ホイールベースが長いから 計算から出した理論的車高じゃダメみたい。 これだと、まだ1センチ単位の車高調整だよな~ そうか~このインテ号セダンの考えで セッティングしないとダメだったのか~ そうだよな~タイプRばかり頭の中にあって、 セダンという意識がまったくありませんでした。 それじゃ~まともなセッティングにならないよな~ たまには、黒70も失敗しますよ 白紙に戻して、最初の車高からやり直しま~す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.19 11:23:25
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