なんで東日本大震災で超打撃を受けた
弱いはずの円が買われ続けるのか
3月17日の急激な円高は、
日本の保険会社が震災に対する
保険金の支払いのためドル資産を
売却するという憶測が広げられたのが
ドル売りの主因。
その時はG7で震災日本支援ということで
円売り・ドル買いの強調介入により円が押し戻された。
しかし、8月に入ると世界同時株安が連鎖
またもや、急激な円高
8月4日には政府・日銀単独で
過去最大規模の4兆5千億円の為替介入を実施したものの
5日、米国債格下げが発表されると
基軸通貨のドルへの不信に繋がり
今の避難先は円しかないと、
ヘッジ等の投機筋が円買いを仕掛け
円高に拍車、昨日戦後最高値を更新してしまった。
このまま円高が進めば、震災からの復興を牽引する
輸出企業の業績を圧迫し、経営者さらに消費者マインドを冷やす
海外への生産拠点のシフトが加速すれば
国内の仕事が失われ、日本経済の衰退にも繋がる方向へ
戦後最高値更新って、今まで経験したことのない
緊急事態、円高対策は急務・・・なのに・・・
盛り上がっているところが違うだろう
何をやっているんだ~・・・