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これが一番面倒な作業 手作業なので、根気が必要です。 とにかくシール剤が残っていると スポットを入れた瞬間、熱膨張で シール剤が破裂し、解けた鉄が飛び散り とても危険なので(汗) まあここは写真の方が分かりやすいね。 シール剤を剥がすことで、鉄板の継ぎ目が どう重なっているかの構造が分かるので あと重要なのは、鉄板の種類 通常の鉄板なのか、どのレベルの ハイテン鋼なのかを、判断しないと これスポットを入れた時の溶け方 スパークの音で判断できます。 見た目でハイテン鋼を使っている部分も シール剤を剥がすと、分かるんだけどね スポットのほかに、通常溶接を長くしてあるところが ハイテン鋼を使っているんだけど、 その種類までは、スパークさせてからじゃないと 判断できないので 今までハイテン鋼で強烈だったのは 70スープラのサイドシェル前方 フロントタイヤハウスの下側 ちょうどアクセルペダルの右前ですね。 ココに使っているハイテン鋼の強度には 参りました。 今使っているアルゴン溶接機の限界 電流値も最大、そしてスパークしてから 約3秒後にようやく溶け始めるぐらい 強烈でしたね。 さすがに黒70もなんだこの強度のハイテン鋼はと 驚きました。 今の時代のハイテン鋼はさらに強度があるんだけど その分薄くなっているので なんとかスポット入れられるけどね。 とにかく、シール剤を剥がさないと スポット増しできないので ガンバリマス! それとMRSってシール剤を剥がしてみて 分かったんだけど、鉄板の重ね方が 通常の車とは、まったく異なるので 計算通りにいかないかな? フロント回りからスポット増しをして 次にリヤ回り、そしてテストをしながら フロント回りのスポット数を調整して 前後バランスを取り、最後に車内で トータルバランスを取るのが良さそうです。 まあ、何十回運転席シート、脱着するか 予想もつかないけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.10 09:50:49
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