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カテゴリ:黒70
4輪ディスクブレーキ車のエスティマ パーキングブレーキがリヤのディスクローター内側の インナードラムタイプなので リヤブレーキキャリパーAssyを外して ブレーキローターを外してみると なんか変・・・ これ清掃し終わった写真です。 写真のブレーキライニングの右側が リーディングシュー、 左側が、トレーディングシューなんだけど 右側のリーディングシューが摩耗して、ほとんど摩擦材がありません? 左側のトレーディングシューは、まだ2mmぐらいあります。 通常のパーキングブレーキの使用では 車が停止してから、車が動かないように パーキングブレーキを掛けるので ブレーキシューが減ることはないんですが このエスティマはリーディングシューの 残量がほとんどありません。 この減り方を見ると、間違いなく パーキングブレーキを完全に解除せずに 走行してしまったことが原因です。 車がエスティマなので、コーナー入口で パーキングブレーキを掛けるなんてことは しないと思うので・・・ しかもフット式だしね。 なぜリーディングシューだけ減るかというと これ専門用語でゴメンナサイ ドラムブレーキって、乗用車には リーディング・トレーディング式という ブレーキ方式が使われています。 このパーキングブレーキ作動方法は違いますが リーディング・トレーディング式です。 写真のリーディングシューが減っていましたよね このリーディング側は、回転物に対して 上側を押し付けられると、くっつく作動をします これ自己倍力作用と言います。 制動力的にはアップします。 逆に左側のトレーディングシューの方は 跳ね返される動作をします。 制動力は弱いです。 すなわち、制動力が大きいリーディング側が 減るという事です。 でもチョット待ってください・・・ パーキングブレーキって 通常、車が停止してから掛けますよね! なので通常では、こんな減り方は あり得ません。 走行中に、パーキングブレーキを使ったぐらいしか この減りは、説明できないんです。 下回りをぶつけて、パーキングブレーキワイヤーをつぶして 戻らず、引き摺りでブレーキシューが無くなったというのは たまにありますが 今回のように、パーキングブレーキを戻しても 引き摺りが全く無いなら 走行前からパーキングブレーキを解除 または戻りきらない状態で走行した可能性が大です。 新品交換して、車検は問題なく通りました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.04 23:06:02
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