|
カテゴリ:黒70
レンタカーのヴィッツ号、アイドリングでエアコンの効きが悪いということで
吹き出し温度を計ってみると、 約15度です。これだと、冷えないね。 気温は32度で、エアコンカス圧力を見ると 高圧が18キロ、これガス量的にはOKです。 低圧が4キロって、 これエアコンのコンプレッサー圧縮に問題ありです。 エンジンを止めて、高圧、低圧の圧力を見てみると 多少コンプレッサーの吹き抜けはあるものの これだと、修復は可能な範囲です。 エンジンを止めてあっと言う間に高圧、低圧が 同じ圧力になったら、コンプレッサー交換しかありません。 今回は、5分経っても、圧力差があるので 修復可能なレベルです。 そこで、あれを使います。 メタライザーACで、エアコンのコンプレッサーの修復を 行ないます。 低圧側から、メタライザーACを入れます。 その後は、エンジン回転を3000回転にキープし エアコンコンプレッサー内部の摩耗修復を行ないます。 チョット時間はかかりましたが、10分後の 低圧がアイドリングで2.8キロまで下がり これだと冷えるレベルに修復できました。 吹き出し温度を計ってみると 9度を割り込み、冷え過ぎでコンプレッサーが OFFになるまでに、回復しました。 冷えすぎると、吹き出し手前のエバポレーターが 凍ってしまうので、コンプレッサーを止める制御になっています。 動作的には、正常に戻り冷え冷えのエアコンに戻りました。 メタライザーAC、やはり恐るべしです。 このメタライザーACがなければ、コンプレッサー交換になる訳ですが 手遅れになる前に、メタライザーACで修復すれば コンプレッサー性能は、元に戻すことが出来るので 走行中は冷えるんだけど、アイドリング中が冷えない という症状で悩んでいる方には、おすすめのメニューですよ! 経験からいうと、アイドリングで低圧が5キロ以内なら なんとか修復できるレベルです。 6キロ、7キロだったら、コンプレッサー交換ですけどね。 メタライザーACはコチラから
ガスチャージができる器具がある整備工場やカー用品店なら どこでも作業できます。 メタライザーACの缶には、ガスが充填されているので 低圧からそのまま入れられます。 ただし、入れる前には、しっかりメタライザーACの缶を 振りましょう。金属修復剤の粉が沈殿しているので 1分以上缶を振ってから充填しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.20 00:01:31
コメント(0) | コメントを書く |
|