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こんにちは。ゆーりっくです。 品物紹介やキャンプ記録のために始めたブログですが、 次第に日常の内容へと変わり、 この頃はカネミ油症と白血病治療について書くことが増えました。 私は物心ついてから安定しない体調が続いています。 ぐったり疲れやすく、身体の中が時々痛みます。 1日~1週間単位での発熱はしばしばあり、約2年間発熱が続いたこともあります。 でも、幼少期から何度精密検査を受けても異常は発見されず精神的な問題まで疑われ、 ずっと悩んできました。 2012年2月になって、体調と汚染されたカネミ油の関連を疑うようになりました。 定期健診の血液検査の結果と体調が悪化し、親に誰の遺伝なのかを素朴な疑問として尋ねたところ、「遺伝ではなくカネミ油を飲んだから」との答えが返ってきたからです。 私は幼少期に健康によいと宣伝していたカネミ倉庫製造のカネミ油(ライス油)を牛乳に混ぜて飲んでいました。次第に幼児なのに「ふらふらする」と言うようになりました。カネミ油が事件としてニュースになり、被害の申請をしたけれど、当時の基準に達しておらず認められなかったことを知りました。 2012年に油症検診を受けましたが、認定されませんでした。 2013年4月、胸のしこりのために受けたマンモトーム生検で特殊な悪性リンパ腫の可能性が高いと診断されました。しかも特殊なものだそうでわかる医師がほとんどいないことがわかりました。 2013年5月、私が尊敬している医学教授の手配により、病理の詳しい病院(がん研究会有明病院)に転院しました。 髄外性白血病だとわかりました。骨髄の外から白血病細胞が現れた珍しいケースだそうです。2013年5月22日~12月28日までクリーンルームの個室に入院し、急性骨髄性白血病の標準治療を受けました。白血病細胞タイプはM2(8;21)。予後のよいもので、骨髄移植は受けないことにしました。 白血病は遺伝子の異変から起きる病気で原因不明です。私は認定されなくても幼児期に摂食したカネミ油が原因の可能性が高いのではないかと思っています…。(でも、カネミ油の被害者ではない人もなる病気なので、実のところはわかりません。) 今までは悩みながらも自宅で寝たり起きたりしながら生活できていました。 カネミ油の被害があっても自宅で生活できるのは恵まれていると思ってきました。 今の治療でよくなって長生きして、優しいおばあちゃんになるのが夢です。 カネミ油の問題は、調べれば調べるほど被害者の人権を無視した恐ろしい事件です。 製造過程で脱臭のために熱媒体として使用されていたPCB(ポリ塩化ビフェニル)が、配管作業ミスで配管部から漏れて混入し、これが加熱されてダイオキシンに変化しました。2002年以降になってから、原因物質はPCDF(ダイオキシンの一種)及びCo-PCBであると確定しています。 森永ヒ素ミルク中毒、水俣病と並ぶ3大食品公害なのですが、被害者に対する救済はほとんどありません。 似た体調にお悩みで病院でたらい回しのようになっている方、カネミ油症の可能性も探ってみてくださいね。カネミ油は家庭でお料理に使われただけでなく、レストラン(食堂)でも使われていました。(おそらく西日本が多い)そのまま飲んでも身体や美容によいと宣伝されていたので、私のように薬のように飲んでいた人たちもいるはずです。遺伝もするので、事件が発覚した昭和42年、43年以降に生まれた方でも油症の可能性があります。 2004年から認定基準も変わりました。年に一度都道府県庁の保健担当部署を窓口にした油症検診が各地で実施されています。 疑いの可能性のある方は、ぜひ問い合わせてみてください。認定されることは難しいようですが、大勢の人が被害を訴えることで、問題提議の規模の拡大につながります。 フリーページの「カネミ油症」、カテゴリの「カネミ油症」にも関連記事や情報を書いています。 問合せ先:カネミ油症被害者支援センター(YSC) 事務局 〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8 みらい館大明 事務局長 伊勢一郎 電話:090-9321-8607 「カネミ油症事件は終わっていない…真の被害者救済につづく道」 Y&F(Yurick&Friends)が作っています。 2013年10月に開設したカネミ油症の総合情報サイト。 新しい情報を載せています。カネミ油症って何?と思った人に立ち寄っていただきたいサイトです。 長崎新聞には油症の特集記事があり、油症について詳しく知ることができます。 KBC九州朝日放送による44年間のカネミ油症の記録 九州のTVで放映されたカネミ油症事件(ニュース、ドキュメンタリー)が視聴できます。
テーマ:このごろの私~近況は というと。
カテゴリ:日記
久しぶりにブログに来てみたら、今も見に来てくださる方が!
白血病の方が情報を求めていらっしゃるのかも…? 白血病の闘病記はあっても、その後のことが書いてなくて気になってしまうかも。 こう思ったので、私の近況を書きます。 私は元気です! がん研有明の検診は年に一度になりました。 2年前から、女性に多い橋本病の検診も加わりました。半年に一度、甲状腺の専門病院で検査を受けていますが、白血病を患ったことを思えば、なんてことありません。 パン屋も続けています。 コロナ以降、人件費を削減せざるを得なくなってしまい、パートさんには辞めていただき、私は開店から閉店後までお店にいます。休日は週に一度だけという毎日です。 昔ならヘトヘトになっていたところでしょうが、普通に過ごせています。 杏子は一人暮らしをした遠方の大学時代にストーカーにあい、休学。自宅から通える大学に転学し、卒業と同時に結婚&就職。無事に独立しました!東京から車で5時間の地方都市に住んでいます。 苺子も社会人になりました。アイブロウの美容師をしています。最初は髪の毛の美容院に就職しましたが、半月くらいでアレルギーが全身に出てしまい、方向転換しました。美容師資格が使える仕事に巡り合えてよかったです。高校の成績がよかったので、大学進学を迷いましたが、オープンキャンパス巡りをしても学びたい学問が見つかりませんでした。高3の冬に、一度の人生だからと、好きな美容を学べる専門学校に進学を決め、美容師資格を取りました。 子供たちが大人になり、私の健康も普通に生活できるレベルです。経済的なゆとりはなくても、普通に生きていることは幸せだと感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月07日 14時00分40秒
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