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カテゴリ:日々の動き
取引先の関係で、偶然にも田植えの手伝いをすることになり素人の私が急遽、出張することになる。
上司は何とかなると言っていたが、私自身未体験であり不可能だと思った。 しかしながら、業務命令で新幹線に早朝から飛び乗って取引先が指定した場所へ向かう。 なれない土地での未体験作業。不安でいっぱいである。 駅からすぐにタクシーで現地へと向かう。予定している時刻より、30分早く着いたので問題ないと 思いきや、既に準備が整っていてあとはいつでも田植えができるよん!というような状態であった。 四方八方田んぼで、空気がうまい。のんきにタバコに火をつけようとしたときに、担当者が駆け寄ってきた。 彼の話によると、地元の中学生や、高校生が授業の一環で体験学習するらしく、学生待ちのようだ。 本日の主賓者は、学生達らしいと聞く。少し安心してお茶をいただく。 本番は10時スタート。もっとも、田植えって早朝スタートが定番では?と思ったが今日はそうでもないらしい。 時間があるので、近くの畜産場へと案内される。牛や馬。そして鶏や豚などのお出迎えでなんだか、なごんでしまった。 特に豚ははじめて生を見て感動!まるで「千と千尋の神隠し」の豚舎のようだ。 そんなことをしている間に地元の学生が集まってきた。 全体の説明を聞きながら自分の担当場所を確認する。なんと!高校生と一緒ではないか☆ 着替えを済ましていさ田んぼに入ろうとしたら、地元の女子高校生に 「長靴をはくと足を取られるよ!」ため口で言われた(汗) 言われる通りにはだしで田んぼの中へ。引いてある水が冷たくひんやりしていて気持ちがいい。 笛の合図で苗を一つまみつかんで担当エリアに埋め込む。誰かが遅れると次まで進めない。 こうして横一列の団体競技はじまった。そして2時間が経過....午前の部が終了で食事タイムに 主賓が学生なので、関係者の配慮のもと、バーベキュー大会を開催。やっぱり高校生の輪の中へ かなり苦手な環境へほうりこまれ、食事を躊躇しているとさっきの高校生が、 「取ってあげるから、食べてください」 どっちが大人だか分からない状況(ToT) 高校生のおかげで食事が無事に済んで、午後の部が始まる。 田んぼの水がぬるく感じ、泥パックを足にしているようだ。 午前と違って要領が分かってきたので、作業は早い早い。学生は若いのでもっと早い。 3時前には全工程を終了。でも足がふらついて言うことを聞かない状態。へろへろと腰をおろして一服。 そこへさっきの高校生がやってきた。 「はじめてにしちゃ上出来だよ。 今度は秋に収穫があっから、またきなよ!」 またしてもため口。しかたないかと思う。 そのあとは、夜の部で関係者と取引先の接待でボロボロ… 久しぶりに泥に使って、子供のころを思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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