別れ
祖母が、亡くなった。ワタシにとっては母代わり・・・いや、まさしく母であった。若い頃は、祖母が亡くなることを考えただけで眠れなくなり、もう自分も生きていられなくなるんじゃないか、とさえ考えたこともあったな~・・・4月末で、99歳を迎えるはずだった。大往生、かも知れない。入院して1ヶ月も経たず、眠ったまま、逝ってしまったそうだ。痛みもなく、長引くこともなく、それは良かったのかも知れない。でも、もちょっと生きていて欲しかった。それは、ワタシのエゴだろうか・・・子育てに翻弄され、考える余裕もないのか、それとも、妹の死後、心の痛みから目をそらすようになってしまったからか、思っていたよりもガックリとこなかったけれど、それでも、とても、たまらなく寂しい。祖母は、待っていてくれたのだろうか。ワタシに心残りができる日まで。悲しみにくれる間もないくらい忙しい日々が、ワタシに訪れるまで。・・・などと、遺されたものは勝手に解釈してしまうけど、それでいいんじゃないかね。そうでないかも知れないし、そうかも知れないし。。。今年は、年明けにダンナさんの祖父が亡くなり、ホントに大きな存在の人たちが旅立っている。とても、寂しい。だけど、おじいちゃんやおばあちゃんからもらった大きな愛を、ワタシたちも引き継いでいかなければならない。そう、思っている。