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2006年10月24日
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ブルース・ウィリスファンの私としてはこれは逃せません、
また週末はイクスピアリのレイト・ショーで「16ブロック」観て来ました。

驚きました! あの野性味溢れたブルースはどこにもいない!
ただ疲れ果てた初老の刑事がいるだけ…

お腹なんかでぶでぶでびっくりだし、頭禿げ上がってるし、
目はいつも充血してる…し、アルコール依存症で勤務中も飲み続け、
ちょっと走ると呼吸がゼェ~ゼェ~…
まして足が悪くてひきずって歩くから鈍いイメージを強調してるし。
ど、どーしたのぉ~?

何しろ車でのカーチェイス無し、ビルをぶっ壊したり、
車の炎上もなし、派手なアクションなし。
なんたってNY、マンハッタンを歩いて這いつくばって
逃げまわってるっていうすごくのろまな設定。

「絶対見つかっちゃうよぉ~~~ショック
ハラハラし通しのイライラ、ジリジリした展開。

どのシーンもそのブルース・ウィリスの変貌に驚いて見つめてしまいました。
でも陰謀うずまくそのあらゆる不利な状況から
粘り強く護送の任務を果たそうとしていきますが…


この作品はお金がかかってないのに、すごくまとまったテンポ感を持った
ナイスな仕上がりになっています。それはリチャード・ドナー監督の素晴らしさでしょう。

オーメン、リーサル・ウェポン等作品をあげたらきりがないほどのベテラン監督
リチャード・ドナーのその展開の間合いの良さには感動してしまいました。
これだけ少ない素材だけでここまでスマートにまとめ上げるのは
やはりテクニックだけではなく人間の心理を理解している
そのキャリアのなせる業でしょう。

今回のこの作品には実はブルース・ウィリスは主演だけでなく製作で加わっています。
つまりそれほど気持ちを入れた作品だったわけです。

ブルース・ウィリスはこの役になりきるために相当体重を増やし、
メイクの方に頼んで疲れた感じを出すためにクモ状の静脈や
敗れた血管まで顔に作ってもらってるんです。

で、気になった「いつも充血した目」はメイクでなく、
アップ撮影の度にメンソール薬品を使って作り、
足が悪いのを迫真の演技にするために右足の土踏まずの下に
小石を置いていたそうです。

アップ撮影の度に本当に目から涙を流して撮影していたなんて…
さすが我が愛するぶる~す~♪、ホンモノの役者魂だなぁ、と感動。


これはすごく良い仕上がりの娯楽作品ですが、DVDで見ても良い作品と感じました。
なぜなら被写体がすべて小ぶり。カメラのアングルが人の目の高さで
あり続けるので、どちらかと言えばテレビドラマ的なカメラ・アングルなので
「ダイ・ハード」のように大スクリーンで観ないと醍醐味が出ない作品ではないです。

しかしながらDVDで観たとしてもすっきりして、
「いやぁ~、楽しんだぁ!」と思える素敵な作品で、
今まで見たこともないブルース・ウィリスを楽しめます。

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Last updated  2006年10月24日 09時08分38秒
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