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2006年11月03日
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世の中で最も好きな生き方をしているなぁと感じているのがクリント・イーストウッド


彼の主演した映画も、監督した映画もほとんど観ていて、
あと2~3作品だけが見てないものとして今課題として残ってるんだけど…
それだけ好きなクリントの作品だもの、
初日に観て来ました。

彼が監督をした時の作品の特徴は「不条理」を描く事です。
これは昔から一貫しており、「許されざる者」に始まり「マジソン郡の橋」
「パーフェクト・ワールド」「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」
と、どれにもそれは色濃く一本の流れとしてクリント・イーストウッド
強い意志を感じさせられます。

人にはどうやっても自分の力ではどうにもできない事があり、
そこには善も悪もない…
今回の「父親たちの星条旗」もまさにそこに視点がありました。

「父親たちの星条旗」は硫黄島の戦争をアメリカサイドから見た、という
視点で作られた作品です。
題材は戦争という事を扱いながらもテーマはそれだけでは収まらず、
戦争反対、とかいう単純な設定ではありませんでした。

彼が描きたかったもの。
それは何事にも裏があり、正義感をもってしても、それに巻き込まれれば
正義を貫けない…という事でしょう。
それは自分の力ではどうにもならないこと、「不条理」なのです。

人の世界は白と黒にはっきりわけられません。
そのグレーの部分をひたすら掘り下げるクリント

見終わってすぐに感動する映画ではなく、考えさせられちゃうんですよね。
で、毎日毎日だんだんその感覚が強くなってきます。
今も考えさせられます。

人ってどう生きたらよいのかなぁ…何を選んでいったら良いのかなって。

そしてジャズ好きで音楽的才能あふれる彼の音楽がまた、作品に哀愁を添えます。
クリントの作ったメロディを息子のカイルが編曲する…
これも素敵だなぁ…と思います。

このあとの日本側から見た硫黄島「硫黄島からの手紙」は
さらに迫力がすごそうで、絶対見なくては、と思っています。

クリント・イーストウッドの描く世界、皆さんにはどう映るのでしょうか…

父親たちの星条旗原作

父親たちの星条旗オフィシャルサイト





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Last updated  2006年11月03日 09時37分40秒
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