オリーハウス　　

実は三日前から月の魔女がやってきていて…
丁寧に応対していますが（笑）

今月はほ～んとにショックぅ…

なぜかって…
それは月経血コントロールがアンコントロールになってしまっていたからです。


理由は簡単。ゆる体操を大幅にさぼったからです。


先月から本業の締め切りに追われてるのに全然インスピレーションが湧かず、
作品を仕上げる気力が失せて、「書斎に入るのがイヤ！」症候群になり始め
非常にアーティストとしては危険な精神状態になり始めました。

クリエイターは吐き出す職業。
オリジナルのインスピレーションの貯金がなくなると書けなくなります。
これはもう死活問題なわけで、とにかくそういう時は
映画を見まくる・読書する・散歩する等するのですが…
それでもダメで…毎日五線紙一段も書けない…

ポップス業界の仕事とか芝居などの仕事ではこういうのは
ないんです。
相手の望んだ音楽を書くので、一日何曲も書いたりしてもストレスゼロで楽しい。
オーケストラのアレンジなんかは一週間で７曲書いたりもできます。
ある意味職人的です。

今回はある方のリサイタルのための委嘱作品。
何ヶ月もかけて書きます。
これは同時にアーティストとしての自分を表現するわけで
プレッシャーも大きいんです。
それでノイローゼ状態だったために月の魔女到来も遅れました。

ゆる体操をさぼった代償…それは布ナプキンの使用量に顕著に現れました。
ゆる体操が軌道に乗り、コントロールがうまく行った時は
お月様の最初二日間での布ナプ使用量はほぼ、１０枚以内。
なのになのに、今回は最初の二日間で１４枚！！もです。

それに夜用での結果も全然違っていて、いつも朝きっちり起きられて
大事に至らずに済むのに、今回は朝…下着の中は海のように荒れていて
旦那さまに「大変だぁ、パジャマの後ろにシミが…早く洗わないといけないんじゃないの？」
と見つけられてしまいました。（チョー恥ずかしぃ～）

今回は何しろお腹がいう事を聞いてくれず、
「まだ出てきちゃダメ…」とお腹の中のインナーマッスルを
引き上げたりしてもダラダラダラぁ～～っと止められず、
そしてさらにいつもよりも量も多かったように思います。
やはり継続が大事なのですねぇ。とほほほ。

もう峠を越えたのでもう仕方がありません。

しかし、不思議な事に「書斎に入りたくない」症候群も峠を迎えたようで
昨日からコツコツ作品の仕上げに入っています。
何とかなるかな…

今回のような重い、シリアスな仕事の依頼が来るたびに
「今回、書き上げられなかったらどうしよう…」
「何も浮かばなかったらどうしよう」という不安と
「大丈夫、今までだってやってきた。ワタシにかけない筈がないじゃない」
という自信が自分の中で闘い始めます。

こういうリスキーな仕事は精神には悪いかも知れませんが
いつも試され続けているというのは非常にエキサイティングでもあり
老けていられない…という利点もありで、
どちらも現実なんです。


アーティストもスポーツ選手と同じと思うのですが、
最終的には自分の精神のコントロールなんですよねぇ。
これができた人はきちんんと生きていける…
自分に負けちゃぁダメよね…

来月に向けて、「ゆる体操」今度こそ頑張る！！

女は毎月生まれ変わる