671022 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

オリーハウス  

オリーハウス  

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

オリー♪

オリー♪

Category

Freepage List

Archives

2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月

Favorite Blog

ポンポコのインフォ… 十里庵ポンポコさん
kimamasewing Let's!ソーイング‐kimamaかなさん
PATCHOULI yum71554さん
だいすきな…たいせつ… あん1970さん
capricious* Namiki'sさん
2006年12月01日
XML
プラダ02

昨日は珍しく映画会社の友人のご招待で「プラダを着た悪魔」を見て来ました。
映画館は女性でいっぱいでした。

いつも真夜中に終わるレイトショー専門なので
一般の方が観る時間に観るのも新鮮でした。

ヴォーグ社の編集長の下で働いていた、ローレン・ワイズバーガーの
同名のベストセラー小説を映画化した作品。

昔から女優で誰?と言われたら迷いなく「メリル・ストリープ」と答えるほど
彼女の演技は好きです。作品が変わると違う女性になってしまったのか…
と思うほど彼女のその役へのなりきりは凄いなぁといつも感心してしまいます。

今回はやはりメリル・ストリープは圧巻としか言いようがありませんでした。

相手役の、というか主役のアン・ハサウェイも良く健闘したと思います。
ただ、この人の魅力は素人的部分なのと、
あまりに顔の個性が強すぎていい意味で化けられないのだなぁ…と、感じました。

ヴォーグ誌ならこういう事、あるんだろうなぁと思えるような裏事情がたくさん
登場します。(もちろんここではランウェイ誌となっていますが)

ここで、ファッションの知識も何も知らずに採用されてしまった
アンディ(アン・ハサウェイ)が編集長(メリル・ストリープ)に
しごかれながらどんどん洗練されていくある意味
シンデレラストーリーというかサクセスストーリーというか…

この作品はテンポ感が非常に早くて、それがいいです。
テンポ感がすべてを引き締めたのだと思います。
カメラのショットからショットへの引継ぎが絶妙なんですね。

監督のデヴィッド・フランケルはアメリカではTVドラマで
輝ける成功を収めている監督。
このテンポ感は映画の感覚ではなくTVの感覚だったのね、と
思うととても理解できます。

そのテンポ感と、ゴージャスなプラダ、エルメス、ドルチェ・ガッバーナ、
シャネル、その他、ゾロゾロ登場する一流ブランドのドレスや靴、バッグなどで
ファッションショーを見ている感覚になっていきます。
プラダ01


女性向の映画と言われていますが、ご招待くださった友人は男性ですが
非常に絶賛していて「メリル・ストリープはアカデミー賞
取るんじゃあないかなぁ」などと独り言のようにしゃべっていました。
個人的にはこういう軽いタッチの作品でアカデミー賞はどうなのかなぁ…
とは思いましたが…
(でも映画のプロがそうおっしゃるならそうなのだと思います)

今は豪華絢爛な映画はイギリス物で、歴史物で、壮大で、
衣装検証もきちんと当時の再現をして…というあるスタイルがありますが、
現代の最先端の世界をこんなにきらびやかに華やかに描く事もできるのだなぁ、と
つくづく思いました。

それが成功しているのはやはり作品のテンポ感…それに尽きます

それと、何気なくヴァレンティノ・ガラバーニ
劇中のプレス関係のパーティにスタッフとして登場していて
非常に驚きました。年とったヴァレンティノ…
でもナチュラルなヴァレンティノも素敵…
ゴージャスでした。

プラダ03

個人的な感想として、その部下役(主役)のアン・ハサウェイがもう少し
顔の個性が強すぎない女優、そしてもっと洗練された女優が田舎臭く変身して
登場してくれたらもっと良かったかな、と思いました。

アン・ハサウェイは変身の面白さが意外とありませんでした。
それと洗練されたドレスを身に付けてもまだ、垢抜けない…という
不思議な女優でしたね。

昔、目鼻がとにかく大きくて、それでオートクチュール(ジバンシィ)が非常に
似合う女優にオードリーヘップバーンがいました。
彼女の「マイフェア・レディ」などは田舎娘からレディへの変身の妙が
見ものでしたから決して目鼻立ちが大きすぎるから個性が一種類に
なってしまうわけではないと思います。

これからアン・ハサウェイがどんな風に変身していくかは
気になるところではあります。

とにかく、楽しめる作品です。


プラダを着た悪魔(上)

プラダを着た悪魔(下)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年12月01日 13時54分58秒
コメント(6) | コメントを書く
[映画・旅行・その他] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X