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2006年12月03日
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皆さんにこの感激をどうお伝えしたらよいでしょうか…
期待を大幅に上回り、終演後も興奮と楽しさに酔いしれ、
なんと眠れなくなってしまった…作品でした。
「007カジノロワイヤル」


007_03

おとといの朝、TVにダニエル・クレイグが生出演していて、彼の表情を見たら
彼がここまで変わったって事は「007」で何か、彼の人生が変わったんだわ、と
感じてたまらなくなり、見に出かけたのです。予感的中でした。
あの生番組を見なかったら見に行ったかどうかわかりません。
それほど「007」にはある固定観念を持っているから
「どうせ…」という気持ちがあったんですよねぇ。

007シリーズは歴史に残るシリーズもの。
それもジェームスボンドは誰もショーンコネリーを超えられない…

そういう流れの中で今回のキャスティングは、敢えて007らしさをはずし、
アクションスターじゃない人を選んだ、という設定が功を奏したと思います。

007_01

主演のダニエル・クレイグ。この人は完全なる演技派であり、
今まではロード・トゥ・パーディションや、
最近のところでは「ミュンヘン」に出演していますが、
いつも冷徹で陰湿で妙に頭の回るずる賢いイヤなやつ、
を見事に演じていて、舞台俳優としても名高いインテリ俳優です。

彼は最初オファーを断った…
自分が007として受け入れられるはずないだろう?と言って。
金髪、ブルーアイズ、今までとはタイプが全く違います。
彼は自分で知っていたのです。
その後何度も話し合いがあり、彼が製作に加われるなら、という
条件でジェームス・ボンドに決まりました。

アクション俳優ではないダニエル・クレイグが製作スタッフと一緒に
作り上げた作品だから、今までと違うのです。
彼の個性が反映されたのは大きな広がりとして
非常に効果が出ていますね。

もちろん主演が決まってから彼は体のトレーニングを6ヶ月間積んで
あの素晴らしい肢体をスクリーンに登場させるのです。
大変な努力が必要だったと思います。

********************************************
さて作品ですが、
今までと同じでは結局昔の時代を思い出すばかり。
かといってCGアクションではどれもこれも一緒のアクション物になってしまう…

で、
CGに頼らない、という手法。
そして普通のスパイから007に変身していく醍醐味。
今までにはない恋するボンド。


ダニエルは「複雑な作品にしたかったんだ」と語ります。
そのとおり。

007_02

ものすごく丁寧に作りこんだ作品です。
CGが少ない分、スピード感にごまかされないでゆったり作品を追う場面も多い…
逆に目も止まらない速さでのスピードショットの連続も健在で
その対比が、いいんです。
あっという間に終わった、という作品ではなく、何時間もたっぷり
魅せてもらった、という気持ちになる、豊かで濃い内容。

これを観ると「ミッション・インポッシブル」が安っぽく感じたりするほど
この「カジノロワイヤル」は作りこみは重厚です。
ただのアクションには終わらない、その盛り込み方の豊富さ。

このあたりは「バーティカル・リミット」や「マスク・オブ・ゾロ」
を作ってきたマーティン・キャンベル監督の魅力でしょうか。

以前のボンドを断ち切らないとならない宿命を背負ったこの007シリーズですが、
それはダニエル・クレイグが果たした事になります。


以前の感じの007と違うからイヤだ!という方はやはり
以前のシリーズを繰り返し見られる事をオススメします。

かたくななファンにはこの作品を受け入れにくいかもしれません。
「いつもの始まり方じゃない…」とか、「ヒーローっぽくない…」とか…
挙句の果てに、いつもどおりだと必ず
やっぱりショーンコネリーじゃないとね」とおっしゃいます。
そーなんです。彼らには(私も含めて)
ショーン様以外認めたくない精神が働いてるんですね。

でも、時代は流れていき、世代も変わるのです。
そしてこれは「全く新しい007シリーズ」の幕開けなのです。

色々なプレッシャーを跳ね除けて新しいボンドを演じきっている
ダニエル・クレイグに賞賛を送りたいと思いました。
そしてダニエル・クレイグでの今後の007シリーズも楽しみになりました。

今でもすぐ、もう一度観たい!と感じている作品です。

おもしろい、だけじゃあないですよ。アクション映画なのに深いんです。
ダニエルだから、ですよ~~~♪

メイキング動画も公開中。


    












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Last updated  2006年12月03日 19時49分20秒
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