オリーハウス　　

最近、レオナルド・ディカプリオを見ないな、と思っていましたがココへ来て
二作たて続けで公開されますよね。

この「ディパーテッド」はマーティンスコセッシ監督の作品で、
元は香港映画の「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版なのですね。
インファナル・アフェアは見ていませんでした。

それにしても今回、俳優陣がすごいですね、
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン
この3人の演技は圧巻で、すさまじくリアリティがありました。

個人的にはレオのあの声と発音、しゃべるスピードが好きで好きで
頭の良さが伝わって来るようで、鼻の先や額に声が響くあの声質が好きなんです。
レオはエキセントリックな役だと特に力を発揮するので、
今回のいつ殺されるか分からない緊迫感に満ちた役はすごくはまり役でうまかったです。
（個人的に高学歴の男性というより、実学に満ちた賢い男性に弱いんですよぉ～～（笑）

上の画像でも顔や首の血管が浮き上がってます…
迫真の演技。です。

すごかったのはジャックニコルソンの存在感でした。
この人がこの作品すべてを引き締めてるといっても過言ではないほどの
圧倒的な演技力と存在感。これだけでも見る価値があったと思います。
悪魔的で、少年のようで、甘えん坊で、冷淡で人情味もある…という
不思議な人物です。
ものすごい風貌ですが、「チャイナタウン」などの昔の作品では
アランドロン張りの美男子だったんですよねぇ

マット・デイモンのエグさはここでももちろん光っていて適役という感じ。
この人もコンプレックスでゆがんだ役が多いですが、
一種独特の個性を持ってますよねぇ。

良く見るとレオとマットの顔の作りは結構似ていてビックリ。
印象は全く違いますが。
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「ディパーテッド」はマフィアに潜入した警察の男V.S.警察に潜入したマフィアの男、
のお話。
双方共、それこそ命がけでスパイを働くワケなのですが…
どちらも見つかったら殺されてしまうわけだから作品全体に緊迫感が漂うわけです。
その内、誰が善で誰が悪なのか…本当にわからなくなってきます。
二人の生い立ちも興味深く、ストーリー展開もおもしろく
２時間以上あっという間ですが最後、信じられない展開になり、
ここが賛否両論分かれているようです。

レオのファンとしてはやはり最後は考えてしまいますが
すごく面白いですし、名俳優の演技の素晴らしさを堪能しました。
是非香港オリジナル版も見てみようと思っています。
中にはこのオリジナル版を「ディパーテッド」は越えられなかった
という人さえある作品なようですから。

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インファナルアフェア