オリーハウス　　

看病疲れでとうとう私がダウン…おとといと昨日は起きるのがやっと…
それでもみうのおしっこは比較的安定してきていて、
今日は私が熱がひいて起き上がれるまでになって来ました。

ところが、クロネコみうの容体が突然悪化…
朝7時ごろにすごく苦しそうな咳をしたのです。
そのあと、呼吸が浅く、お腹が呼吸の度にすごく大きく動きます。
午前中様子を見ましたが改善されず、
さらに耳の中を触ってみると体温が下がっています！！！！

午後たまたま忘れ物を取りに帰った旦那さまにお願いして
みうを即刻獣医さんへ。

診察の段になってみうがケージの中でおもらししているのがわかりました。
あぁ、もう意識が朦朧として来たんだぁ…と愕然。
即座に酸素吸入開始。落ち着いたところでレントゲンと超音波を取りました。
結果は心臓肥大でした。
それも肺に水が溜まり始めている肺水種も併発しています。
心臓が弱って血液を良く送れないために体温が下がったのです。
昨日までは何でもなかったし、耳の中も暖かでした…
なぜ？なぜ？という気持ちです。

あまり多い病気ではないそうですがアメリカンショートヘアーなどの種類には
良く出る病気らしく、原因はなくて、体質だそうです。
たいていはぎりぎりまで体が耐えてきていて発症した時は危篤、という
スタイルがこの病気の特徴だそう。

私はみうに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
先生に「飼い主としてもっと早くに発見できるようなサインとかはあったのでしょうか」
と尋ねると、猫がサインを出す事はないに等しいらしく、
ほとんどの場合は見つかるのが困難だそうです。

一歳ぐらいで発病すると危篤とわかった翌日に帰らぬ猫となるそう。
でも老猫だと長い間その病気を自分で抱えながら体が対策を講じているそうで
それに対して免疫のようなものができていて持ちこたえる事もあるそうです。

みうは7歳半。老猫というわけでもなく、微妙な年齢だそうです。

先生が「こういうお話をすると自宅で看取りたい、という方も多いのですが
どうなさいますか？明日亡くなってもおかしくない状況です」との事でした。

今まで、兆候が全く感ぜられず、おもに膀胱結石の事で入退院を繰り返していただけに
あっけに取られたのと同時に、突然死を宣告されたわけで、
あえぐみうを目の前に、突然嗚咽が込み上げて来ました。
「みう、ごめんね、もっと早くにみうちゃんの事、気づいてあげられなくて…」

明日、病院に電話したらもう冷たくなっているのかも知れません。

でもとても自宅に連れ帰る気持ちにはなれません。
連れ帰る、という事はみうが死ぬ、というのを認める事だから。
獣医さんたちはこの病気の事も精通してらしてエキスパート揃い。
「是非病院での処置に賭けてみたいと思います。」と
旦那さまと共々、お願いして帰宅。旦那様は私を自宅まで送って会社に戻りました。
旦那様と「明日冷たくなったみうを引き取ることになっても
最後まで治療をしないで後悔するよりもいいよね」と確認し合いました。
病院を出る前、みうに「必ず帰って来られるからね、元気で帰って来てね、待ってるからね」
と何度も話しかけました。

私は車の中で嗚咽が止まりません…「みうが死んじゃう…みうが…」
情けないですね…旦那様が「人にも猫にも運命があるんだから仕方ないじゃないか、
誰の責任でもないよ。でもあの子は今までも九死に一生という経験をしてきたから
また今度もスーパーな生命力で帰って来るかもしれないよ、今夜ずっと祈ろうよ」
と言ってくれました。


先日からの膀胱結石でのみうの闘病の間に、大阪のお友達のMちゃんから
がんばれ～プレゼントが届きました。
涙で言葉になりません。
本当にありがとうございます。

ただただ、祈るだけです。みうに帰ってきて欲しい。
神様、お願いです。みうを生きて帰して下さい……
情けないブログで皆様、ごめんなさいm(_ _)m