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カテゴリ:ガーデニング
amazonで「鋼典 鋼付ミニ箸付鉈 130mm C-70」という海老鉈を2900円で 購入して使ってみた。自分には全体に小さすぎてうまく使えないことに不満が。 家族も使いにくいと大ブーイング。 キャンプで薪割りすることは無いんだけど庭木を伐採するのに必要なのです。 大は小を兼ねるではないけれど、もう少し大きいのを買えば良かったなと。 もし交換部品があれば柄だけを長くすればいいんじゃないかと。 ダメ元でメーカーさんに電話で相談。 「営業に代わります」と少し待たされたけれど、電話に出て下さった方は 大変親身になってアドバイスを下さいました。 柄を長くしたいという希望を伝えると「当社の刈り込み鋏のものが適合」 という回答でした。 そこまで長くなくてもいいんだけど、と言うと他には合うものが無いそう。 刃の厚さとスリットの長さが他の鉈のものとは違うらしいです。 それを購入することにして営業さんと諸々の手続きを確認。
中一日。 送られて来た新しい柄に早速交換することに。 開封すると結構長めの柄と釘2本、桂というリングが1個。 簡単な説明書が入ってましたけど、これは簡単過ぎました。 新しい柄に釘を打ち込む穴をドリルで開けなければならないので先にマスキングテープを巻きます。 位置決めの線や釘穴を開ける×印を柄に直接書くのはイヤですから。 交換前の柄には釘が2本。ガッツリ食い込んでます。 まずはこれをなんとかして抜かなければなりません。 そこで倉庫を物色すると適当な大きさの釘抜きを発見。 数十年前のもので錆びまくりでしたが、これの先端をグラインダーで 削って先端を尖らせました。 そして釘の頭を露出させるのにグラインダーを使用。 柄の材質が硬すぎるので仕方ないんです。 カッターの刃など問題にならないくらいに硬い。 頭を露出させておいて釘抜きをハンマーで出来るだけ奥まで叩き込んで「グイッ!」 テコの原理で少しずつ抜けて来ます。 まあ簡単には抜けません。 汗だくになりながら何とか2本抜きました。 次に柄から刃を抜くのですが、柄の先端の「桂」という部品が全然抜けない。 もう柄を破壊するしかないと思い電ノコでギリギリまで切断。 再利用することも無いんだから。 ハンマーと貫通ドライバーで叩いて何とか桂を外せました。 これで刃を外して一休み。 冷凍庫にあったガリガリ君を・・・・・ 勝手に食べて家族に怒られた。 あとは新しい柄に刃を取り付けるだけなのですが、これにも難儀。 まずは釘穴の位置決め。 柄の上に刃を置いて穴開けの位置をだいたい把握、鉛筆で仮に印をつけておきます。 刃を仮合わせで位置決めするのですが刃を入れるスリットが狭い。 でも広げて刃がグラつくのは大変困るのでこのまま進行するしかない。 刃に薄くオイルを塗って穴が2個ある「こみ部」を強引に柄に押し込む。 あーー!万力欲しい!!! なかなか入らないけど、入らないと釘穴を開ける場所を決められない。 ハンマーで叩いて叩いてベストな位置に。 穴の位置はクルマ用の白いタッチアップペイントで刃の上下に印を付けてあるので 上下を結んだ線上に、穴開け位置をマスキングテープの上に先細マジックで×印で。 せっかく叩いて入れた刃をまた抜くのが面倒だけど仕方ない。 抜いた状態で印をつけた場所にドリルで穴開け。 反対側に貫通しないようにまずは小さい穴を開けてからまた仮合わせ。 刃を叩き込んで位置に間違いが無いか確認。 穴をフラッシュライトで照らして確認したら全然見えない。 そこで細い針金を穴に差し込んでみたら、感触ではだいたい良い位置でした。 次に釘より少し小さめの穴をドリルで開けてからマスキングテープを剥がして 「こみ部」に「桂」というリングを入れて刃を叩いて叩いて打ち込み。 刃が穴を開けた位置にくると同時くらいに「桂」が柄の先端にガッツリハマりました。 「桂」をハンマーで奥まで叩き込んで最後に釘を2本打ち込んで作業終了です。 汗だくになって1時間以上かかってしまいました。 もうイヤ。 これが柄の交換後。 小さな力で刈り払うことが出来るようになりました。 五十嵐刃物工業株式会社さん、お忙しい中にもかかわらず、こんな素人の無理をお聞き下さいまして 本当にどうもありがとうございました。 心より感謝を申し上げます。 これが現在の最終形。 カラフルなパラコードを巻いてみました。 パラコード レインボーカラー 4mm 5Mほどを使用。 5Mもあれば余るかと思いきや、これが精一杯でした。 しかし、これが家族に大受け。 大ブーイングからの巻き返しが成功です。 でも今度から大ブーイングがあっても黙って耐える事にしたい・・・疲れました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/09/16 08:51:59 PM
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