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カテゴリ:エアガン
以前に入手したライフル用スコープを取り出して久しぶりにイジりました。
昔、中古カメラ店で傷みが激しくて処分するという一眼レフ用のズームレンズを頂いて 分解した経験があるので、部品点数から見れば簡単なのではないかなと、軽い気持ちで。 でも、内部に不活性ガスが封入されてたらマズイので簡易的な清掃にとどめました。 入手時には泥の付着や粘着テープ痕、キズや凹み、塗装の剥がれ等、かなり酷い状態でしたが そのぶん安価だったので、自分で時間と手間をかけて洗浄、パテ盛り、再塗装で見違えるほど 良くなりました。 対物レンズに小さなキズもありましたが撮影するわけでもなくキズで乱反射を起こすほどでも 無かったので気軽に使うには良いものでした。 内部照明も動作しない状態でしたが電池接点を補修してCR2032電池を入れてみると無事に 復活しました。 倍率3-9Xなので遠方でもそれなりに大きく見えます。 各倍率でのピント補正は多少面倒ですが慣れれば簡単です。 レンズ枚数が少ないので倍率変更によるピント移動は当たり前です。 これが何故起きるのかわからない、許せないという人が多いのには困ったものですね。 携帯のカメラなら、とかスマホならピントは常に合っているじゃないかという言い分です。 オートフォーカスのスコープがあるなら探して買ってくれと言いたくなります。 デジタル一眼のズームレンズには10群15枚とか18群22枚、9群25枚というもの凄い数の レンズが複雑に組み合わされていて各倍率でのピント移動を極力抑えています。 それに比べてライフルスコープには多くても10枚程度のレンズしか入っていません。 これで各倍率でのピント移動をゼロになど出来るわけもなく、高級機でも対物レンズ側の 鏡筒を動かして距離に応じて細かく補正するような作りになっています。 ピント調整は接眼レンズ側にあるものが多いですね。 数千円で売られているトイガン用のスコープに文句を付ける人をショップで見かけましたが 店主もお困りだったようなので上記の説明をしてあげたこともあります。 軍用の液晶画面で照準するような、数十~数百万円はかかりそうな機能を数千円でって(笑) ボヤキでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/02/21 05:43:46 AM
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