衝動買いなんてしません
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先ほど、壊れた万年筆の修理ログを書いたついでに webを見ていたら Pelikan スーベレーンM400の ブラウン・トータス軸 が復活したことを知りました。 これはニュースです 前回、突然の復活発売したときには あっという間に売れてなくなってしまいました。 今回も3,000本なので人気のニブは品薄でしょうか。 (私見ですが、人気あっても EFはよしてFにした方が書き味がいいです) 欲しい・・・。 実に欲しいです トータスシェル自体は1931年の100シリーズからあり、 その後マザーオブパールや金メッキ、マーブル、 リザードといった装飾性を上げ、 1938年の101Nでブラウン・トータスが デビューしました。 その後も400→400N→400NNと ブラウン・トータスは断片的に作られてきました。 2000年に入って生産中止になった代わりに、 ボルドーやトータスシェルの縞が標準色に なったり、紆余曲折がありましたが、 Pelikanの良いところは、必ず伝統的な 縞を再発売する ところですかね。(出すと売れるから?) 経営自体はマレーシアのGoodace という会社が1996年にPelikan株式の 70%を取得して、事実上経営しているようです。 ただ、筆記具の本部機構は あくまで従来通り独ハノーファーであり、 Pelikanの本社はスイスのフォイジスベルク である、とのことで三か所に経営機構が 分かれているのでしょうか。 そんな散在したなか、 協調的な意思決定がなされるとは思えず、 マレーシアのお偉いさんが いつ伝統的な万年筆を方針転換するか ドキドキものです ならば、いっそのこと今が最後のチャンス と考えるべきではなかろうか・・・。 しかし、万年筆を使用ベースで保有できるのは 3本が限界だと思います。 それ以上になると、 ニブが自分に馴染んでくるまで書き込めませんし、 観賞用になってしまうと意味が無いように 自分は思います。 使って初めて用の美が得られるものだと 考えています。 茶縞に限らずトータス軸の良いところは、 蛍光灯の下で使っていても、 白熱灯の下で使っていても、 屋外で使っていても、 いつみても美しい点にあります。 今の時代、一日も早くオールLED化をしろ、 白熱灯の生産量は国に報告なさい、 などと政府に言われてしまう時代ですが、 個人的には 白熱灯の下で筆記するときが一番落ち着きます。 衝動買いするほどの値崩れは、 決してしないだろうけど、 後から後悔しても、 「ほぼ新品」というのが市場に 20,000円程度で出回るのは間違いないので 慌てず考えます。 買っておいてインクを一度も入れず、 子供が大きくなったらあげるように 完全な状態で保管する、という手もありです。 さて、どういたしましょう ペンハウスは出荷前に検品しているので 常に安定感があります。 自分も過去、二回購入していますが、 全く問題なく使えています。 (尻軸抜けなどの仕方がない経年劣化はあります)
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