|
カテゴリ:筆記用具
インク吸入式の万年筆にインクを吸入をするとき、
インク瓶の底にニブが当たるのは ニブにダメージが及ぶため、 何があっても避けないといけません。 正しいインク吸入は、ペン先を漬けるのではなく、 首軸までどっぷり漬けこんで吸い上げる のが基本です。 そうしないとフル容量吸い上げられません。 その為、インク瓶にはインクを吸いやすいように くぼんでいたりと工夫が施されています。 (写真はモンブラン のインクボトル(旧)) こちらのインクボトルは、サイドが斜めに なっているのでインクが減ったら サイドを底にして倒立させます。 (写真はペリカンのインク ボトル ) しかし、インクが減るにつれて 瓶の性能をフルに活用しても、 首軸までインクに漬けると ニブが底付きしそうで怖い思いをします。 インク吸入式万年筆ユーザあるあるです。 定期的にインクを買って、 常にインク瓶を満タンにしておく方法もありますが、 自分のおススメは ニブに優しいプラ容器にインクを詰め替える、 です。 実にシンプルでありきたりな話です(笑) 容器選びの際は、 ペン先と首軸の直径に近いサイズの円筒形プラ容器 を選びます。 ↓自分が使っているのは、このようなものです。 (キャップは開けずにねじで外します) 容器は満タンに入れても12.5mLなので インク瓶62.5mLを6-7回ほどに分けて 補給すればよいわけです。 この容器は仕事で海外に行くときに 持ち運ぶ際も重宝しています。 飛行機内に持ち込める液体は100mL以下 ですが、62.5mLあたりになると 空港の保安検査場で検査官によっては 「ノーリキッド!」 と言われ、取り上げられたりすることが あります。 (本当は100mLまでOKのはずなのに、 疑わしきは除去されてしまう) このサイズは何かとちょうど良いです。 ただ、自分が知る限り、 ドイツでは日本で発売されていない 30mLなるサイズ(1液量オンス)のインク瓶が 街の文房具屋で売られてます。 キャップは62.5mL.のボトルと共通部品です。 この30mL瓶は、 これまで一度も国際線のセキュリティで 捕まったことが無いです。 ドイツで仕事のときは手ぶらで行って、 インク切れしたら現地調達し、 余りは持ち帰ってきています。 62.5mLサイズ↓ロイヤルブルーが無難におススメです。 ペリカン ボトルインク 4001/76 62.5ml【万年筆 インク】【Pelikan】【 プレゼント ギフト 】【万年筆・ボールペンのペンハウス】 (1000) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.11.17 22:47:42
コメント(0) | コメントを書く
[筆記用具] カテゴリの最新記事
|
|