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カテゴリ:生活用品
スマホの充電器やモバイルバッテリーは
性能が良いものがすぐ出回り、 それまでの定番品はあっという間に 陳腐化します そのため、何度か買いなおして満足のいくものを 探し当ててきましたが、 どれも感覚的なものや購入時の触れ込みを 盲目的に信じただけで 数値データによる検証はしたことが無いです 外部計測機器などでちゃんと計るのがベスト ですが、そのような装置は自宅に無いので andoroidのアプリ”Ampere"を使って 計測してみます これで自分が「今、これがベスト」と辿り着いた ものが本当にそうなのか、知れます 【調査対象のACアダプタ】 いつもは3タイプ使っています。 (1)ELECOM MPA-ACUCN (2)SONY純正 EP880 (3)iPhone純正 A1385 【調査対象のモバイルバッテリー】 3タイプですが、歴代買い換えてきているので、 現在はcheeroのダンボーしか使っていません。 今ではずいぶん貧弱ですが、スマホを初めて 持ち始めた2010年ごろはこれでも大容量な モバイルバッテリーでした。 (1)オズマ(1400mAh) 83gと、とにかく軽いです 続いて、大定番とされていた SANYOのeneloopですね 松下に吸収されて、このような姿になりました。 (2)Panasonic QE-QL201(5400mAh) いまではQE-AL201(5000mAh)が後継機になりました。 今はこれを使っています。 (3)cheero Power Plus 3 ダンボー(13400mAh) iPhoneとダブルで充電しても、 一日で使いきれない大容量です GPSとポケットWi-Fiの2台を同時に多用する 海外で大活躍しています 【調査対象のUSBケーブル】 (1)SONY ソニー純正 EC803(100cm) フラットケーブルで絡まないという事と 2Aに耐えられるとの謳い文句の 割に785円だったので、 anTという知らないメーカでしたが、 購入しました。 (2)anT 2A対応フラットケーブル(110cm) しかし、このケーブルはマイクロUSB側が ちょっと緩くてグラグラするのが難点です 今、webを探しても類似品すら出てきません・・・ そこで、有名どころのメーカ品で かつ耐久性も含めて、もっとしっかりしていて、 凄そうなケーブルを選びました (3)ELECOM 2A対応 高耐久メッシュ(120cm) このケーブルに辿り着いて、 自分としては、納得のいく性能だったため、 いったんケーブル探しの旅は終わりました。 番外編ですが、 (4)cheero付属ケーブル(70cm)です これらの組み合わせを全部計測すると、 凄く時間がかかってしまうので まず、どのケーブルが一番高性能か調べ、 一番性能のいいケーブルを使って、 充電器、モバイルバッテリーの検証をします。 【計測アプリのインストール】 GooglePlayStoreから ”Ampere”をインストールします。 特に気になるアクセス権限は要求されません。 (アプリ内購入くらい←有償版への移行) 「充電中画面」 「放電中画面」 これは充電中の時と別のレイアウトを選んでいます。 (画面のレイアウトは5タイプから選べます。) 右上の歯車マークで設定画面に移行します。 「拡張計測」の”放電中のときも計測を試みます” にレ点を入れると、ちょっと便利に思います。 例えば、気づかないうちに常駐している バックグラウンド・タスク/スレッドなどの存在に 気づけます。 (今回の計測とは関係ないですが) ちなみに、有償版に移行せずとも、 「Widget text size」を最大値にすると、 放電中 29.5℃が読み取れます 最小値ですと、全然見えません。 脱線してしまいました。 余談でした。 【ケーブルの選別】 Ant 2A対応ケーブルを計測してみます、 DCのソース電源はELECOMの2A出力アダプタです。 ▼実測 940mA - 1,180mA 次はELECOMの2A対応高耐久メッシュケーブルです。 ▼実測 1,020mA - 1,220mA SONY純正ケーブルです。 ▼実測 920mA - 1,150mA 参考までにcheero付属ケーブル ▼実測 770mA - 1,180mA 【ケーブル計測結果】 ELECOM 2A高耐久メッシュが最も優れていました。 ケーブルは丸めた状態より、まっすぐ伸ばしたが方が 最大電流値が増えます。 線間容量うんぬん・・・とかの関係でしょうか。 充電するときは意識すると良いと思います。 なお、このELECOMのケーブルは、 色々試して、最後に買ったケーブルです それでは、このケーブルを使って、 各種アダプタやモバイルバッテリーの検証をします。 【実際の充電を計測】 1)「ELECOMアダプタ」 ▼実測 1,020mA - 1,220mA ※先ほどのケーブル選定時に計測済み 2)「iPhone純正」 ▼実測 900mA - 1,040mA 3-1)「cheero Power Plus3」(SW寄りポート) ▼実測 970mA - 1,210mA 3-2)「cheero Power Plus3」(SW反対側ポート) ▼実測 1,050mA - 1,210mA 3-3)「cheero Power Plus3」(SW寄りポート)+iPhone充電 ▼実測 930mA - 1,190mA 4-1)「Panasonic QE-QL201」(上側) ▼実測 850mA - 1,020mA 4-2)「Panasonic QE-QL201」(下側) ▼実測 900mA - 970mA 4-3)「Panasonic QE-QL201」(下側)+iPhone充電 ▼実測 530mA - 710mA 5)「オズマ」 ▼実測 490mA - 720mA 6)「SONY純正」 ▼実測 660mA - 790mA 7)「SONY純正」+「SONY純正ケーブル」 ※参考値 ▼実測 850mA - 1000mA 【結果 まとめ】 ACアダプターで充電するなら、 アダプター :「ELECOM MPA-ACUCN」 USBケーブル:「ELECOM 2A対応高耐久メッシュ」 ※ACアダプタの特徴ですが、 出力の電流値がピーク値の80%-90%を揺らぎます。 ソースのACから影響を受けるのでしょうか。 モバイルバッテリーで充電するなら、 モバイルバッテリー:「cheero Power Plus3」 USBケーブル :「ELECOM 2A対応高耐久メッシュ」 ※揺らぎはほぼ無く、ピーク値の95%程度で 充電できます。2台同時でも最高に安定しています 結果的に、感覚的に辿り着いた自分なりのベストは、 そんなに外していなかったことが分かり、 良かったです モバイルバッテリーは信頼性で選ぶべきです。 中華製ノーブランド品は本当に怖いです。 モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000 (10000mAh 世界最小最軽量* 大容量 コンパクト モバイルバッテリー) iPhone / iPad / Xperia / Android各種スマホ対応 【急速充電技術PowerIQ搭載 / PSE認証済】2.4A出力 充電器 最終兵器です。 十分実用に耐えられる性能です。 リュックに乗せて歩いてつかったり、 窓際に置いておけば、曇りの日でも かなり充電できます。 【楽天1位獲得】20000mAh ソーラー充電器 4枚ソーラーパネル付き モバイルバッテリー 大容量 iphone LEDライト付き スマートフォン qi ワイヤレス充電 携帯充電器 急速充電 ソーラーチャージャー 薄型 電池残量表示 耐衝撃 機内持込 iPhone/Android/Galaxy対応 *** なお、バッテリーが膨らんできたり、ヘタってきたら トラブルが続出したり、ここぞというときに写真が 撮れなかったりと、ろくなことがないので いっそ交換するのも手段の一つです。 Xperia J1 compactのバッテリー交換方法を 以前書きましたので、リンクします。 (過去ブログ)Xperia J1 Compactバッテリー交換詳説 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020.05.02 15:05:44
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