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テーマ:ヨーロッパ旅行(4254)
カテゴリ:旅
先日に引き続き、スイス旅の画像整理を兼ねて
記録化します。 首都ベルンで味わいのある牧歌的な旧市街地を 散歩するプランです。 偶然だったのですが、ツールドスイスの最終日を 目の前で観戦できたり、 なかなか見どころ満載でした。 正確には旅では無く、単に「仕事」でベルンへ 行ったときの話です・・・。 もう2年も経ってしまいました。 いつもはGenevaなのでベルンは珍しくて、 新しい都市はちょっと嬉しかったので、 ”地球の歩き方”をちゃっかり読んでから 街中を周りました。 仕事の合間なので時間にして、 だいたい2時間程度でした。 (堪能するには足りないと思います) なお、ベルンまでは鉄道で ジュネーブ → ベルンという ありきたりな経路で行きました。 両方とも大きな都市なので 直行便の列車も多く、簡単に行けます。 たまにヌーシャテルで乗り換え、という パターンもありますが、いずれにしても 電車で2時間弱かかるのでけっこう遠いです。 自分はトイレが近い弱点を持っているので Genevaオフィスを出るとき、 すごくしっかりトイレを済ませました この辺りの駅は有料トイレが多いのでコインを 持ち歩くようにした方が良いです。 1.5CHFから2CHF程度取られます。 列車は駅でチケットを買うときに駅の時刻表や 案内表示などで調べてもいいですが、 窓口付近にタイムスケジュールが置いてあるので その冊子を持って行くのが良いと思います。 スマホがあれば、何もいらないという気も しますが、ペラペラめくる冊子は何かと便利です。 表紙はこのような佇まいで、かごにたくさん 入っています。 小さいサイズもあるのですが、見にくいので 大きい方が良いかな、と。 表紙の男女は果たして必要なのでしょうか・・・ 表紙をめくると路線図が載っています 土地勘が無いと、地味に便利だと思います。 時刻表の見方は、都市名が分かれば難しくないです。 上にICとかIRとありますが、これらは 列車の種類です。 ICやIRの方が、字の雰囲気で既に速そう ですが、その通り速いです。 (特急や急行のイメージです) ※ただし、朝方のIRは停車駅が凄く多いです。 REは各駅停車なのでとても遅いです。 自分は各駅停車でのんびり行くのも好きです 最後のページに凡例が載っています。 なお、時刻表や乗り換え、運賃はwebでも調べられ、 けっこう便利に使えます。 RAIL EUROPA日本語ページ(公式) 今、調べると片道6,500円ですね(2等車) さて、冒頭にも書きましたが、ベルンの旧市街地は、 2時間もあれば、取りあえずはひとまわりできます。 但し、大聖堂をじっくり見る、というような プランは入っていません。 歩くだけです・・ 所詮、仕事の合間だったので・・・・・・ ドイツなどもそうですが、旧市街地はどこも こじんまりとしていて、楽しいです 特にベルンは分かりやすくて、 三方をアーレ川という河川に囲まれ、 旧市街地が展開されています。 GoogleMap ベルン大聖堂と旧市街地 ※なぜかGoogleMapのストリートビューは ベルン旧市街地を全然網羅していません。 旧市街地の中心部は小高くなっていて、 ベルン大聖堂と公園があります。 ベルン中央駅から歩いて10分程度と近いですし、 途中経路は旧市街地ながらの石造りで、 どこを見ても中世の雰囲気が味わえます。 それでいてスーパーマーケットのCOOPや ミグロがあって、便利です 路面電車が旧市街地を走るアンマッチな姿も面白く、 賑やかで楽しい街です。 なお、旧市街地は雰囲気だけでも良いですが、 じっくりと街のつくりや調度品など見ていくと、 歴史を感じることができ、とっても面白いです ベルン駅を出ると、周りは歴史的建造物だらけです。 見渡す限り・・・というほど見事な建造物ですね。 大きな大きなガラス屋根の下を左手に歩くと 旧市街地のメインストリートです。 質実剛健な街並みです。 スイスの国旗と州旗が掲げられており、 賑やかです。 自動車は走りませんが、真ん中にトラムが 走りますので歩くときは注意が必要です。 奥の方に牢獄塔が見えます。 1250年にベルン西側の門として建てられ、 17世紀中盤に立て直したのちは、女性専用の 牢獄として1897年まで使われました。 この牢獄塔のアーチをトラムがくぐる のですが、なにか不思議な構図でした ちなみにこの牢獄塔のすぐ先に スーパーマーケットMigrosが左手にあり、 その先にCOOPもあります。 トイレや水の補給にどうぞ。 そのまま歩みを進めますと・・・ 大聖堂の先っぽが見えてきました。 、 実際は、大聖堂はまだここからは離れていて、 先に時計塔があります。 時計塔です。 450Kgの石が自重で降りていく力で 歯車を回し、28時間のあいだ時を刻むこと ができる仕組みです。 1405年ごろに作られてから、いまだ現役で 稼動しています。 裏側に回りますと、三針時計の下に 天文時計があり、その右側に からくり人形がいます。 この後は、旧市街地のアーケードを 歩き続け、街の東に辿り着きます。 アーレ川に囲まれているので東の端は 「ニーデック橋」という橋になります。 かなり高低差のある街並みなので眼下に 見るベルン旧市街地の街並みは、 とても綺麗で中世のようでした この後は、来た道を一部引き返し、 大聖堂に向かいます。 ゴシック様式の聖堂で、 1421年に建築工事が始まり、 なんと完成は1893年です 高さ100mを超えるこの聖堂は、 スイスで一番の高さを誇る大聖堂です。 中に入るだけなら無料です。 自分はちょっと入って、ステンドグラスなどの 凄さにため息をついて出てきました。 5CHFでエレベータに乗って上まで行けるので 最高の景色が見られるそうです たぶんですが・・・ 絶対に上まで行った方が良い と思います。 自分は行けなくて、残念でなりません。 ここからは、ちょっとマニアックな道のり になります。 偶然発見して、何気なく降りてみたら道が 繋がっていただけなのですが、 なにやら不思議な道でした。 ”フリックトレッペ(Fricktreppe)” GoogleMap frick-trepee treppeはドイツ語で”階段”の意味です。 確かに長い階段でした。 怖いようなことは無いですが、 なんだか不思議です。 また行きたいです。 ここを下りきると、河川敷の旧市街地 になります。 丘の上より、ぐっと牧歌的な雰囲気になります。 庭先にいた人と ”Hi"とあいさつを交わしたり、 けっこうフレンドリーです。 この建物は、山岳地帯をほうふつとさせる 出で立ちです。 そうしているうちに、先ほどのニーデック橋の 足元に辿り着きました。 やはりけっこう高いです。 そして、ここにも・・・ ”ニーデッグトレッペ (Nydeggtreppe)” です 何かと不思議尽くしですが、冷静に考えてみると、 この付近には、丘の上に上がるための 大きな陸路がありません。 河川敷であるため、外敵が川から来た場合に備えて、 大きな陸路を無くし、ちょっと不便なtreppeに したのかもしれません。 河川敷には降りられませんが、目前までは行けます。 ・・・と、ここで大きな車のクラクション音 がしました。 さきほどから、どこかでずいぶんクラクションを 鳴らしているな、とは思っていたのですが、 何やら見たことも無いような車が走ってきました ツールドスイスのスポンサーカーです。 ローザンヌにあるvaudoiseという会社で オフィシャルスポンサーのようです。 この車ですが、どうやら ”ツールドスイスのレースが始まるよ” というアナウンスをして周っているようです。 そのついでに、お菓子やら何やらを配るようで、 自分もいくつかの車からもらいました チーズメーカのノート・・? このスポンサーカーが行ってから15分も しないうちに、にわかに騒がしくなって きました 沿道には応援する人が集まってきて、 自分も一緒に応援に参加したところ、 もの凄い勢いでロードレーサーが 走ってきました。 それも1台や2台では無く、何10台も 連なって、コーナリングしていきます。 石畳をコーナリングするのは難しそうです。 凄いです、この迫力には驚きました また、各々のサポートカーが後ろから ぴったり貼りついて走り抜けていきます。 そうしているうちに、目の前で ポーランドのCCCというチームの選手が 接触、転倒事故を起こしてしまいました 幸い本人にけがはなさそうで、ロードレーサーも 後ろから来ているサポートカーが即座に 交換して戦線復帰しました。 良かったです 無事でよかったのと、対応の早さに 居合わせた一同で大拍手をしました この後は、坂を上って旧市街地の裏道を 気ままに歩き、大聖堂付近に向かい、 帰路につきます。 ここで気づいたのですが、他の旧市街地では 見たことが無いとても変わった建造物? に出くわしました。 普通の店先に、何やらドアのようなものが 斜めに立っています。 ドアにしても、大変低い位置にあり、 どうやって入るのか? そもそも開くのか? ・・・分かりません。 試しに引っ張ってみましたが、開きませんでした。 この日の昼間は、これが何なのか分からず じまいでしたが、仕事が終わってから 再訪したところ、 ドアが開いていました どうやら地下にお店を構えていて、 そこへ繋がる階段だったようです。 ずいぶん思わせぶりな出で立ちでした・・・ ベルンは小さな造形物や大きな建造物、 どれを見ても中世に思いを馳せるような ものばかりで、この都市に来られてとても 良かったと思いました スイスに行く際は、山も良いですが 旧市街地も十分見ごたえがあります 街全体が旧市街地で形成されている都市は スイスでは初めてでしたので、短い時間 とはいえ、凄く楽しかったです。 [スイスお土産] チョコレートフォンデュ マグカップ 【あす楽対応】 (スイス お土産 土産 みやげ おみやげ 家庭用品 食器 海外土産) ミルク缶の出来が良い、と職場のお土産に 人気でした。 【スイス お土産】スイス ミルク缶チョコ|チョコレート ヨーロッパ 食品 スイス土産 おみやげ お菓子 ↓楽天カード決済で6%ポイントが付きますので 自分は海外宿泊は基本的に楽天です。 プランも安定していてミスも無いので安心です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.11.16 23:46:45
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