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台北　日本人におすすめ永康街の名店と中正紀念堂(KAWSに遭遇!)に近いHOTEL73

テーマ：オール台湾！(1574)

カテゴリ：旅

台北に仕事で年に12～15回ほど行きます。

仕事なので、遠出の観光は出来ませんが、

ホテルは自由に選べます。

今回は台北MRTのレッドライン、

オレンジライン「東門駅」そばのホテル

『HOTEL73』にしました。

永康街、中正紀念堂まで歩いて5分程度の

距離にあり、仕事帰りにちょっと寄ると

気分転換になるかな・・という考えです

東門の周辺は、他の台北の街よりごみごみして

おらず、お店も屋台形式では無いので、

店内でゆっくり飲食をすることができます。

その分、値段はちょっと高めで約1.5倍程と

考えるとだいたいあってると思います。

仕事の関係で泊まったホテルでしたが、

これは観光旅行で使っても、凄く便利で

良いホテルだなと思いましたので、

そばの名所などと合わせてご紹介します。

自分も観光旅行で来たいです。

中正紀念堂の見どころ

ちょうど中正紀念堂ではアメリカの

ストリート系アーティスト

KAWSのコラボが行われていました。

初台湾上陸のようで、大盛り上がりをして

いました。(～2019/1/27)

全長36メートルです、驚異的な大きさでした。

どう見てもミッキーマウスがベースに

なっていますが、”コンパニオン”という

名前が与えられています。

KAWSはこういう類が得意で、

ミッキー以外にもミッフィーや

ミシュランタイヤのビヴァンダム、

セサミストリーにスヌーピーなどなど

モチーフにしています

敷地のマップはこちらです。

左下の赤いマークが現在位置となって

いますが、ここはMRTの中正紀念堂駅

5番出口を出た所です。

ここから民主広場→民主大道を通って

中正紀念堂にアクセスすると、

ほぼすべての要素が楽しめると思います。

仕事帰りに歩くだけで気持ちがリフレッシュ

できるおすすめルートです

ちなみにホテル73は右上の角から出て、

歩いて3分ほどです。

なお、中に入れる時間は

9:00～18:00です。

仕事がよほど早く終わらないと、

平日は入れません・・。

民主大道から見る中正紀念堂は、

実に雄大です。

これは是非見てください

イベントをやっていなければ、平日は

そんなに混みません。(広いので

)

もちろん中にも入れます。

一階はお土産屋、アートの展示などで

賑わっています。

また、10:00～一時間に一度行われる、

儀仗(ぎじょう)隊の交代が有名です。

靴のかかとに金属が付いているのか、

足踏みするたびに金属音がします。

格好いいですね

二階には蒋介石がいます。

天井には鮮やかな青天白日が精緻に

描かれており、美しいです。

中華民国の国徽と同じに見えますが、

台湾人に聞くと「実際は別物だよ」との

ことです。

中華民国の国徽より国民党の党徽は

大きく、12本の光芒が端まで達している

点が大きく違うとのことです。

中正紀念堂から見て、右側が国家音楽庁

左側は国家戯劇院です。

国家戯劇院の周りでは若者がダンスの

練習を熱心に行う姿が良く見られます。

また、座ってお弁当を食べる人や

犬の散歩をする人、寝転がる人、

歌う人・・・

とにかく自由な場所です。

人に迷惑をかけなければ、

自由にやってOKという台湾人の

姿が見てとれます。

ひと目を気にしがちな日本人から

すると、こういう雰囲気の場所も

なかなかいいです

なお、緑豊かな庭園が併設されており、

梅が咲きそうでした。

また、運が良いとリスに会えます。

パンとかをちぎってあげると、

受け取ってくれるので、かなり人間に

なついています

栄養が良いのか、ずいぶん大型でした。

夕暮れ時に訪れると、厳かで端正な

姿が見られます。

昼間の明るいさまも良いですが、

こうして一日が終わっていくのを

眺めるのも良いです。

※現在、古跡の補修工事をしています。

（～2019/3/15まで）

中正紀念堂に向かって右側の階段は

登れません。

永康街の見どころ

台北のほとんどの夜市に行きましたが、

この永康街はずいぶん上品です。

夜市では無いので、もちろん昼間から

やっています。

(ほとんどのお店は11:00～)

MRT東門駅の5番出口(上り下りともに

エスカレータ)を出て、まっすぐ歩くと

「鼎泰豊(ディンタイフォン)」

の本店がすぐあります。

自分のおすすめポイントを

「あ」～「き」で追記した地図を

貼ります。

ディンタイフォンは「あ」の部分です。

ディンタイフォンがあるためか、

日本人率がとても高いです。

(ディンタイフォンは日本に20店舗も

ありますが・・・)

営業時間は平日10:00～(休祝日9:00～)

やっています。

昼を過ぎると平日でもとんでもなく混雑

して、80分待ちなどになることもあるので、

どうしても着いてすぐに食べたい場合、

10:00～11:00の間に行くのが良いです。

まず、お店に着いたら入り口で整理券を

もらいます。

そして、頭上にある赤いLEDの待ち時間を

記憶してください

なお、整理券はwebで確認できます。

(詳細までは出ませんので数字と整理券

を取得した時の待ち時間から推測です)

店を選ぶ際、本店は「信義店」です。

「査　詢」を押すと最新情報が出ます。

ディンタイフォンの待ち時間確認(公式HP)

裏を返しますと、整理券制度なので、

券をもらったら、お店のガラスに貼って

あるメニューを取り敢えず選んで、

あとは周辺を散策して待っていれば良い

ということでもあります

ディンタイフォンは世界11か国以上に

展開しており、そのサービス性の高さも

大きく評価されています

若手社員も多いのですが、気持ちの良い

接客と多言語の能力が凄いです。

特に本店は日本人率が50%とも言われており、

日本語はほぼ100%通じます

もちろんメニューも日本語で詳説して

あります。

ただ、お値段がちょっとお高いです・・・。

餃子に関して比較してみますと、現地民が

ささっと晩ご飯を済ます路面店で

食べる餃子の4倍ほどします。

(自分が良く行く路面店は餃子が

一個5元=約18円です)

ただ、ちょっとお高いというだけで、

日本の中華街で食べるようなとんでもない

値段では無いです

大人2人で、小籠包を3種類、チャーハンや

麺類と副菜を頼んでも1,000元(3,550円)

程度です。

ただ、こういった有名店はサービス料を

10%とるため、合計1,100元です。

本店はなぜかクレジットカードが使えず

キャッシュオンリーですのでご注意です

(101のディンタイフォンは使えました)

なお、小籠包は高級品扱いなので、

そこらの路面店には置いてません。

ちなみに、台湾人に聞いてもディンタイフォン

は「美味しい」と言いますが、小籠包を

食べる習慣は余り無いと聞きます。

元々、ディンタイフォンは上海料理のお店

というのがあるのかもしれません。

台湾人に、それではディンタイフォンで

一番美味しいのは？を聞くと

「肉チャーハン」(180元)とのことでした。

仕事帰りにテイクアウトで買って帰るよ

と言っていました。

また、牛肉麺などは他の老店に比べると、

むしろ安かったりします

もちろん日本のディンタイフォンで

食べるより断然安いですし、さすが本店！

という事もあるとは思うので、

楽しい旅行で来たなら、是非寄ってみて

損は無いです

続いてのおすすめは

「天津蔥抓餅」

「い」の部分です。

ネギが生地に練りこまれ、お餅のような

食感としっかりした歯ごたえが人気の

いわゆるB級グルメです。

チジミに似ているという人もいますが、

それよりずいぶんもっちりしています。

テイクアウトのみの街頭販売です。

ここは何故か長蛇の列ができます・・・。

ちょっと通りすがりにササっと買って、

歩きながら食べて小腹を満たすような

お店だと思います。

休日の昼間は40人の行列が出来たり

します

原味は何にも挟まない生地だけの

状態です。(注文後、何かを挟む手間が

無いので、すぐ手渡されます)

これでも十分ですが、もしせっかく

並んで食べるのなら、チーズ入りは

セブンイレブンのブリトーみたいで

美味しいです

メニューの写真が無いので、先ほどの

画像を拡大して貼ります

1.原味(25元)

　生地だけです。

　おやつ代わりにちょうど良いです。

2.加鶏蛋(30元)

　鶏卵入りです。

3.九層塔加蛋(35元)

　台湾バジル(九層塔)が入っており、

　八角に似ているので、苦手な人は

　避けた方が良いです。

4.火腿加蛋(40元)

　ハム(火腿)と鶏卵です。

5.起司加蛋(40元)

　チーズ(起司)と鶏卵が入っており、

　自分は好みです。

6.總匯(50元)

　全部入りです。台湾バジルも入って

　しまいます。

7.玉米(40元)

　トウモロコシ入りです。

8.玉米加蛋(50元)

　トウモロコシに鶏卵が入ります。

といったラインナップです。

個人的には、トマトなどを挟んだら

美味しいだろうなあと思います。

行列の進みが悪いので、自分は10人並んで

いたら、諦めてしまいます。

夜になってくると空くことが多いですね。

原味は一度焼き上がったストック品を

そのまま手渡されるので、

ちょっと冷め気味の時があります

生地が幾重にもなっています。

ヘラで叩いて空気を入れながら積層

するようです。

「台湾一品拉面与刀削面」

「う」の部分です。

数年前までは一品山西刀削麺之家と

看板に書かれていました。

トマト牛肉麺と刀削麺がウリです。

自分はこのお店がけっこう好きです

異常に混まないこと、お値段が現地価格

であること（その為、台湾人が多い）、

味が優しいこと、です。

注文は簡単で、メニューに直接、赤鉛筆で

チェックを入れます。

レ点でも×印でも丸でも大丈夫です。

蕃茄(トマト)牛肉麺の肉ありを

刀削麺で食べることが多いですが、

お腹の調子が悪いときなどは、

肉無しのトマト麺にします。

見て、想像がつくと思いますが、

トマトが半生(?)で浮いています。

素材の味がかなり残った状態で、

コクは少なめです。

またスープも脂ぎっておらず、

青菜もそれなりに入っています。

とってもさっぱりしており、トマトの

酸味もちょうどよく、爽やかな麺

なのです

冒頭で異常に混まないとは言いましたが、

お客さんはかなり入っています。

ただ、現地人が多く回転が速いので、

大して待たずに食べられます。

(場合によっては相席になります)

「老張牛肉麺」

「お」の部分です。

四川料理がルーツにあるらしく

”川味”老張牛肉麵とも呼ばれています。

創業61年目の老店です。

しかし、そんなには混みません。

おススメは辣味牛肉麵ですが、

そんなに辛く無いです。

(というかまったく辛くないです・・)

麺はストレート中太麺で思いの外

コシがあり、細いうどんのようにも

見えます。

台北でそれなりの店構えの麺屋さん

にありがちなタイプです。

ただ、決定的に違うのは、牛肉です。

非常に大きく、しっかり煮込まれ

柔らかいのですが、食べ応えがあって

美味しいです

小サイズは220元でしたが、肉が大量に

入っており、お腹いっぱいでした。

この値段については牛肉麺では高めな

設定です。

台北駅の地下街でも170元程度で

食べられます。

その為、高いかも・・と意見が分かれる

ところですが、この肉を見ると一概に

外国人向け価格、という訳だけでは

無いように思います。

※自分は台湾語が苦手で、見間違いかも

　しれないのですが、写真禁止とか

　談笑も控えて、みたいな漢字が入り口に

　書かれていたように見えたので、

　店内の画像は無しです・・・。

「永康牛肉麺」

「き」の部分です。

恐らく永康街ではディンタイフォンより

並ぶ店です。(整理券が無いので)

休日の昼時は、50人近く並びます。

↓左から右に向かって並び、右手奥で

左に折り返しています。

これも休日ですが、店の右手にひたすら

伸びるタイプで行列が出来ていました。

もちろん、自分はこんなに長時間

ひとりぼっちで並べないので

(つまらないですから)、空いている

平日の夜に行きます。

それでも満席で数人は並んでいますが、

これくらいなら5分もすれば入れます。

無事に5分で入れて、食べられました。

もちろん相席です。

このとき相席したのは、台湾人の

親子でしたが、娘さんが大学生で

英語が喋れたので、色々な話を

しながら食べました

とにかく日本が好きで、今まで7回も

行ったとか、札幌が寒すぎて、

凄く気に入った！なんて話をしたり、

日本に対する興味は尽きない様で、

食べ終わるまでずっと質問は

続きました

どうやら春節前でも、大学生は

とっくに休暇に入っているようです。

自分が「紅焼牛肉麺」(小：240元)を

写真に撮っていたら、

「私たちのも撮る？こっちは”大”よ」と。

こちらが大サイズです。(270元)

この親子は2人でひとつの大を

取り分けるとのことです。

そして、ついでに「私たちも撮って！」

とのご要望で、撮りました

連絡先も聞かなかったので、画像データを

お渡ししようも無いです・・・。

良く見るとお母さんが左手でピースして

います

なお、テーブルにあった酸菜を美味しい

からと自分の丼に入れてくれたのですが、

食べてみると、塩っ辛いです。

”プリティ　ソルティ

だよ”

と伝えたら、その子も自分で食べてみて、

確かに塩っ辛いと分かったようで、

すぐお店の人を呼んで、スープを足すよう

お願いして、薄めてくれました

やはり現地語が堪能だと自由度が半端無く

高いです

それにしても、明るい親子さんでした。

おかげで楽しい晩御飯になりました

様々な国の人たちと「仕事」で

接しますが、仕事以外の普通の話を

する方がやっぱり楽しいです。

「MaMa手創精品」

「え」の部分です。

ここから食事処では無く、ちょっと

見て周ると面白いお店を紹介します。

特に傘のラインナップが豊富で、

折り畳みが多いですが、

1タッチの折り畳み傘もあります。

jump from paperのグッズが多く

揃っています。

見れば見るほど、二次元です。

なんて不思議なんでしょう

「永業書店」

「か」の部分です。

最後は文房具屋さんです。

自分は文房具が好きです

台湾はびっくりするほど日本からの

ガチャガチャが大量に設置されて

いますが、これは昭和の時代のですね。

凄く懐かしいです・・・

地元の人で賑わっています。

やはり子供や若者が多いです。

日本の地図も並んでいます。

万年筆はLAMY、プラチナが

ショーケースに入っていました。

実は地下があります。

こちらも昭和のおもちゃ屋さんな

雰囲気で、なんとも懐かしい香り

が漂います。

日本のキャラクターが多いです。

箱の色が変わってしまった

プラモの箱です

思いもよらず実に懐かしいものが

みられました。

自分も泊まったのですが、

永康街や中正紀念堂へ行くのに

便利なホテルをご紹介します。

『HOTEL　73』

です。

場所は以下です。

MRTの東門駅からですと、地下道が

あるので信号待ちも無く、3分ほど

で着きます。

特にお風呂が良かったです。

なみなみまでお湯を入れて、

ざぱーん！と入るのは最高でした

コンセントは台湾なので日本と

同じです。

電圧は110Vですが、普通のアダプター

なら100～240Vまで対応している

と思います。

水が毎日2本補給され、お菓子やコーヒーも

もらえます

部屋は大して広く無いです。

東横インやコンフォートホテルに比べ

2倍程度です。

テレビはNHKが入りましたが、

他に日本の民放は入りません。

その代わり映画が見放題でした。

口コミ通り、朝食がとても美味く、

食の質が高いのは仕事の出張では

唯一の救いです

メニューは80%が毎日変わります。

イタリアンが多く、味も良いです。

また、フロントの皆さんをはじめとして、

親切で気楽な感じのため、居やすくて

良かったです。

台湾は楽天トラベルの優位性がひと際高い

地域です。

日本企業なので優遇され、独自プランも

多いです

選べるホテルはExpediaやAgodaより

少なくなりますが、質が高いホテルが

選ばれており、間違いが無いです。

他の宿泊サイトは、あくまでホテルの予約で

還元しますが、楽天トラベルでは楽天ポイント

で還元されるので、ショッピングなど使用用途

が多彩に選べます。

この点が何といっても有利な点です。