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テーマ:海外旅行(7525)
カテゴリ:旅
仕事で成田、羽田の国際線を利用します。
たまには関空なども使いますが、 圧倒的に成田と羽田の方が多く、 仕事によって変化するものの、 おおよそ年間で50回前後利用しています。 その際は、ラウンジで仕事や食事、 休息をすることも多く、 たまに「今回の旅程は便を選ぶ余裕が あるので・・それならラウンジが 良いから成田にしよう」 などと思うことがあります。 なお、「仕事で」多く空港を使いますが、 プライベートではこの20年間で3回しか 使っていません 仕事の場合は基本的に一人で行動するので、 とても孤独でつまらないです。 プレッシャの高い業務が多く、行きも 帰りも気持ちは重たいことが多いです。 そのため、せめてラウンジくらいは、 ほんの少し休息をしようと考えるように しています。 そこで、成田と羽田のラウンジ(ファースト) の特徴を整理してみたいと思います こうして、ラウンジの特徴などを整理して レポートしておけば、どこかで誰かが 旅程を組む際、役に立つのではないか と思いますので、なるべく詳しく説明します 成田空港第二 本館 イミグレを抜けた目の前にJALのラウンジ があり、ファーストクラスラウンジは 入り口を入って左側です。 ※4階のラウンジは現在工事中で閉鎖 しています。(2019年春ごろオープン予定) (出典:https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/nrt/) ※2019年3月1日~7月中旬頃まで、 改修工事の為、シャワールームが閉鎖 されます。(結構長期間です) 隣のサクララウンジにあるシャワールームが 使えますが、混雑が予想されます。 ラウンジに着いたらすぐにシャワーの予約を した方が良いです。 また、少し歩きますが、サテライト側ラウンジ まで行くという手もありますし、 事前に別の場所で済ませる手もあります。 成田空港にあるホテル「ナインアワーズ」 ではシャワーが1,000円で使え、アメニティも 全て揃っています。 本ブログの後半で無料キャンペーン実施中 と書きましたが、これは「到着時のみ」 ですので、ご注意ください。 バフェの類はサクララウンジでも定番の JALカレーやサラダ、明太子などに加えて 小料理が増えます。 具体的には、きのこグラタン、 シュウマイ(黒豚)、プチ肉まん、 チリコンカルネ、 スペイン風タコとポテトのピンチョス、 四川風よだれ鶏、冬野菜のはんなり和え、 野菜スティック、生ハムブロッコリー ・・・などです。 そういえば、2014年頃までは サクララウンジでJALカレーが食べられず、 ファーストクラス専用メニューでした。 あくまで個人の見解ですが、サクラより ファーストクラスのJALカレーの方が 脂身が少ないように思います。 そんなわけ無いか、と思ったのですが、 何度か確認しても、やはり脂身が少ない ような気がします・・・ 飲み物はビール、日本酒、焼酎、ワイン、 シャンパン、モルトが揃っていますが、 いずれもサクラより1ランク上の銘柄を 取り揃えています。 (写真を撮っていなかったようです。 サテライトと同じラインナップなので、 後でご説明します) また、このほかに「シャワーコーナ」が 入り口のレセプション横にあり、 受付担当者がいるので、最初に寄って 声を掛け、現在の待ち人数を確認した ほうが良いです ▼ここからは「本館だけのサービス」を 重点的にご説明します なんといっても目玉は 「寿司BAR」です 提供時間: 7:30~12:30と15:00~20:00 握り寿司のサービスが始まった頃から、 ネタの良否など評価の話題は絶えなかった のですが、1年半前(2017/9/20~)から ネタを週替わりサービスに変更してから、 取り敢えず一定のレベルで一段落したと 思います。 味に対してけっこう厳しい意見も 散見されましたが、シャリの仕事も 爽やかで美味しいですし、 ネタだって十分美味しいです 完璧な江戸前寿司を望むような審美眼で 厳しく見るのは・・・ちょっと違うと 自分は思っています。 (そもそもネタが2種類+卵/太巻だけです) 国外に出て日本米が食べられなく なる直前に、こうしてお腹いっぱい寿司が 食べられることに感動です 注文の仕方ですが、自分でお盆に皿と醤油皿 をのせ、カウンターの板さんに注文をします。 (暇な時間帯であれば、お盆にお皿と醤油皿、 お手拭きがセットになって準備されている こともあります) 基本は3貫/皿での注文になります ただ、ネタは自分の好みを伝えれば、 その通り握ってくれます。 皿を2つ用意していけば、6貫握ってもらう こともできます 自分はカウンターの立ち食い寿司を良く 食べますが、その際は板さんとけっこう 無駄話をするのですが、JALラウンジでは びっくりするほど無言です・・・。 これは、恐らくそういうルールなんだと 思います。 見た目では相手の母国語も分かりませんし、 ラウンジの中にカウンターがあるので、 威勢よく声を出せないのだと思います 実際に食べたネタをご紹介します。 筋が解れかかって柔らかく、美味しい マグロでした。 この時は9貫も食べてしまいました ヒラメです。 脂のりが少なくより淡白でしたが、 上品な味でした。 エビです。 ちょっと味気ない気もしましたが ちゃんと甘味は出ています。 この穴子は身がふっくらしておらず、 触感はあまり良くないですが、 調理場が手元に無いので、仕方ない と思います。 ▼2019/2/15 追記 キスの昆布〆です。 暖かみがあって、良い意味で泥臭い キスらしい良い味がしました 小さい頃、良く釣って食べてました。 ▼2019/2/22 追記 中トロとタコです。 比較的あっさり目の淡白なトロでした。 タコは瑞々しく、良い歯ごたえで 噛むほどに旨味が滲み出てきました タコはワサビと良くあいますね。 これらの写真は異なる日なので、 握りの型がずいぶん違いますが、 シャリの仕込みは同じ担当がやって いるのか、いつも安定して美味です 4階ラウンジが閉鎖中ということに加え、 ファーストクラスラウンジのサイズは サクラに比べると小さいので、 混雑することもあります。 ただ、自分もそうですが、あまり長居は しないので、ちょっと待てば空いて くることも多いです。 なお、ダイニングコーナの反対側は少し薄暗く、 静かな空間です。 ここには英国ジョン・ロブの靴磨きコーナ があるので、大切な革靴を手入れして 貰うのも良いです。 サービス時間: 7:30~12:30(最終受付12:15) 15:00~20:00(最終受付19:45) ▼2019/4/12 追記 2019/4/1~ 4Fのファーストラウンジが リニューアルオープンしました。 その代わりに3Fのファーストラウンジが 改装工事に入っています。 リニューアルした4Fでは、カウンター 注文方式になったり、ラーメンが 食べられたり、色々と変わっています。 良かったら、ご覧ください↓ 成田国際線 4Fのファーストラウンジを使いました 成田空港第二 サテライト イミグレを抜け、サテライトに向けて ひたすら歩いた右手側にあります。 こちらも入り口はサクラと同じです。 (出典:https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/nrt/) サテライト側はさらに狭くなります 食事の内容こそ同じですが、 ・握り寿司はありません。 ・靴磨きサービスもありません。 お酒はボウモア18年やバランタイン17年 といった有名どころで且つ傑作が揃って おり、とても良いです フィディックでは無くバルヴェニーという 選択も凄く良いです もちろん山崎12年も優等生で良いです。 ただ、恐らくここで一番今、注目すべきは 沖縄 比嘉酒造の泡盛「残波一九九九年」 かと思われます。 昨年JALが主催した泡盛グランプリの ”10年以上古酒部門”でグランプリを受賞した 銘酒です 10年以上と言いますが、実際は17年、20年 といった超熟の古酒(クース)です。 所謂、残波はざんしろ(25°)やざんくろ(30°) として、ごく普通に入手できますが、 一九九九年だけは別格で、沖縄本島の 奥武山公園で年に一回開催される 「産業まつり」くらいでしか飲めません。 従業員38名の酒造が作る地元の銘酒を 成田まで持ってきて振る舞うというのが、 果たして良いのか悪いのか自分には 判断が付きませんが、感謝して美味しく 頂くのが良いのだろうと考えています。 ▼2019/2/15 追記 残波が変わっていました。(そりゃそうですよね) 特に「くら」は奥行きのある味でヴィンテージ モルトに迫る勢いでした ストレートで飲むと、大変美味しいです ▼ここからは「サテライトだけのサービス」 をご紹介します。 けっこう良いシャンパン(シャンパーニュ) があります ”ローラン・ペリエ ラ キュヴェ” 「専用」のシャンパン・クーラーに 入れて冷やされています メゾンが選び抜いた100以上の畑から 厳選されたぶどうが使用されており、 手摘みで収穫されたぶどうの一番目に 圧搾された果汁(キュヴェ:Cuvée)のみ を使用したものです。 使用しているぶどうの品種は、 シャルドネ:50~55% ピノ・ノワール:30~35% ピノ・ムニエ:15~20% です。 自分はシングルモルトは得意ですが、 醸造酒はあまり得意では無く、 ”アルマニャックみたいに辛口ですが コクがあってフルーティ” という表現力不足な感想しか 出てきませんでした・・・すみません ですが、美味しかったです サテライト側の特徴は、実はこれだけです。 お酒の話ばかりになってしまいました・・ 羽田空港国際線 イミグレを抜け、左に歩くと左手にあります。 リニューアルされたという事もあって、 とってもきれいですし、 コンセプト・バリューをこれでもかと 主張しています モダン・ジャパニーズ(=洗練された和)を ”room to room”という空間デザインで 表現しており、他のラウンジに比べて、 解放感より、しっとりと落ち着くお部屋の 感じがあります。 究極は一番奥の”RED Suite”です。 ここは、座っているだけで時間が潰せる 不思議な空間でした。 色々と少年の心をくすぐるような調度品 も多く、やりすぎな感じを受けたのですが、 座ってみると、この異色な感じも 良いものでした・・・ エアバスA300B2の計器が飾られています。 機体記号(JA8464)銘板が貼られており、 JA8464はTDA:東亜国内航空(のちのJAS) の保有機で、日本初のエアバス機体として 1980/10/2に導入され、23年半のあいだ 国内線を運行したのち2004/4/1に 登録抹消されています。 (その後は恐らく他国航空会社へ売却) 成田本館と同じくジョンロブの シューポリッシュもあり、 このRED Suiteで提供しています。 ダイニングコーナーは成田に比べ、 最新の調度品で効率よく 配置されています。 収容人数は増えているものの、 反面、所謂重厚感(リッチさ)は無いです。 食事やドリンクメニューは成田と同じです。 ▼羽田国際の独自サービスは、 鉄板ダイニングです 朝食メニュー:7:00~11:30 夕食メニュー:17:30~23:30 自分が昨年末に利用した時の 朝食メニューはガレットでしたが、 今はパンケーキに変わりました。 また、ディナーはJAL特製ハンバーグの マデラ&トリュフソースです なんでも同じだと思いますが、目の前で 火を入れて調理したものは、やっぱり 美味しいです まとめ ・美味しい寿司が食べられる 成田空港第二(本館)がベストです ・加熱調理品サービスと異色な空間で 羽田国際もかなり魅力的な次点です ただ、何回も行くと飽きると思います。 ・成田空港第二(サテライト)は及第点。 時間があれば、本館経由で行くと良いです。 ちょっとした裏技・・ 搭乗口がサテライト側でも、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.16 21:13:19
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