カテゴリ:本
一冊の本で心が豊かになることもある
気がつけば、デスクの上は仕事の山。ここ数日、仕事に追われ、若干、パニック状態。そんなとき、私のデスクに一冊の本が置かれていました。それは、「心のボタン」(東君平著、サンリオ)です。本を読んでいるヒマなどありません。が、文字の少ないポエムのような一冊でした。読み始めて、私は気がつきました。 私の心のボタンの糸がゆるんで取れそうなことに.....。 【おわび】 昨日から仕事に追われ、ブログ仲間の皆さんからいただいたコメントにお返事が、まだ書けていません。訪問も出来ていません。でも、今晩、仕事から戻ってきたら、お返事やご訪問します。それまで、少し待っていてくださいね。 「心のボタン」(東君平著、サンリオ) 表紙を見ているだけで 私は、心が癒されました。 この本の作者は、東君平(ひがし・くんぺい)さんです。 ご存知ですか? (私は、昨日まで知りませんでした....) 神戸市出身の絵本作家、童話作家だそうです。 本には次のようなプロフイールが載っていました。 【1940年1月9日 、神戸に生まれる。16歳で家を出、写真屋につとめながら、絵を勉強する。22歳の時「漫画読本」(文藝春秋)でデビュー。翌年結婚し、渡米。6ヶ月のニューヨーク生活を経て、帰国後、絵本や童話などの創作活動に入る。86年12月3日肺炎のため急逝。絵本・童話など遺された著書は多数にのぼる。中でも、毎日新聞の「おはようどうわ」、詩とメルヘンの「くんぺい魔法ばなし」の連載はどちらも長期にわたり、数多くの人に愛読されることになった。】 「心のボタン」の本のカバーに入っていた一文にまず、惹かれました。 いつか遠い日 母さんが しっかりつけた 小さなボタン 僕の心に とまっているよ 心のボタンと よんでるよ。 全編を通して、心に残るやさしい言葉で埋められています。 そして、モノトーンの絵までもやさしく語りかけてきます。 老若男女問わず、誰でもが楽しめるそんな作品です。 そして、私の心に響いた1枚の絵。 クロベエという名の猫ちゃんです。 この絵の横についていた一遍の詩に私は泣きました。 (残念ながら、著作物なので、詩の掲載は出来ません....) 捨てられていた生後まもないクロベエが 命を掛けてないていた (上記の言葉は詩の一行です) 私は、この言葉に自然と涙が出ました。 小さな命の叫びは、作者の東さんに伝わり 助けられることになります。 (後に、東さんが飼い主になります、よかった....) 「心のボタン」に収められている作品の一つ一つ 言葉の一つ一つが、私の心を揺さぶりました。 そして、私は大切なことに気がつきました。 私の心のボタンの糸のゆるみに..... ・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。:'・.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:. 誰が私の机に、この本をおいたか今もわかりません。 というより、みんなも仕事が忙しく、 仕事の手を止めさせて聞くことは昨日、できませんでした。 でも、うれしかったのは、 そんな状態の中で、パニクっている私に この本をおいてくれた人がいるということです。 やさしさに感謝です! 一冊の本のおかげで、 何かを得ました。 家人、仲間、すべての人に今日はいいたいですね。 ありがとうございます! ※ このブログは,女性のためのネットマガジン『エルバイエル』でも紹介されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 26, 2008 07:59:47 AM
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