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「鈴木よね」さんって誰?
暑いし.....仕事が片付かない....。オフィスにいてもイライラ....。そんな私の机の上におかれていた一冊の本。玉岡かおるさんの小説「お家さん」です。 なぜ、この本が....。そして、置いたのは誰??? 激動の時代を生きた女性の一生 「お家さん(上・下)」 (玉岡かおる著・新潮社) 明治から昭和にかけての激動の時代。 世界を相手に奮闘した商社が神戸にあったといいます。 その名は、鈴木商店。 (鈴木商店、どれぐらいの人がこの店を知っているのでしょうか) 軽く調べてみました。 【鈴木商店のこと】 明治に神戸の一砂糖商として誕生したといい、その後、世界にまでその名が轟く商社にまで発展。有名なのは、社章のダイヤモンド印のマークのついた樟脳は、大正時代、衣類の保存や虫除けとして、一般家庭でよく使われていたといいます。今にその名が残っていないのは、昭和の金融恐慌で滅びたからだそうです。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にも出ていました。 鈴木商店は、戦前の日本の財閥。樟脳、砂糖貿易商として世界的な拠点網を確立するとともに、製糖・製粉・製鋼・タバコ・ビールなどの事業を展開。さらに、保険・海運・造船などの分野にも進出し、ロンドン・バルティック取引所で、日本企業として2番目のメンバーとなる。鈴木商店の子会社の1つ、日本商業会社は、現在の双日のルーツの一つでもある。第一次世界大戦の戦争成金の代表格。 巨大商社にまでなっていく鈴木商店の頂点にいたのは一人の女性。 商家の女主人にのみ許された「お家さん」と呼ばれた鈴木よねさんです。 母として、大企業のトップとして生きた鈴木よねさんに、焦点を当て、 日本経済の黎明期を重ねて描いた感動の小説です。 (作品は上下の2巻) 【著者の玉岡かおるさん】 1956年、兵庫県生れ。神戸女学院大学文学部卒。1987年『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で神戸文学賞を受賞し文壇デビュー。主な著書に『をんな紋』『天涯の船』『タカラジェンヌの太平洋戦争』など。現在、テレビのコメンテーターとしても活躍中です。 私は、じっと本を見ていました。 (これをいつ読めっていうのかしら???) でも、ちょっと仕事の手を止めて読んでみたくなりました。 (すごくおもしろそうな気がしました) 激動の日本をタイムトラベルしたくなりましたぁ~! 実際は、パラパラとめくった程度です。 (週末にでもじっくり、読もうと思いました) 誰かさんが、本を読むゆとりぐらい持て!といっているみたい。 誰かさん、ありがとう~! *:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。:'・.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:. 今日も働きマンしま~す! ※ このブログは,女性のためのネットマガジン『エルバイエル』でも紹介されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 30, 2008 07:45:43 AM
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