明日いいことありますように

今日は会社の創立記念日。

午前中に仕事サッサと片づけて　午後から記念式典、、、って云っても　配信されてくる本社での式典の様子をテレビで見るだけだけど・・・

式典の後は　社会貢献活動。例年　公園のゴミ拾いが主流だったけど　雨なら中止せなあかんし準備が大変みたいで　最近は　ぞうきん縫いボランティアやら　手話のお勉強などをしてました。　今年は　「点字のお勉強」

ボランティア協会の方と　全盲の講師の方が来られて　目の見えない人の感じ方や　生活の様子を　お話頂きました。　あと、アイマスクを付けて　目の不自由な方の感覚体験をしましたが　補助者ナシでは　怖くて歩けないよぉ・・・オフィスの中をウロウロしただけで怖かったんだから　駅や公道では危険がいっぱいだろうなぁ。。

困っておられる時　どのように補助したらいいのかも教えてもらいました。

まず、「お手伝いしましょうか？」と声だけかけても　自分に云われてるんかようわからんらしいので　軽く肩をふれながら云って欲しいと。。。あと、後ろから押すのではなく　前でリ－ドしてヒジを持たせてあげる、なぜかと云うと　前を行く人のヒジの高さが微妙に変わるのが　上ってる・下ってる　とか　右に曲がる・左に曲がる　っていうのを事前に察知できるので　恐怖感が無くなるそうです。　あと、「ここから階段です」だけでは無く　「ここから上りの階段です」とか云ってあげないと　「上がるの？下るの？」がわからない・・・・

私たちは　見えているから考えた事無かったけど　そりゃ～「階段ありまっせ」って云われても　上ると下るでは　足の出し方ちがうもんナァ－

あと、駅の券売機や自動販売機に点字が書いてあるのを良く見かけますが　値段しか書いてないらしい。　電車乗る時　どこからどこまでがいくらかをわかって無いと買えないし、自動販売機に至っては　値段しか書いてなかったら「コ－ヒ－」なのか「ジュ－ス」なのかもわからないから　欲しいモンが買えんと云ってはりました。

まあ、ぶっちゃけ「書きゃ～ええって感じで付いてる」みたいな感じらしい。（そんな　ひどい言い方はされてませんでしたが）　全部　目が見える人が考えて　付けているからそういう事になるんでしょうねぇ～と云われてました。

最後に点字プレ－トで　実際　点字を書いてみましたが　紙の裏がわからひらがな１文字づつを　６ケの点々で表し、表向けて指でなぞる。　みなんそれぞれいろいろ書いたのを講師の人に読んで貰うのですが　ササ－ッとなぞるだけで　読まはる、、、私らは　目つぶってさわっても点々の場所さえわからない。。。

講師の方は　一人で外出や　旅行も行かはるそうです。

質問コ－ナ－では　素朴な疑問を　気を悪くもせず　丁寧に答えてくれました。　中には　「色ってわかるんですかぁ～」とか　アホな質問をする人も居たりして・・・　兎に角貴重な体験で　良いお勉強になりました。

普段　白杖で歩いてる人が居たら　せいぜい　道を譲ってのけてあげるぐらいしか　ようせんかったけど、、、人を助けるって　簡単なようでなかなか勇気が出ない事の方が多い。

目の不自由な人でも　足が不自由な人でも　困っている人を　助けれる立場の人が　気軽に助けてあげれたら　世の中殺伐とはしないはずなんやけどなぁ～