カテゴリ:かわいいかめ
早いもので令和二年もそろそろ10月に入りますよねぇ・・。
今年は例の中共ウィルスのせいで世界的な景気後退で不景気、なんて事もありますしまた個人的には9月の初めに実母の死を迎えたという事もありまして割と気分的にブルーな日々が続いております。 で、まぁ・・もう一つの区切りとしてミシシッピーニオイガメのまるさんの事を記しておこうかな、と言う次第です。 タイトル通り、死亡を確認したのが2019/10/03の事でした。このブログの過去記事からも確認しましたけどお迎えしたのが2008/05月ですから概ね12年の間、σ(・ω・*)と共に居てくれた訳ですね。 クサガメと性質が違うため、最初の数年は結構試行錯誤した訳ですがσ(・ω・*)のような飼い主の元でこれだけの年月を生きてくれてました。 今でも忘れませんがあの東日本大震災を契機に当時勤務していた勤め先からリストラに会い、社会のインフラが数カ月間まともに動かない状態ではまともな仕事もなくマジで餓死しそうな状況が約1年続きました。 この頃、日雇いバイトが原則禁止なんて貧乏人には厳しい法律が出来ましてろくに貯金がなかったσ(・ω・*)は常に水か電気、あるいは電話のいずれかがストップしているという状況。未払金が重なって自宅の固定電話回線・・当時はADSLの回線でしたが強制解約されるなんて事もありまして。 カメ飼育の面で申せばやっぱり水です。σ(・ω・*)自身が生活面で使う分もさる事ながら水棲カメはとにかく水を汚す速度が速いので、ほぼ毎日2リットルのペットボトルを数本持って公園に設置の水道場に水をもらってきてました。 就業形態にかかわらずとにかく日銭になる仕事はないか?と探してもなかなかそんな仕事にはありつけない日々が約1年続き、自宅のインフラ稼働状況はこんな状況でしたから当然、まともな食事もできませんから栄養不足から常時体調不良な状態でして、見かねた当時の大家が無理やり市役所まで引っ張っていき生活保護を受けさせたなんて経緯も過去記事で書いたと思います。 そんなつらい日々、そして生活保護を受けつつも仕事で多忙になってきて上向いてきた日々も共に居てくれてσ(・ω・*)に笑いを提供してくれたまるさんが逝ってしまいました。唐突に。 子供の頃から成長を見守ってきたカメが死ぬのを見るのは初めてではありませんけど、やっぱり12年も一緒にいるとそれなりの情も出てきますから悲しいですわな。クサガメの本田さん、村上さん、大田くんの三匹はすでに死去していますが、概ね7年の成長を見てきましたクサガメ達より長く生きてくれたのは今更ながらありがたい。 仕事から戻り帰宅してみると水槽の中で眠っているまるさんの姿を見た時は「よく寝てやがんな」としか感じなかったので、σ(・ω・*)自身もやる事やってすぐ寝てしまい、翌日そのまま仕事にでかけました。 で、その日の深夜に帰宅してみましたら昨日同じ姿勢で目をつぶって寝ているのを見ておかしいな・・?と思いまして身体を触ってみて死後硬直状態にあるのを見て初めて昨晩、死亡したのだと確認しました。 甲羅が緑色になりかけていたのでブラシで磨いてあげました・・。 改めてこの写真を見ると普段通りに寝ているようにしか見えないですが、これで死亡しているんですよね。 前足も頭も死後硬直で甲羅に引っ込めることが出来ない事を確認しました。 それにしてもカメは死ぬまで脱皮をして成長し続ける・・と聞いたことがありますが、まるさんもそうでした。甲羅の後ろ部分がパリパリとめくることが出来ました。 自宅近所に実籾本郷公園というこの辺りでは桜の見所がありますが、同時に昔このあたりの名主であった鴇田家跡地なんてのもあり、菖蒲の花が咲く小川が流れている場所があります。 ☆になったクサガメ達はこの公園にある桜の木の根本に埋葬しています。 大きくなってからは時々、陸場に上がるようになったまるさんではありますが基本的に水中にいることが好きなヤツだったので桜の根本ではなく水辺の近くに葬ってやることにしました。 夜に埋葬しに行きましたが、菖蒲が密集しているところから少し離れた場所です。ここに埋葬しつつ、今までの感謝と小さい魂が慰められるようにと祈りましたよ・・。 子ガメの頃から12年近くも一緒に過ごしてくれたまるさんではありますが、この子がいなくなって悲しい気持ちもあるんですが同時に別な感情もありまして、少々複雑ではあります。 と、申しますのはクサガメたちに対するよりも愛情を感じる事ができなかったからです。 水中にいるばっかりで手づからご飯をあげる事もできなかったので、最後までσ(・ω・*)になつく様子が見えなかった事が最大の理由でしょうかね・・。 ニオイガメの種類は個体にもよるようですが、かなり気性の荒いヤツもいるようですがまるさんはそうでもなかったですねぇ・・。お迎えしたばかりの小さい頃に一度だけσ(・ω・*)の指に噛み付いた事がある位で以降は指に噛み付くようなことは一度もなかったのは、この子なりの優しさ?なのかも。 とは言え、一向になつく様子が見られなかったので5年目辺りから他人に譲るとか放流する事も考えましたけど、カメが好きな知り合いが存在せず放流するのも生態系に重大な影響を及ぼすのもアレだしなぁ・・と。 以前にYou Tubeで見ましたがカブトニオイガメが多摩川で採取された絵面を見まして、迂闊に放流できないなと思いました。特にミシシッピーニオイガメは耐寒性があり、割と水質のよくない場所でも生きていけますし、餌となる生物がいれば生存と繁殖は可能だと判断しましたからね。 放流も出来ないようならばせめて飼い主の責任として自分自身の手で殺してしまう、という考えもよぎった時期もありましたが、流石にそこまでは・・と思いましてまぁ、そのままお世話をし続けてきたという次第。まるさんの死に至るまでの日々は、そうですね・・いわゆる惰性でお世話し続けたという感じでしょうか。 クサガメ達ほど触れ合う事がなかったまるさんではありますけれど、12年もσ(・ω・*)に癒やしを与えてくれて感謝です。 この記事の最後に「在りし日の」のまるさんのちょっと可愛い姿など。 --------------- 今日の掘り出し物 -------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 13, 2020 06:53:35 PM
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