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聖歌は生歌

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2006.02.22
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カテゴリ:答唱詩編
82 神を敬う人の死は

【解説】
 詩編116は「エジプトのハレル」(詩編113-118)の一つで、過越祭の時に歌われました。この詩編116は元来、個人的な感謝の詩編で、死の苦しみから救われた人が感謝のいけにえをささげるときに歌われた(レビ記7:16参照)ようです。しかし、「エジプトのハレル」の一つに加えられることで、主の過越(出12章)の出来事に結び付けられ、さらに、それが、最後の晩さんの時にも歌われたことで、キリストの救いの出来事、とりわけ、死と復活の預言となりました。
 なお、15節(答唱句)の「神の前にとうとい」は、ヘブライ語の原文では「惜しむべきもの」ですが、教会の詩編では、伝統的に正反対の意味に解釈しています。
 七十人訳しちじゅうにんやく(ギリシャ語訳)とヴルガタ訳(ラテン語訳)では、1-9節を詩編114、10節からあとを詩編115としています。

 答唱句は、前半が15節、後半が13節から取られています。という神から離れた状態をあらわすために、前半は d-moll(二短調)が主体となっていますが、「神の前にとうと」では、安心感をあらわすために、長三和音が用いられています。
 後半は、神への感謝とその救いに対する平安なこころをあらわすために、d-moll(二短調)の平行調である F-Dur(へ長調)になり、そのまま終止します。前半と後半に一回ずつ(都合二回)出てくる「神」は、旋律がどちらもC(ド)-A(ラ)が使われ、統一されています。「すくいの」では、付点八分音符+十六分音符によって、救いにあずかる喜びが表現され、「さかずき」は、旋律の最高音によって、神の前にさかずきをささげる様子が、暗示されています。
 詩編唱は属音のA(ラ)を中心にして歌われますが、これは、グレゴリオ聖歌の属音の保持音にヒントがあるでしょう。ちなみに、この詩編唱の旋律は、68・69「神よあなたのいぶきを」と同じです。「神がいぶきを取り去られると死が訪れ、霊を送ると新たにされる」(詩編104参照)という共通点から、この二つの詩編唱にも関連性が持たされているのでしょう。

【祈りの注意】
 答唱句の前半 d-moll(二短調)の部分は、深刻さをもってmp ないし ではじめましょう。続く「神の前に」からは、やや、安堵感を持って歌います。そして、前半の終わりでは、少し rit. することによってことばをかみ締めます。殉教であれ、不慮の事故であれ、残されたわたしたちには悲惨で不憫に映るものも、神の前には、キリストの復活にあずかるものであることには、変わりないのかも知れません。
 後半は、神によってなされたキリストの過越に結ばれて、感謝のさかずきをささげ、神の前で神をたたえるように、晴れやかな感謝のこころを表して歌います。ただし、無神経でがさつな声で歌わないようにしましょう。なお、前半の終わりで、少し rit. しましたが、後半の冒頭には、必ずテンポを戻すことも忘れないでください。
 詩編唱は、第一朗読で読まれる、アブラハムによる息子イサクのいけにえの出来事に対して4節と5節が歌われます。イサクはアブラハムにとって(そのとき)唯一の息子であり、その息子を神の命令とは言え、いけにえとしてささげること断腸の思いだったことでしょう。ところが、時が満ちると、神はご自身のひとり子さえ惜しまずに(第二朗読参照)、すべてのものの救いのために死に渡されたのです。しかし、それは、死で終わるものではなく、復活の栄光へと移り行くもの(福音朗読参照)で、その死と復活に結ばれることによって、わたしたちも「神の前を歩む」ようになったのです。
 この二つの詩編唱は、まさに、キリストの死と復活に結ばれる洗礼を受けた、わたしたち一人一人の今のこころをあらわす祈りですが、この祈りが、復活徹夜祭で洗礼を受ける、洗礼志願者にとって、その洗礼を先取りした祈りとなるようにこころを込めたいものです。

【参考文献】
『詩編』(フランシスコ会聖書研究所訳注 サンパウロ 1968


 





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Last updated  2006.02.22 12:06:46



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