365961 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

聖歌は生歌

聖歌は生歌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

omasico

omasico

Freepage List

オルガン(略歴)


オルガン(楽器編)


オルガン(伴奏1)


オルガン(伴奏2)


葬儀


結婚式


典礼音楽講座のご案内


基礎講座


実技実習編


共同祈願


祈りを歌う


先唱者


聖週間と復活節


受難の主日


主の晩さんの夕べのミサ


主の受難の祭儀


復活の主日 復活の聖なる徹夜祭 光の祭儀


復活の聖なる徹夜祭 ことばの典礼


日中のミサ 復活節第二主日のミサ


主の昇天と聖霊降臨の答唱詩編


ミサ賛歌 歴史


ミサ曲1


詩編を祈る


続唱


季節賛歌


聖母賛歌


主の降誕 入祭の歌と答唱詩編


降誕節、祝祭日の答唱詩編


聖家族の祝日の答唱詩編


神の母聖マリアと主の公現の祭日の答唱詩編


主の洗礼の祝日の答唱詩編


教会の祈り


答唱詩編(季節と祝祭日)


待降節第1主日


待降節第2主日


待降節第3主日


待降節第4主日


灰の水曜日


四旬節第1主日


四旬節第2主日


四旬節第3主日


四旬節第4主日


四旬節第5主日


復活節第3主日


復活節第4主日


復活節第5主日


復活節第6主日


三位一体


キリストの聖体


王であるキリスト


洗礼者聖ヨハネの誕生


聖ペトロ 聖パウロ 使徒


主の変容


聖母の被昇天


十字架称賛


諸聖人


死者の日


ラテラン教会の献堂


パウロ年記念


年間主日の答唱詩編


年間第2主日


年間第3主日


年間第4主日


年間第5主日


年間第6主日


年間第7主日


年間第8主日


年間第9主日


年間第10主日


年間第11主日


年間第12主日


年間第13主日


年間第14主日


年間第15主日


年間第16主日


年間第17主日


年間第18主日


年間第19主日


年間第20主日


年間第21主日


年間第22主日


年間第23主日


年間第24主日


年間第25主日


年間第26主日


年間第27主日


年間第28主日


年間第29主日


年間第30主日


年間第31主日


年間第32主日


年間第33主日


典礼聖歌


典礼聖歌の成立


Category

答唱詩編

(168)

季節賛歌

(1)

一般賛歌

(2)

アレルヤ唱・詠唱

(4)

聖歌一般

(5)

聖歌のことば

(1)

お知らせ

(30)

全ブログ共通

(4)

おおましこ

(0)

続唱

(1)

教会と典礼

(0)

歴史

(0)

よもやま話

(1)

聖書を聴いて

(2)

ミサの賛歌

(0)

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 omasico@ Re:持ち物の聖歌集は?(11/16) かねみきさん >+主の平和! >持ち物…
 かねみき@ 持ち物の聖歌集は? +主の平和! 持ち物として書かれている…
 育児・子育て きらり@ **こんにちは** 今日は そーですか。 又、拝見…
 代役@ Re:復活節アレルヤ唱(04/11)  しつこい質問に、丁寧にお答えいただき…
 omasico@ Re:復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)(04/11) 代役さんへ! > キリストの聖体(6月10…
 代役@ 復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)  キリストの聖体(6月10日)、この日の『…
 Clara@ ありがとうございました omasicoさん お返事いただき、大変うれ…

Favorite Blog

こころのお散歩 さるすべり123さん
しんがくほうろうき 伊望さん
座 禅 猫 kondavi(いう)さん
青い花 veronica2005さん
ひっそりと咲く名も… NK3737さん
たこりんの★気まぐれ… たこりん0906さん
琥珀色のPENGU… 活男さん

Recent Posts

2006.05.07
XML
カテゴリ:答唱詩編
112 主はのぼられた

【解説】
 詩編47は、詩編93や96-99と同じく、神の即位式、あるいは、契約の箱の行列の歌などで用いられたなど、学者によって解釈が分かれていますが、次の、詩編48とともに、神である主が全宇宙を治めておられることを歌った、王である神をたたえた詩編です。教会は、この詩編を、特に6節の「神は喜びの叫びのうちに、角笛の響きとともにのぼられた」を中心にして、キリストの昇天と結びつけ、主の昇天の祭日に歌ってきました。
 答唱句は、まず、力強くバスとテノールの伴奏が、八分音符一拍早く始まります。ホームページの「答唱詩編」のページにも書きましたが、旋律はミサの式次第の旋律の最低音のD(レ)から始まり、上昇するための弾みをつけるように、あるいは、主が陰府に下られたことを象徴するかのように、いったん低いD(レ)に下降し、その後、喜びの叫びをともないながら最高音へと上昇してゆきます。「のぼられ」で、旋律とアルトが付点四分音符延ばす間、バスとテノールが八分音符一拍早く「ろこび」を歌いだし、しかも2度上がることで、上昇と喜びに弾みをつけています。「よろこび」と「けび」の間に、ソプラノとテノールでは八分休符があり、「」の助詞の表現と「」のアルシスを生かしていますが、同時に、アルトとテノールは休符分、やはく「」を歌い始めることで、祈りの気持ちを継続させています。最後に、旋律は、最高音のH(シ)に達し、主が天(神の国)に昇られた様子を表しています。
 詩編唱は、A(ラ)から始まり、一小節ずつ下降してきて、答唱句の冒頭の音=D(レ)に戻りますが、これは、弟子たちが、主が昇天されたオリーブ山からエルサレムへと降りてきた様子を象徴しているようです。
 やはり、ホームページの「答唱詩編」のページにも書きましたが、この答唱詩編は、次の「聖霊降臨」の祭日に歌われる68・69「神よあなたのいぶきを」と対になっています。この二つの詩編の歌は、答唱句で歌われることばだけではなく、典礼暦年とミサの式次第の双方の流れを考えて作曲されているのです。

【祈りの注意】
 解説にも書いたように、この答唱詩編は、主の昇天の祭日とばかりではなく翌週の聖霊降臨の祭日も考慮して作られています。
 冒頭、旋律で八分休符になっているところにも、オルガンの伴奏がありますので、まず、このオルガンの力強い伴奏(主が力強く大地を踏みしめるような)をしっかりと聴き、その弾みを生かして、活き活きと歌い始めましょう。だらだらとした歌い方では、昇天(主が父の右の座に座られた)のよろこびがうせてしまいます。かといって、早すぎては、弟子たちから逃げるように聞こえてしまいます。指定速度を参考にしながら、答唱句の祈りにふさわしい速さにしましょう。途中の「のぼられた」で、わずかですが、いったん rit. してはどうでしょうか。ただし、次の「喜び」できちんと元のテンポに戻します。この場合、テンポを戻すところは、旋律の「よ」ではなくバスとテノールが八分音符一拍早く始まるところであることを気をつけてください。ここで、きちんと戻さないと、どんどんテンポが遅くなり、祈りにしまりがなくなります。
 答唱句の最後は「叫びのうちに」の「」の途中くらいから rit. を始め、さらに、 dim. して、主が雲間に見えなくなった様子を表現したいものです。最後の答唱句は、さらに、これらをよく表現して、第一朗読から福音朗読ばかりではなく、聖霊降臨の答唱詩編「神よあなたのいぶきを」にまで余韻が残るようにしたいものです。
 詩編唱は、その内容と祭日のないようにふさわしく、力強く歌い始めましょう。そして、弟子たちがオリーブ山からエルサレムへ下りてきて、聖霊の派遣を待ち望むように、また、主の再臨を心の奥底で待ち望むように、わずかずつ音量を絞りますが、やりすぎにならないようにします。全体的には、mf の範囲内で行いましょう。音の良としては、力強く始まった詩編唱の終わりが、自然に答唱句の冒頭にバトンタッチできるとよいでしょう。しかし、詩編の精神的中心は、いづれの節も四小節目にあることを忘れないでください。つまり、精神的な力強さの頂点は、四小節目にあるのです。詩編を歌う方は、これらの、一見パラドクスに感じる表現を、しっかりと、よい祈りとすることができるように、この日の朗読全体を黙想してください。
 最後に、何回も書いていますが、この答唱詩編は、聖霊降臨の答唱詩編と対になって作られていますから、この、答唱句の余韻が聖霊降臨の答唱詩編まで残るように共同体全体がしっかりと準備をしたいものです。

《この答唱詩編のCD》
典礼聖歌アンサンブル」『復活節の聖歌』

【参考文献】
『詩編』(フランシスコ会聖書研究所訳注 サンパウロ 1968)
 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.05.07 17:12:19



© Rakuten Group, Inc.
X