366098 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

聖歌は生歌

聖歌は生歌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

omasico

omasico

Freepage List

オルガン(略歴)


オルガン(楽器編)


オルガン(伴奏1)


オルガン(伴奏2)


葬儀


結婚式


典礼音楽講座のご案内


基礎講座


実技実習編


共同祈願


祈りを歌う


先唱者


聖週間と復活節


受難の主日


主の晩さんの夕べのミサ


主の受難の祭儀


復活の主日 復活の聖なる徹夜祭 光の祭儀


復活の聖なる徹夜祭 ことばの典礼


日中のミサ 復活節第二主日のミサ


主の昇天と聖霊降臨の答唱詩編


ミサ賛歌 歴史


ミサ曲1


詩編を祈る


続唱


季節賛歌


聖母賛歌


主の降誕 入祭の歌と答唱詩編


降誕節、祝祭日の答唱詩編


聖家族の祝日の答唱詩編


神の母聖マリアと主の公現の祭日の答唱詩編


主の洗礼の祝日の答唱詩編


教会の祈り


答唱詩編(季節と祝祭日)


待降節第1主日


待降節第2主日


待降節第3主日


待降節第4主日


灰の水曜日


四旬節第1主日


四旬節第2主日


四旬節第3主日


四旬節第4主日


四旬節第5主日


復活節第3主日


復活節第4主日


復活節第5主日


復活節第6主日


三位一体


キリストの聖体


王であるキリスト


洗礼者聖ヨハネの誕生


聖ペトロ 聖パウロ 使徒


主の変容


聖母の被昇天


十字架称賛


諸聖人


死者の日


ラテラン教会の献堂


パウロ年記念


年間主日の答唱詩編


年間第2主日


年間第3主日


年間第4主日


年間第5主日


年間第6主日


年間第7主日


年間第8主日


年間第9主日


年間第10主日


年間第11主日


年間第12主日


年間第13主日


年間第14主日


年間第15主日


年間第16主日


年間第17主日


年間第18主日


年間第19主日


年間第20主日


年間第21主日


年間第22主日


年間第23主日


年間第24主日


年間第25主日


年間第26主日


年間第27主日


年間第28主日


年間第29主日


年間第30主日


年間第31主日


年間第32主日


年間第33主日


典礼聖歌


典礼聖歌の成立


Category

答唱詩編

(168)

季節賛歌

(1)

一般賛歌

(2)

アレルヤ唱・詠唱

(4)

聖歌一般

(5)

聖歌のことば

(1)

お知らせ

(30)

全ブログ共通

(4)

おおましこ

(0)

続唱

(1)

教会と典礼

(0)

歴史

(0)

よもやま話

(1)

聖書を聴いて

(2)

ミサの賛歌

(0)

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 omasico@ Re:持ち物の聖歌集は?(11/16) かねみきさん >+主の平和! >持ち物…
 かねみき@ 持ち物の聖歌集は? +主の平和! 持ち物として書かれている…
 育児・子育て きらり@ **こんにちは** 今日は そーですか。 又、拝見…
 代役@ Re:復活節アレルヤ唱(04/11)  しつこい質問に、丁寧にお答えいただき…
 omasico@ Re:復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)(04/11) 代役さんへ! > キリストの聖体(6月10…
 代役@ 復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)  キリストの聖体(6月10日)、この日の『…
 Clara@ ありがとうございました omasicoさん お返事いただき、大変うれ…

Favorite Blog

こころのお散歩 さるすべり123さん
しんがくほうろうき 伊望さん
座 禅 猫 kondavi(いう)さん
青い花 veronica2005さん
ひっそりと咲く名も… NK3737さん
たこりんの★気まぐれ… たこりん0906さん
琥珀色のPENGU… 活男さん

Recent Posts

2006.08.12
XML
カテゴリ:答唱詩編
101 しあわせな人(2)

【解説】
 詩編15は神殿の中での典礼を背景にした教訓的な詩編の一つ(他に、24,134)で、巡礼者が神殿に入るときに儀式が土台になっていると思われます。1節は巡礼者の問い、2節目以降が、おそらく、祭司あるいはレビ人の答えと思われます。神に受け入れられるためには、悪を行わない(掟を守る)だけではなく、隣人のことを大切にすることも必要で、キリストが教えた新約における愛の掟の序曲ともいえる詩編です。
 答唱句は八分の六拍子で滑らかに歌われます。2小節目は4の和音から、後半、2の7の和音に変わりますが、これによって祈りを次の小節へと続けさせる意識を高めます。続く「みを」では旋律で最高音C(ド)と4の和音を用い、次の「おーれ」ではバスに最高音H(シ)が使われ、「神をおそれ」では、旋律が6度下降して(それによって母音の重複も防がれています)、前半の主題を強調しています。7小節目後半の3つの八分音符の連続は、最終小節に向かって上行音階進行しており、終止の rit. を効果的に導いています。
 この答唱句は、C-dur(ハ長調)の主和音ではなく、5の和音で終わっています。これによって、祈りを詩編唱につなげる役割もありますが、この曲はいわゆる長調ではなく、教会旋法に近い形で書かれていることがわかります。G(ソ)を終止音とする教会旋法は第8旋法ですが、その音階は、D(レ)からd(レ)なので、この曲には該当しません。他にも、36~40「神のいつくしみを」、130~135「主をたたえよう」などがこれにあたります。これらから考えると、この旋法は、教会旋法を基礎に作曲者が独自の手法とした旋法であり、「高田の教会旋法」と名づけることが出来るでしょう。
 詩編唱も、答唱句と同様の和音構成・進行ですが、3小節目だけ、冒頭の和音は答唱句で経過的に使われている2の7の和音となっていて、3小節目の詩編唱を特に意識させるものとしています。

【祈りの注意】
 答唱句で特に注意したいことは、「だらだらと歌わないこと」です。だらだらと歌うとこの答唱句のことばがまったく生かされなくなってしまいます。そのためにはいくつかの注意があります。

《その1》 
 八分の六拍子は、八分音符を一拍ではなく付点四分音符を一拍として数えること。
《その2》
 先へ先へと流れるように歌うこと。
《その3》
 「しあせなひと」の「」をやや早めに歌い、次の太字の三つのことばの八分音符で加速をつけるようにすること。

 の三点です。
 また《その2》については、1・3・5・7各小節の前のアウフタクトのアルシスを十分に生かすことも忘れてはならないでしょう。
 このようにすることで、祈りが自然に流れ出てゆき、答唱句のことば「主の道を歩む」「しあわせ」が、豊かに表現できるのです。
 前半の終わり「おそれ」では、やや、わからない程度に rit.するとよいかもしれません。答唱句の終わりは、歩みが確固としたものとして、ただし、主の前を静々と歩むように、十分に rit. して、滑らかに終えましょう。 
 詩編は、まさに第一朗読と福音朗読の橋渡しです。神の掟と戒めは、人間をがんじがらめに縛るのではなく、神が本来与えてくださった、神のこの自由に生きるためのものです。以前、教会法担当の神父さんがおっしゃったことばを引用すれば「教会には愛の掟があれば、他の法はなくてもよい」のです。現代のわたしたちも「昔の人の言い伝え」に縛られ「神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守」っていることが少なくないかもしれません。それ以上に、大切なことは、掟を守っていれば安心、と言うのではなく、どのように「御言葉を受け入れ、御言葉を行うか」ではないでしょうか。この詩編を味わいながら、もう一度、見つめなおしてみたいものです。
 最後に、いつも書いていることですが、字間のあいているところで、間を置いたり、延ばしたりすることは絶対してはいけないことです。1小節が滑らかに歌われ、祈られるようにしてください。


《この答唱詩編のCD》
典礼聖歌アンサンブル」『四旬節の聖歌』(詩編は異なります

【参考文献】
『詩編』(フランシスコ会聖書研究所訳注 サンパウロ 1968)
 








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.08.12 17:34:16



© Rakuten Group, Inc.
X