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2006.08.29
カテゴリ：お知らせ
結婚式というと、とかく、ワグナーやメンデルスゾーンのオペラのウェディングマーチが入祭と退堂で演奏されたり、福音などの内容とあまり関係のない聖歌が歌われることがあります。 しかし、カトリック教会では、本来、結婚は秘跡であり、カトリック信徒同士の結婚式はミサで行われます。このことを基準にすると、結婚式の聖歌は、通常のミサと同様、福音朗読を中心に選ぶ必要があります。また、ウェディングマーチはもともと、典礼音楽として作曲されたものではありません。『典礼音楽に関する指針』では「盛大さという理由のもとに、世俗的なものや礼拝式にふさわしくないものが、導入されることがけっしてないように、慎重に警戒すべきである。このことはとりわけ結婚式についていえる」（４３項）と警告されています。 このようなことを鑑み、結婚式ではどのような聖歌を選んだらよいかを考えるヒントにしていただければ幸いです。 なお、「結婚式と聖歌」のページは、ホームページトップの更新履歴をクリックすると直接ご覧いただけます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2006.08.29 18:25:52
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