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聖歌は生歌

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2006.12.12
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カテゴリ:答唱詩編
102 しあわせな人(2)

【解説】
 詩編84は、一見して分かるように巡礼に関係する詩編ですが、解釈については、二つに分かれています。
  1. 捕囚の地にいるためエルサレムの聖所に巡礼に行けない人の、聖所に対する憧れを歌っている⇒詩編42,43に似ている
  2. エルサレムへ向かう道すがら、あるいは、その聖所についた巡礼者が歌ったもの⇒詩編120~134、特に、121・122に似ている
 11節(詩編唱では6節)にある表現から、作者は異教の地に住んでいると思われます。その作者は、9月から10月にかけて行われる「仮庵の祭り」参加するため、エルサレムの聖所にやってきたようです。この、祭りは、夏の日照りの後で行われたので、雨乞いの性格もあったようですし、あるいは、秋の収穫の季節ですから、収穫感謝祭としても行われたのかもしれません。巡礼は、農耕暦の新年に行われたので、この時期の雨は「始めの雨」と呼ばれていました。
 答唱句は八分の六拍子で滑らかに歌われます。2小節目は和音が4の和音から、後半、2の7の和音に変わりますが、これによって祈りを次の小節へと続けさせることを意識させています。続く「」では旋律で最高音C(ド)と4の和音を用い、次の「おそれ」ではバスにその最高音H(シ)が使われ、「神をおそれ」では、旋律が6度下降して(それによって母音の重複も防がれています)、前半の主題を強調しています。7小節目後半の3つの八分音符の連続は、最終小節に向かって上行音階進行しており、終止の rit. を効果的に導いています。
 この答唱句は、C-dur(ハ長調)の主和音ではなく5の和音で終わっています。これによって、祈りを詩編唱につなげる役割もありますが、この曲はいわゆる長調ではなく教会旋法に近い形で書かれていることがわかります。G(ソ)を終止音とする教会旋法は第8旋法ですが、その音階は、D(レ)からd(レ)なので、この曲には該当しません。他にも、36~40「神のいつくしみを」、130~135「主をたたえよう」などがこれにあたります。これらから考えると、この旋法は、教会旋法を基礎に、作曲者が独自の手法とした旋法であり、「高田の教会旋法」と名づけることが出来るでしょう。
 詩編唱も、答唱句と同様の和音構成・進行ですが、3小節目だけ、冒頭の和音は答唱句で経過的に使われている2の7の和音となっていて、3小節目の詩編唱を特に意識させるものとしています。

【祈りの注意】
 答唱句で特に注意したいことは、だらだらと歌わないことです。だらだらと歌うとこの答唱句のことばがまったく生かされなくなってしまいます。そのためにはいくつかの注意があります。
  1. 八分の六拍子は、八分音符を一拍ではなく、付点四分音符を一拍として数えること。
    先へ先へと流れるように歌うこと
  2. 「しあわせなひと」の「」をやや早めに歌うこと
  3. 次の「せなひ」の三つのことばの八分音符で加速をつけるようにすること
の三点です。また2については、1・3・5・7各小節の前のアウフタクトのアルシスを十分に生かすことにつながることも忘れてはならないでしょう。このようにすることで、祈りが自然に流れ出てゆき、答唱句のことば「主の道を歩む」「しあわせ」が、豊かに表現できるのです。
 前半の終わり「おそれ」では、やや、わからない程度に rit.するとよいかもしれません。答唱句の終わりは、歩みが確固としたものとして、ただし、主の前を静々と歩むように、十分に rit. して、滑らかに終えましょう。
 詩編唱は、第一朗読と福音朗読に共通する「巡礼」をつなげるものです。エルサレムの聖所に巡礼することは、そこにしか神がいないと言うことではなく、現代の神学のことばを借りて言えば、いわば、秘跡のようなものと考えればよいでしょうか。第二バチカン公会議が『教会憲章』で教会を秘跡と考えたのと同じです。もちろん、わたしたちにとっての真のエルサレムは天にありますが、そこはまた、すべての神の民が集まるところですから、その意味では、わたしたちは、天のエルサレムにおいて、完全な聖家族の一員となると言えるかもしれません。この詩編によって、真のエルサレム天のエルサレムを思い描くことができればすばらしいと思います。

《この答唱詩編のCD》
典礼聖歌アンサンブル」『四旬節の聖歌』(詩編は異なります

【参考文献】
『詩編』(フランシスコ会聖書研究所訳注 サンパウロ 1968)
 









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Last updated  2006.12.12 16:58:10



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