366176 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

聖歌は生歌

聖歌は生歌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

omasico

omasico

Freepage List

オルガン(略歴)


オルガン(楽器編)


オルガン(伴奏1)


オルガン(伴奏2)


葬儀


結婚式


典礼音楽講座のご案内


基礎講座


実技実習編


共同祈願


祈りを歌う


先唱者


聖週間と復活節


受難の主日


主の晩さんの夕べのミサ


主の受難の祭儀


復活の主日 復活の聖なる徹夜祭 光の祭儀


復活の聖なる徹夜祭 ことばの典礼


日中のミサ 復活節第二主日のミサ


主の昇天と聖霊降臨の答唱詩編


ミサ賛歌 歴史


ミサ曲1


詩編を祈る


続唱


季節賛歌


聖母賛歌


主の降誕 入祭の歌と答唱詩編


降誕節、祝祭日の答唱詩編


聖家族の祝日の答唱詩編


神の母聖マリアと主の公現の祭日の答唱詩編


主の洗礼の祝日の答唱詩編


教会の祈り


答唱詩編(季節と祝祭日)


待降節第1主日


待降節第2主日


待降節第3主日


待降節第4主日


灰の水曜日


四旬節第1主日


四旬節第2主日


四旬節第3主日


四旬節第4主日


四旬節第5主日


復活節第3主日


復活節第4主日


復活節第5主日


復活節第6主日


三位一体


キリストの聖体


王であるキリスト


洗礼者聖ヨハネの誕生


聖ペトロ 聖パウロ 使徒


主の変容


聖母の被昇天


十字架称賛


諸聖人


死者の日


ラテラン教会の献堂


パウロ年記念


年間主日の答唱詩編


年間第2主日


年間第3主日


年間第4主日


年間第5主日


年間第6主日


年間第7主日


年間第8主日


年間第9主日


年間第10主日


年間第11主日


年間第12主日


年間第13主日


年間第14主日


年間第15主日


年間第16主日


年間第17主日


年間第18主日


年間第19主日


年間第20主日


年間第21主日


年間第22主日


年間第23主日


年間第24主日


年間第25主日


年間第26主日


年間第27主日


年間第28主日


年間第29主日


年間第30主日


年間第31主日


年間第32主日


年間第33主日


典礼聖歌


典礼聖歌の成立


Category

答唱詩編

(168)

季節賛歌

(1)

一般賛歌

(2)

アレルヤ唱・詠唱

(4)

聖歌一般

(5)

聖歌のことば

(1)

お知らせ

(30)

全ブログ共通

(4)

おおましこ

(0)

続唱

(1)

教会と典礼

(0)

歴史

(0)

よもやま話

(1)

聖書を聴いて

(2)

ミサの賛歌

(0)

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 omasico@ Re:持ち物の聖歌集は?(11/16) かねみきさん >+主の平和! >持ち物…
 かねみき@ 持ち物の聖歌集は? +主の平和! 持ち物として書かれている…
 育児・子育て きらり@ **こんにちは** 今日は そーですか。 又、拝見…
 代役@ Re:復活節アレルヤ唱(04/11)  しつこい質問に、丁寧にお答えいただき…
 omasico@ Re:復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)(04/11) 代役さんへ! > キリストの聖体(6月10…
 代役@ 復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)  キリストの聖体(6月10日)、この日の『…
 Clara@ ありがとうございました omasicoさん お返事いただき、大変うれ…

Favorite Blog

こころのお散歩 さるすべり123さん
しんがくほうろうき 伊望さん
座 禅 猫 kondavi(いう)さん
青い花 veronica2005さん
ひっそりと咲く名も… NK3737さん
たこりんの★気まぐれ… たこりん0906さん
琥珀色のPENGU… 活男さん

Recent Posts

2007.05.21
XML
カテゴリ:答唱詩編
48 神の名は

【解説】
 答唱句もこの詩編から取られている詩編8は、賛美の詩編です。冒頭=2節abと終わりの10節は同じ文章になっています。これらにはさまれるようにして、前半=2節c~5節では、天における神の栄光と人間のはかなさが歌われます。後半=6節~9節では、その人間が、神の似姿(創世記1:27)として創造されたきわめてよいものであり、ご自分の変わりに被造物をおさめるように定められた事を述べています。
 詩編唱の2節で「神の使い」と訳されたことばは、ヘブライ語の底本では「エロヒーム」すなわち、「神」をさす一般的なことばですが、ギリシャ語訳(七十人訳)やラテン語訳(ヴルガタ訳)では「天使たち」と解釈されています。
 ところで、人間が被造物を支配するとはどういうことでしょうか?よく、現代における自然破壊のもとは、キリスト教だという、誤った考えかたがされることがあります。確かに、一時期のヨーロッパでは、キリスト教とそれに相対する人間中心主義の結果として、人間は自然を思うままに変えることができるという考えが広まったことは事実です。その意味では、キリスト教にもその責任があることは否めないかもしれません。
 しかし、この詩編やこの詩編のもととなった、創世記の記述から考えると、人間が自然界を治めるのは、神の似姿として創造された故のことであり、それは、歴史の完成に向かって歩む被造物を、創造者である神が望まれる姿に導いてゆくことを意味しているのです。ですから、人間が自然界を治めるときにもっとも大切なことは、人間が思うように自然界を変えることではなく、神がどのように被造物をキリストの救いに預からせようとしているかを考えて、歴史の完成に向かって、歩ませることなのです。
 キリスト教もユダヤ教も中心になるのは神であり、人間は、その神のみ旨を行って、被造物を導くのであり、決して、自分たちの意のままに変えてゆくことは赦されていないのです。
 さて、答唱詩編の曲のほうに目を移しましょう。最初の一小節、「名はあまねく」では、八分音符が連続しますが、これが曲全体のテンポを決定する鍵となります。「あまねく」(漢字で書くと「遍く」)では、旋律が6度跳躍しますが、神の名が時間と空間を超えて普遍的に世界に輝くことを暗示します。ちなみに「名」とは、そのものの本質を表すもので、神ご自身そのものをさすことばです。日本語でも「名は体を表す」と言います。また、これは、バスのオクターヴの跳躍でも表されています。
 「栄こうは」の旋律は最高音C(ド)と付点八分音符で、また、テノールの「」の三拍目も最高音C(ド)に上がり、神の栄光が天にそびえる様子が暗示されています。
 答唱句全体は四分音符+八分音符が連続し、さらに、臨時記号による半音階でこの動きに活気が与えられ、ことばが生かされます。
 詩編唱は最高音H(シ)から始まり、反復しながら下降してゆきますが、四分音符で表された反復部分のことばに注意がゆくようになっています。最後は、旋律の最初の音D(レ)で終わり、祈りを答唱句に続けます。

【祈りの注意】
 解説にも書きましたが、最初の小節線の後の四分音符「か」の次の「」をやや早めに歌い、「名はあ」の三つの八分音符で、テンポに乗るようにします。八分の六拍子は八分音符六つを数えるのではなく、付点八分音符×二拍子と考えて歌いましょう。旋律が6度跳躍する「あまねく」では、時間と空間を越えて、神の名=神の存在そのものが世界に輝いている(現在形)ことを表すようにしましょう。胸を(声を)世界に広めるようにしますが、決して、罵声にならないようにしてください。
 「あまね」の後で、人によっては息継ぎが必要になると思いますが、気持ちは、冒頭から「輝き」まで続けましょう。「そのえいこうは」では、付点八分音符を利用して、次第に rit. し、「に」で小戻しして、最後は、ていねいにおさめるようにしましょう。それによって、壮大な神の栄光が天にそびえる様子を表します。 特に、最後の答唱句は、たっぷりと rit. して、祈りもていねいにおさめるようにしましょう。
 解説にも書いたように、四分音符+八分音符、半音階進行、を生かして、祈りが流れるように、活き活きと歌ってください。冒頭から最後まで、気持ちは一息で続くようにすることが秘訣だと思います。
 第一朗読で読まれる、箴言で言われる「神の知恵」とは、キリストに他なりません。神の知恵=キリストは、天地創造の時から神とともにおられました。その、キリストに結ばれたものは、「共に楽を奏し、共に楽しむ」(箴言8:31)ようになるのです。詩編唱は、天地創造の昔から歴史の完成(聖霊の派遣)までを黙想するような、壮大で深い祈りとしてください。

《この答唱詩編のCD》
典礼聖歌アンサンブル」『聖週間の聖歌』(詩編は異なります・絶版

【参考文献】
『詩編』(フランシスコ会聖書研究所訳注 サンパウロ 1968)
 








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.21 18:00:24



© Rakuten Group, Inc.
X