366390 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

聖歌は生歌

聖歌は生歌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

omasico

omasico

Freepage List

オルガン(略歴)


オルガン(楽器編)


オルガン(伴奏1)


オルガン(伴奏2)


葬儀


結婚式


典礼音楽講座のご案内


基礎講座


実技実習編


共同祈願


祈りを歌う


先唱者


聖週間と復活節


受難の主日


主の晩さんの夕べのミサ


主の受難の祭儀


復活の主日 復活の聖なる徹夜祭 光の祭儀


復活の聖なる徹夜祭 ことばの典礼


日中のミサ 復活節第二主日のミサ


主の昇天と聖霊降臨の答唱詩編


ミサ賛歌 歴史


ミサ曲1


詩編を祈る


続唱


季節賛歌


聖母賛歌


主の降誕 入祭の歌と答唱詩編


降誕節、祝祭日の答唱詩編


聖家族の祝日の答唱詩編


神の母聖マリアと主の公現の祭日の答唱詩編


主の洗礼の祝日の答唱詩編


教会の祈り


答唱詩編(季節と祝祭日)


待降節第1主日


待降節第2主日


待降節第3主日


待降節第4主日


灰の水曜日


四旬節第1主日


四旬節第2主日


四旬節第3主日


四旬節第4主日


四旬節第5主日


復活節第3主日


復活節第4主日


復活節第5主日


復活節第6主日


三位一体


キリストの聖体


王であるキリスト


洗礼者聖ヨハネの誕生


聖ペトロ 聖パウロ 使徒


主の変容


聖母の被昇天


十字架称賛


諸聖人


死者の日


ラテラン教会の献堂


パウロ年記念


年間主日の答唱詩編


年間第2主日


年間第3主日


年間第4主日


年間第5主日


年間第6主日


年間第7主日


年間第8主日


年間第9主日


年間第10主日


年間第11主日


年間第12主日


年間第13主日


年間第14主日


年間第15主日


年間第16主日


年間第17主日


年間第18主日


年間第19主日


年間第20主日


年間第21主日


年間第22主日


年間第23主日


年間第24主日


年間第25主日


年間第26主日


年間第27主日


年間第28主日


年間第29主日


年間第30主日


年間第31主日


年間第32主日


年間第33主日


典礼聖歌


典礼聖歌の成立


Category

答唱詩編

(168)

季節賛歌

(1)

一般賛歌

(2)

アレルヤ唱・詠唱

(4)

聖歌一般

(5)

聖歌のことば

(1)

お知らせ

(30)

全ブログ共通

(4)

おおましこ

(0)

続唱

(1)

教会と典礼

(0)

歴史

(0)

よもやま話

(1)

聖書を聴いて

(2)

ミサの賛歌

(0)

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 omasico@ Re:持ち物の聖歌集は?(11/16) かねみきさん >+主の平和! >持ち物…
 かねみき@ 持ち物の聖歌集は? +主の平和! 持ち物として書かれている…
 育児・子育て きらり@ **こんにちは** 今日は そーですか。 又、拝見…
 代役@ Re:復活節アレルヤ唱(04/11)  しつこい質問に、丁寧にお答えいただき…
 omasico@ Re:復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)(04/11) 代役さんへ! > キリストの聖体(6月10…
 代役@ 復活後の主の祝祭日アレルヤ唱(266)  キリストの聖体(6月10日)、この日の『…
 Clara@ ありがとうございました omasicoさん お返事いただき、大変うれ…

Favorite Blog

こころのお散歩 さるすべり123さん
しんがくほうろうき 伊望さん
座 禅 猫 kondavi(いう)さん
青い花 veronica2005さん
ひっそりと咲く名も… NK3737さん
たこりんの★気まぐれ… たこりん0906さん
琥珀色のPENGU… 活男さん

Recent Posts

2007.08.08
XML
カテゴリ:答唱詩編
134 主をたたえよう
【解説】
 詩編117は、全四編中最も短い詩編で、ヘブライ語でもわずか15語しかありません。1節では、全世界の民に、神(主)をたたえるよう呼びかけ、2節は、その根拠となる、イスラエルに対する、神(主)のはからいを述べています。すなわち、神に選ばれた民イスラエルに対する、神のいつくしみを知ることで、すべての民が、まことの神を知るようになることがイスラエルの選びの根拠なのです。これは、『教会憲章』第1項でも言われていることです。教会も、教会自身が存在目的ではなく、神と人類との交わりの道具であり、神の国を証してゆくことが大切なことなのです。
 この詩編は、先にもあげたように最も短い詩編で、中世初期のナポリの教会では、この詩編を覚えていることが、洗礼の条件だったと伝えられています。
 また、この詩編唱では、栄唱が加えられていますが、栄唱は、旧約の詩編を新約のキリスト者の祈りとするものです。
 さて、この「主をたたえよう」はすべての答唱句の中で、最も多くの詩編唱が歌われます。答唱句は、詩編136:1〔131〕から取られています。この詩編は、グレゴリオ聖歌では復活徹夜祭に歌われます。八分の十二拍子の答唱句の冒頭は、トランペットの響きで始まります。なお、『典礼聖歌』合本では、最初、テノールとバスは、H(シ)ですが、『混声合唱のための 典礼聖歌』(カワイ出版 2000)では、四声すべてFis(ファ♯)-Dis(レ♯)-Fis(ファ♯)-H(シ)-Dis(レ♯)となっています。この、ユニゾンのほうが、力強い響きに聞こえると思います。
 「主をたたえよう」では、バスがGis(ソ♯)からFis(ファ♯)へ下降することで、ことばを延ばす間に、和音も二の和音から四の和音へと移り、さらに「主はいつくしみ」までE(ミ)からDis(レ♯)へと深まります。その後は、旋律も和音も落ち着いており、神のいつくしみの深さと限りないあわれみを穏やかなこころでたたえながら、答唱句は終わります。
 詩編唱は、冒頭、最高音のH(シ)から、力強く始まります。主に、詩編唱の1節全体で、一番重要なことばが多い第三小節は、最も低いDis(レ♯)を用いることで、重厚さと、低い音への聴覚の集中を促しています。詩編唱の最後は、主音Fis(ファ♯)で終わり、そのまま、答唱句へとつながります。

【祈りの注意】
 答唱句の旋律は、主音:Fis(ファ♯)⇒旋律の最低音:Dis(レ♯)⇒主音:Fis(ファ♯)⇒旋律の最高音:H(シ)と動きますから、この旋律の上昇の力強さを、全世界への呼びかけの強さへと結びつけましょう。八分の十二拍子のこの曲は、八分の六拍子の曲と同様に、八分音符ではなく付点四分音符を一拍として数えましょう。「主をたえよう」の「」を、ダッシュ心持早めに歌い、続く八分音符への弾みとすることで、全体のテンポが引き締まります。
 「たたえようー」と延ばす間、さらに上向き矢印 cresc. を強めることで、呼びかけが、すべての国に広がるでしょう。このとき、バスがGis(ソ♯)からFis(ファ♯)へ下降することで、和音が変わりますから、他の声部はしっかり呼びかけを続け、バスは地球の裏側にまで、この呼びかけを深めるようにしましょう。その後、八分休符がありますが、この休符は、次の「」のアルシスを生かすためのものですから、きちんと、入れてください。
 この、「」がアルシスで、よく歌われると、このことばがよく生かされるばかりではなく、続く、滑らかな旋律の信仰告白が、ふさわしい表現となります。最後の「深」の四分音符が、必要以上に延ばされるのをよく耳にしますが、NGそれでは、答唱句の重要な信仰告白のことばが、途中で途切れてしまい答唱句全体のしまりもなくなります。ここで、やや、 rit. するからかもしれませんが、この rit. は、ことばを生かすためのものですから、「その」に入ったら、すぐにテンポを戻しましょう。あくまでも、「ふかくーその」は、八分音符三拍分の中であることを忘れないようにしてください。
 最後は「そのあわれみは」くらいから徐々に rit. して、答唱句を締めくくります。「えいえん」で、八分音符を五拍延ばす間、まず、dim. (だんだん弱く=いわゆるフェイドアウト)しますが、きちんと五拍分延ばしてください。その間、作曲者も書いていますが「神様のことを」、神のいつくしみの深さもあわれみも永遠であることを、こころに刻み付けましょう。最後の「」は、「さーぃ」と同じように、「え」の終わりにそっと添えるように歌います。
 今日の「集会祈願」(試用版)にもあるように、神は「国籍や民族の異なるわたしたちを神の国のうたげに招いてくださいます。」イスラエルの指導者たちは、自分たちがアブラハムの子孫であることで、神の国が保障されていると安心していましたが、それによって、律法の本質を見失うことになってしまいました。わたしたちも、洗礼を初めとする秘跡で安心するのではなくキリストの福音をしっかりかみしめてそれに従って生きる恵みを願うことが大切ではないでしょうか。今日の詩編を味わいながら、わたしたちが「すべてに国よ神をたたえ、すべての民よ神をほめよ」という詩編のことばの模範となれるよう、祈りを深めたいものです。

 DVD《この答唱詩編のCD》
典礼聖歌アンサンブル」『復活節の聖歌』(詩編は異なります

【参考文献】
『詩編』(フランシスコ会聖書研究所訳注 サンパウロ 1968)
 











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.08 15:12:42



© Rakuten Group, Inc.
X