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聖歌は生歌

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2016.05.16
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カテゴリ:答唱詩編
《C年》

 48 神の名は


 答唱句もこの詩編から取られている詩編8は、賛美の詩編です。冒頭=2節abと終わりの10節は同じ文章になっています。これらにはさまれるようにして、前半=2節c~5節では、天における神の栄光と人間のはかなさが歌われます。後半=6節~9節では、その人間が、神の似姿(創世記1:27)として創造されたきわめてよいものであり、ご自分の変わりに被造物をおさめるように定められた事を述べています。
 詩編唱の2節で「神の使い」と訳されたことばは、ヘブライ語の底本では「エロヒーム」すなわち「神」(複数形)をさす一般的なことばですが、ギリシャ語訳(七十人訳)やラテン語訳(ヴルガタ訳)では「天使たち」と解釈されています。
 ところで、人間が被造物を支配するとはどういうことでしょうか?よく、現代における自然破壊のもとは、キリスト教だという指摘がされることがあります。確かに、一時期のヨーロッパでは、キリスト教とそれに相対する人間中心主義の結果として、人間は自然を思うままに変えることができるという考えが広まったことは事実です。その意味では、キリスト教にもその責任があることは否めないかもしれません。
 しかし、この詩編やこの詩編のもととなった創世記の記述から考えると、人間が自然界を治めるのは、神の似姿として創造された故のことであり、それは、歴史の完成に向かって歩む被造物を、創造者である神が望まれる姿に導いてゆくことを意味しているのです。ですから、人間が自然界を治めるときにもっとも大切なことは、人間が思うように自然界を変えることではなく、神がどのように被造物をキリストの救いに預からせようとしているかを考えて、歴史の完成に向かって、歩ませることなのです。キリスト教もユダヤ教も中心になるのは神であり、人間は、その神のみ旨を行って、被造物を導くのであり、決して、自分たちの意のままに変えてゆくことは赦されていないのです。

 答唱句の最初の一小節「みの名はあ」では、八分音符が連続しますが、これが曲全体のテンポを決定する鍵となります。「あまねく」(漢字で書くと「遍く」)では、旋律が6度跳躍しますが、神の名が時間と空間を超えて普遍的に世界に輝くことを暗示します。ちなみに「名」とは、そのものの本質を表すもので、神ご自身そのものをさすことばです。(日本語でも「名は体を表す」と言います。)また、これは、バスのオクターヴの跳躍でも表されています。「栄こは」の旋律は最高音C(ド)と付点八分音符で、また、テノールの「」の三拍目も最高音C(ド)に上がり、神の栄光が天にそびえる様子が暗示されています。
 答唱句全体は四分音符+八分音符が連続し、さらに、臨時記号による半音階でこの動きに活気が与えられ、ことばが生かされます。
 詩編唱は最高音H(シ)から始まり、反復しながら下降してゆきますが、四分音符で表された反復部分のことばに注意がゆくようになっています。最後は、旋律の最初の音D(レ)で終わり、祈りを答唱句に続けます。

【祈りの注意】

 第一朗読で読まれる、箴言で語られる「神の知恵」とはキリストに他なりません。神の知恵=キリストは、天地創造の時から神とともにおられました。その、キリストに結ばれたものは「共に楽を奏し、共に楽しむ」(箴言8:31)ようになるのです。詩編唱は、天地創造の昔から歴史の完成(聖霊の派遣)までを黙想するような、壮大で深い祈りとしてください。
 解説にも書きましたが、最初の小節線の後の四分音符「かみ」の次の「」をやや早めに歌い、「名はあ」の三つの八分音符で、テンポに乗るようにします。八分の六拍子は八分音符六つを数えるのではなく、付点八分音符×二拍子と考えて歌いましょう。旋律が6度跳躍する「あまねく」では、時間と空間を越えて、神の名=神の存在そのものが世界に輝いている(現在形)ことを表すようにしましょう。胸を(声を)世界に広めるようにしますが、決して、罵声にならないようにしてください。「あまね」の後で、人によっては息継ぎが必要になると思いますが、気持ちは、冒頭から「輝き」まで続けましょう。「そのえいこは」では、付点八分音符を利用して、次第に rit. し、「天に」で小戻しして、最後は、ていねいにおさめるようにしましょう。それによって、壮大な神の栄光が天にそびえる様子を表します。 特に、最後の答唱句は、たっぷりと rit. して、祈りもていねいにおさめるようにしましょう。
 解説にも書いたように、四分音符+八分音符、半音階進行、を生かして、祈りが流れるように、活き活きと歌ってください。冒頭から最後まで、気持ちは一息で続くようにすることが秘訣だと思います。

【オルガン】
 答唱句の祈りを活き活きさせるには、オルガンの前奏は大変重要です。オルガンの前奏が、重い石を引きずるようになると、会衆の答唱句が活き活きとした祈りになるはずがありません。前奏は、会衆がなれるまで、やや、アップテンポ気味でもよいのではないでしょうか。解説に書いた三つの注意

1=拍子は八分音符6拍ではなく、付点四分音符×2で数える
2=最初の小節線の後の四分音符「かみ」の次の「」をやや早めに弾き「名はあ」の三つの八分音符で、テンポに乗るようにする
3=四分音符+八分音符、半音階進行、を生かして、祈りが流れるように、活き活きと弾く

ことをよく心がけましょう。オルガンが毎回このように前奏・伴奏をしてゆけば、会衆もだんだんとついてくるようになるはずです。
 ストップは、やや、明るめのものがよいでしょうか。ただ、プリンチパル系の高いピッチ(4’や2’)は、逆に祈りを妨げることもありますので、会衆の人数をよく考えて、組み合わせるようにしたいものです。





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Last updated  2016.05.16 15:36:27



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