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その人は剣を持ち国を守る人、その人には「爽」の文字を贈ろう。
長がその子にあったのは町での呼掛けに応えてくれたから 最初はあんなに小さかったのに… この街に入りたてで馴染めなかった頃は、よく長の後ろについて街を歩いてるような子でした 母の日には「長は皆の母親みたいなものです」と言い、長に花を送りました ついには長を越えてくれましてね、長は嬉しかったそうです。 いつの日か、時の終りが近付きました 爽「長、未来に向ってやりたい事が見つかりました、私はこの世界を旅立とうと思います」 長「そうですか…あなたの未来を見守りましょう」 長には何故か悲しみはなかったそうです、逆に微笑ましかった 長「私はあなたに感謝してます、私が挫けた時あなたは手紙をくれましたね、息子から勇気づけられた気分でした、あなたは私を愛してくれてましたね、私も愛してますよ、決別の時は来ます、何時の日か、あなたの素敵な大人の姿を私に見せて下さい」 爽「ありがとうございます…約束しましょう…」 声が震える 大きく空気を吸う 爽が叫ぶ 「この国に繁栄と変らぬ愛を!!」 長が復唱する 「この国に繁栄と変らぬ愛を!!そして、爽氏に愛のある幸福な未来を!!」 二人の声が街に木霊する 木霊が消える 目が合う二人 爽が消えて行く… 見届ける長 頬には雫が流れる…。 (毎度、出来過ぎな話かもですがw許してちょ^^この後、長はボソッと何か言ったそうなのですが、忘れましたw) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 12, 2008 07:22:23 PM
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