ユニバーサルスタジオのメルズドライブイン
先週の連休には高速道路を600km以上も走って、九州から大阪まで走った。これだけ走ってもETCゲートで「千円利用しました!」とアナウンスがあるのはうれしい。 さて、普段はどちらかというと自然の中で遊ぶ派であり、実は私はディズニーランドもユニバーサルスタジオも日本では行ったことがない。(以前アメリカでは行ったとがあるが) まあしかし、我が家の子供たちも遊園地適齢期ではあるし、今いかなければ私も一生行かない可能性もあり、話のタネに行ってみることにした。 入場料も結構なお値段なのだが、入ってみると行列また行列であり、本当に日本は不景気なのか!という感じなのであった。 私みたいに大分などに住んでいて、日ごろ渋滞や行列というものを経験することがないとこれが結構こたえる。私だけでなく子供も同様であり。「まだぁ~」などと言われると、「この行列が目に入らぬか!」(俺に聞くな!)と言いたくなるのであった。 それでも、アトラクションに乗るたびに、よくもまぁこんな凝ったものを作るなぁと感心する。たいしたものであった。 ユニバーサルスタジオは園内がアメリカの街並みになっており、なんだか外国に来たようで楽しい。 お昼は映画アメリカングラフティのメルズドライブインで食べることにした。 アメリカングラフティはあの「スターウォーズ」のジョージ・ルーカス監督の出世作であり、第二次世界大戦に勝って世界をリードするスーパーパワーとなったアメリカのティーンエイジャーが底なしに明るいロックンロールをBGMに自由を繁栄の青春を謳歌する映画だ。 まだベトナム戦争が始まる前の一番アメリカが輝いていた時代だ。 この左のウエイトレスの背後に描かれているのがメルズドライブイン。 世界中の誰もが聞き覚えのある、60’のナンバーが店内にながれている。 こちらの店内のウエイトレスはさすがにローラースケートは履いていなかった。(店内が込み合っているからか!) パーキングエリアには60’のアメ車が!右の人は窓拭きのお兄さん。 メルズドライブインは基本的にハンバーガースタンドである。 私も普段はあまりジャンクフードは食べないが、郷に入っては郷にしたがえ、高さが20cmにも達するというタワーバーガーなるものをたのんでみた。 こういうところに来たからには、とことんアホらしいものがいい。 子供たちもびっくりだ! 大量のフレンチフライがトレイの上にぶちまけてあるのも、またアメリカらしくていい!(笑) このタワーバーガーだけは「注文をいただいてから調理するのでお時間が10分かかりますがよろしいでしょうか?」と聞かれる。他のハンバーガーはどうもレンジでチンで出てくるようだ。 味もまたアメリカンかとあまり期待していなかったが、このタワーバーガーのお肉は炭火で焼いてあり、味付けは岩塩だけ。シンプルだが非常にうまかった。 味だけは日本人がかなり研究しているのだろう。いい意味で裏切られた。 2つを4人で食べたがそれでもおなかいっぱいになる。間違っても一人1個注文しないように! 食事をしていると家族が誕生日のワッペンをつけているのを見つけたおねえさんが、さっと窓にセサミストリートのエルモの絵と「Happy Birthday!」を窓拭きスプレーで描いてくれた! 小粋なことをするねぇ~ 夜はアズーラ・ディ・カプリという3月16日にオープンしたばかりの石釜ピッツェリアに行った。クアトロフォルマッジォ(4種のチーズのピザ)もたのんでみたが、ゴルゴンゾーラチーズも癖のある本格的なやつで、値段もこの味なら、近所にあったらたまに出かけるだろうというくらいのまっとうなものであった。 この他ウォーターワールドとか、夜のパレードとか、いろいろ印象に残ったが、とにかくスタッフの人を楽しませることに対するプロ意識にはほとほと感心した。 たまには大人も遊園地で遊ぶのもわるくない。