昭和一桁の人がどのように抜いてきかたをわかる写真
先日東京両国の江戸東京博物館に行ってきた。 現在「東京復興」という企画展(9月26日まで)をやっていた。 先の日記の「昭和一桁の頑固者」世代の人がどのように生き抜いてきたか、その一端がわかる写真が展示されている。 東京は1944年11月14日以降に106回の空襲を受けた。 警視庁は東京の護りは鉄桶と発表したが、(鉄桶とは、鉄でできた水も漏らさぬ桶のたとえ) 空襲は続き、最終的に10万人以上が死亡した。 子供をおぶって逃げまどった母(以上の2つはwikiぺディアより) 今回の「東京復興」企画展はその後の様子が写真で紹介されている。 これが当時の新宿駅だ。 わずか65年前のことであり、今生きている人でもこの状態の駅を利用した人がいるに違いない。ローマ字の方が大きい表記が、日本が占領されたことを示している。 食べるものもなく、がれきをかき分けてそこに畑を作った。 (畑をたがやす女性) 着るものもなく、藁をまとわなけばならない人もいた。 家もなく、焼け残った材料でバラックを建て雨露をしのいだ。 調理器具もなく、不発弾を利用して電熱器を作った。 これは実物が展示さている。 やみ市場が開かれた。 今では誰もが捨ててしまうようなたわしが集められて、商品として売られている。 こうしてたくましく生き抜いてきた。 この他、江戸東京博物館には館内に当時の日本橋や、 中村座なども再現されており、見ごたえがある。 現在は「大昆虫展」も開催されており、お子様連れでも楽しめます。 お近くの方、ぜひ足を運んでみてください。