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にこにこ♪ラクラク♪楽しい我が家

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2022年07月22日
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カテゴリ:五十肩
おお、9回目だ。
連載はいつまで続くのか。。。

5級から4級へ昇級し、座る場所も少し変わって、気分がいい時期でした。
たまたま稽古で組んだ当時小学校3年生のH君、私からするとものすごく小さいわけです。
当たり前ですけどね。135cmから140cmぐらいだったかな。

私は175cmほど身長がありましたので、30cm以上の身長差があるわけです。

H君からすると、私はとてもよい稽古相手。

そうだよね、小よく大を制す、を地でいくのですから。

私は、というと小さい子を相手にするのは、結構骨が折れる。
力加減とかはものすごく気を遣う。
そらそうだよね、体重なんてたぶん半分ぐらいだったんじゃないだろうか・・・
私で65kgほどあったはずだから。。。

ホントに気を使いました。
そのくせ、私は4級で白帯、H君は3級で青帯。
彼のほうが級位としては上でした。
それゆえに技の理解もある程度できている。

なので、私が受けの番だと、大変でした。
ビシバシ決まるわけです。
彼は全開で挑んでもおつりがくるくらいの高校生のお兄さんです。
汗だくになるほど、稽古に打ち込んでくれました。

対する私。
ものすごく気を遣います。
ガラス細工を扱うくらい慎重に技を展開します。
力任せは絶対ダメなので、力を入れないようにして崩して
投げにもっていかなくてはなりません。

関節技って形きれいに決まればそんなに力を入れなくても
しっかりと極まるので、力任せにやろうとすることを封じられているので
形をしっかりとマスターするように意識をしていきます。

H君の身長差を考えると、立ち技のときはものすごく腰を落とさなくてはならないのです。
これがもっともキツイ、太ももが悲鳴を上げるほど腰を下げなくてはならない。
そんなことをしていたら形が崩れるから力加減がうまくいかない。
ゆるすぎるとH君から「ちゃんとやれ~」とフィードバックを受ける。

ものすごく困っていたら、ずーーーーっと見ていた師範代が
ミュラー君、片膝ついたらどう?
と絶妙のアドバイス!

師範代ナイスぅーーー!

腰への負担がものすごく軽くなりました。
片膝立てて、片膝をつく、という姿勢をとると
下半身が安定するので、上半身の力が抜けていい感じになるわけです。

アドバイスを入れるタイミングって大事ですよね。

仕事でも一応、オペレータさんの対応をみているわけだけど

ああ、ここんとこ、こうすればいいのにな~
とか
そこは、こうしたほうが~
とか
いろいろあるんですよ。

しかし、タイミングが早かったりすると

頭の上に「?????」になってしまって
入っていかない。

タイミングが遅かったら
なんでもっと早くいってくれないんですか!!!

と怒りマークが100個くらい

という結末が待っています。

合気道でもいろいろ技の指導を受けて、それなりに上達してきたわけですが
たぶん、あの片膝を立てる、というアドバイスは歴代3位以内入るほど
絶妙のアドバイスの一つだったんではなかろうか、と思います。

師範代、ありがとうございました。

H君との稽古が3-4か月ほど続いたわけですが
稽古が終わってからの父親のフィードバックがよかった。

H君と一緒に稽古できるってことは、ミュラーが柔軟であるから
小さい子に合わせることができるのだ。
ケガだけ気を付けて、丁寧に稽古していけ。彼からしても
大きな高校生をビシバシにぶん投げる、という経験はものすごい糧になるだろう。
気を遣って稽古することなるだろうが、しばらくやっていたらいい。

ここの「しばらく」という期間をつけるのが
これまた父親の絶妙さ。
今から考えたら仕込まれていたな~
と思うわけです。

ずっとそれでいいわけではない、という含みがあるわけですね。
技の習得具合によって相手は変わっていく、ということを示唆していたのです。

小さい子を相手に、力を加減することによって、形を整え、足腰を安定させ
というプロセスを自然に踏んでいた、というかそうなるようにもっていっていたのでは
ないかと思うと、父親の指導者としての「見えざる手」はすごいものがあったのでは
と思います。

機会あれば聞いてみようかな、と思うのですが
きっと照れて「そんなんしらん!!」といって別室にこもってしまうことでしょう。

稽古から帰ってきて夕飯を食べてお風呂に入って
自室にもどり、ラジオにスイッチを入れる。



おお~いい曲じゃん、こんどレンタルレコード(当時)にいったら借りてこよう。

秋が深まり、冬の足音が聞こえだした頃のお話でした。

続く。



体格の差ってものすごいんですよ。
後に体で思い知るのですが。





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最終更新日  2022年07月22日 10時00分06秒
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