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しばらくぶりの日記
今年の夏は暑いのか、涼しいのか。。。 寒暖(?)の差が激しく、体調も気温差についていくのが大変! 昨日は久しぶりにムンムンとした熱気が午前中から、ビル間に立ち込めていた 朝、店に向かう足取りも、熱気に押し戻されるようにノロノロ・・・ 金曜日となると、一週間の疲れのピーク これはサラリーマン時代も、店を始めてからも同じ感覚 あーー やっと金曜日だぁ そんなダルイ空気のなかで店の掃除をしていると、 パリンッ と、割れる音 さわらびには、店頭に母の手作り陶器の「蕎麦看板」が置いてある 大きさはかなりのもので、母の最近の作品としては、かなりの大作 店のためにと心血注いで作ってくれたもの それが 割れた もちろん割ってしまった人がいるわけだが、 その業者に対して 「ごらぁ! どこ見てるんじゃ!」 と叫ぶのは やめた もちろん心の中では叫んでいたが 弁償 無理 世界に1つしかない、手作り看板 値段は無い 5万かもしれないし、100万かもしれない でもでも、いくらお金があっても同じものは二度と手に入らない ただ不幸中の幸い 完全に割れてしまったわけではなく、看板の角がパッキリ割れたのだ ま。 割れたことに違いはない 結局、店としては弁償も何も要求しなかった 「怒りは敵だ」 これは徳川家康の言葉らしい 別に家康フリークでも何でもない 毎朝、店に来る前に寄る平河天満宮に「今月のことば」という短冊があるのだが、 8月の言葉は 「怒りは敵だ」 徳川家康 なのだ その業者さんに相対した時、その言葉が頭の中でグルグルと回った ダメ 絶対に感情をぶつけてはいけない 落ち着け、落ち着け 深呼吸・深呼吸 ダルイ空気の中で、私だけがダルイんじゃない 皆。ダルイのだ 集中力が切れ掛かってしまうのも、わかるじゃないか 二度と同じ間違いをしなければ、それで良い そして一番、私の怒りを静めたのは その看板を持ってきた時の母の言葉 「形あるものは、かならず壊れる時が来るから。 もし壊れてしまっても、それは仕方がないことよ」 もしここで、弁償だなんだかんだでもめていたら、お店の営業どころではなく、その日一日が台無しになったことだろう 「怒りは敵だ」 ありがたいアドバイスをありがとう、家康さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 5, 2006 12:55:34 PM
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