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カテゴリ:雑感
宗教儀式なので軽率に話題にするのはよろしくないかもしれませんが、 おめでたい儀式なので許してね。 話題にするのはそう、バチカンの新法王を決定する会議「コンクラーベ」です。 これ、音が「根競べ」に似てて、やっぱりみんな気になってたと思うんです。 僕も日記でネタにしようかなと思ってたら、 小泉首相が郵政民営化にからめて、 「コンクラーベではなく根競べ。」と、ちゃっかりギャグにしてました(;´Д`) でも総理、 「どんな煙が立つのかわからない。」と落語のようなオチをつけて、 最後はうまくまとめておりました。 実際、コンクラーベも議員さんの説得も「根競べ」の部分があるようで、 偶然の産物とはいえ言葉って面白い。 似たようなことで思い浮かんだのが、 日本語で妙にハマっている、オリンピックの外国人選手の名前です。 冬季五輪ジャンプのアホネン選手などは当時(僕の中で)話題になりました。 イアンソープ選手なんかも始めはビックリしたんですが、これまた僕だけでしょうか? ほとんど活躍できずに大会を終えた選手でも、 ある国では名前が面白く聞こえるという理由で、 知らぬ人がないほど有名になっていることだってあるかもしれません。 深刻な国際会議でも、開催地の名前がある国でおかしな響きを持ってしまうと、 その国の人はさぞ真剣になり辛いことでしょう。 例えば、「世界動物愛護会議がアフリカのネコフンジャッタで開かれました。」 などと(そんな会議や地名はありませんが)報道されたら、 やっぱり日本人はずっこけてしまいます。 その様子を見た外国メディアが、 「日本では“ネコフンジャッタ”は“猫を踏み付ける”という意味の言葉。 子供たちに大人気のフレーズで、残酷な意味にも関わらずピアノを弾きながら愛唱されている。 不思議なことに日本では、この曲に限ってひたすら早く弾くことが競い合われ、 捨て犬や捨て猫が多い日本人の動物観の一端をうかがうことができる。」 と、まことしやかな論説を書かれてしまうかもしれません。 仮定の上の仮定なので、考えていて激しい虚無感に襲われてきました・・・゚Д゚;)ガクガク 国際化の時代。言葉といえば通じ合うことばかりが重視されますが、 完全に母国語の視点から外国語を捉えるのも、 また一興だなあと思った次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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