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カテゴリ:福島原発放射能風評
先日の日曜日はいつものサンデーファーマー。
宮城県では最もセシウム蓄積量が低い(文科省モニタリングより)石巻市西部 北村の畑で試験栽培していた作物が少し収穫出来ました。 堆肥と肥料は放射能フリーを自分で作り、畑は除染作物を昨年から作り 出来るだけ放射能の影響を避けるべくして今年の試験栽培に臨んだ結果。 西瓜はゴジラ西瓜で多分それなりには含まれているかも? 茄子、トマトは一昨年の堆肥と一昨年の米糠ベースぼかし肥料(一昨年の油粕、草木灰、籾殻、籾殻炭など) を使い、アブラナを栽培した跡地に植えたもの。 それでも、計ってみなければ判らない。 この他には、エンドウ類、ニンニク、玉葱、ジャガイモなどを収穫。 毛虫の大発生で人間様の取り分はプロの農家の20%位だった。 完全無農薬、有機肥料オンリーで完全なサンデーファーマー。 この位分け前にあずかれれば十分なのだが、放射能の影響を今後数十年も 心配しなければならない事はなんともやりきれない。 毎度、毎度、放射能の話で恐縮だが、このブルーベリーは泉区の我が家で 栽培しているブルーベリー。 何の対策もしていないので、多分相当量含まれているのだろう。 栗駒市のブルーベリーは出荷制限となっている事を考えると ベリー類は移行係数が高いと見られ、我が家にはこの他ラズベリーも沢山の実をつけた。 悔しいのは、ことごとく豊作で味も申し分ない事だ。 家庭菜園などにうつつを抜かしているのは年寄りばかりだから、皆さほど 心配していないのだろうが、孫や子供には迂闊に食べさせられない。 福島県などは極端に線量も高い事から、あきらめるしかないが、中途半端な 宮城県中部以北、以西は宙ぶらりで自分で決めるしかない。 それでも、今年になって、大分市町村に検査機器が配分されたようだが 我が畑の市町村では設置されておらず、今のところ判らないままでいるしかない。 勿論、費用と時間を掛ければ検査出来ないわけではないが、本来なら東京電力と 国がその費用を持つべきと考え、その努力をするほどでもない事となかば あきらめているのが実状。 多分、家庭菜園愛好者はそんなものでしょう? 福島県や影響が大きかった地区の方々の悲しさ、悔しさが判ります。宮城の最も影響が 少ないと考えられる地区でさえ、こう考える者がいるのですから・・・。 そう考えれば、如何に汚染地域の瓦礫を未汚染地域にわざわざ高額な運搬費を掛け、かつ そこに住む住民の心配をよそに運び出すことが不合理なことか・・・。 フクシマの事故が起き、近隣は放射能が来る事を皆恐れたはず。 それを、事故の影響が及ばない地区に汚染がある可能性のある物を運ぶ事は、その地の 住民に心配を押しつける事にならないか? 特に石巻市の住民は全国から多大な援助を受けたはず。 にもかかわらず、汚染の心配がある瓦礫を搬送して処理をおまかせする事は恩を仇で返す 所行ではないか? 県民として、人として、大変に恥ずかしいと思わざる得ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.07 18:56:44
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