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カテゴリ:自然農
6月末に収穫した南部小麦、 「はだぎづげで」脱穀すればよいと教わりやってみた。 が、 延々「はだぎづげ」でも遅々として終わらない。 そこで洗濯板でゴシゴシ。 少しは効率が良い。 が! やっぱり延々ゴシゴシ。 丸二日、朝は早から夜遅くまで掛かって、 やっと刈り取った量の2/3が脱穀できた。 そこで「唐箕」登場 約15キロ位の玄麦が取れた。 全部終われば20~30キロ位になるかといったところ。 しかし、昔の人はよくやったものだ。 次は輪作すべく南部ソバの播種を急がねば。 畑は、宮城県だが、 作付けは南部小麦に南部そば それに南部一郎カボチャ 南部一郎に雌花がついた。 受粉は花むぐり任せ。 しかし、 考えない国民性には困ったものだ。 日本の食の安全は今でも憂慮する物があると言うのに TPPは単に農業の問題、 しかも自給率や米の競争力だけの問題と思いこんでいる人が殆どだ。 本質はもっと複雑で、 単にメディアがジャーナリズムの精神を忘れ まったく本質を伝えていない事で理解が進まないと言うだけ。 品種改良や遺伝子組み替えの特許による種苗の独占と 自然交配による特許侵害を盾にした農地と空間の束縛。 そこに起きる作付け作物の束縛など 農業に限っても大変な事態になる事は想像に難くない。 この事は既にカナダなどで実際に起きている事なのに。 原発もTPPも、 美しい日本、強い日本、豊かな日本にはほど遠い。 日本を取り戻すにも到底ほど遠い。 憂鬱な気分を山野の花が癒してくれた。 ヤブカンゾウが花盛り。 ノカンゾウも欲しいなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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