今朝も福島沖で地震があった。

東日本大震災は午後2時45分頃。今朝の地震は午前2時18分頃

阪神淡路は午前5時45分頃。

東日本大震災の余震で4月7日午後11時頃も震度6の地震があった。



その上、30年周期とされる宮城県沖地震はまだやってきていない。


努々地震の備えを怠ってはならないと思い直している。

インターネットが普及している現在、我が家では


ジェシア地震化学探査機構のメルマガを購読している

ご存じの方も多いと思うが毎週水曜日に日本の電子基準点の変位を

独自の解析で地震に対する注意喚起するメルマガである。


個人的には来る巨大地震の備えを忘れない為の防御策として捉え

大きな変動が認められたときに、家庭内で避難の確認や連絡方法、

その時に各個人が出きる食料や飲料水の確保、連絡が取れない場合の

対応策などを話し合っている。


かつて、仙台では中心部が広瀬川の河岸段丘上に形成されているために

旧市街地は地震によっての被害が比較的少なく、地震の怖さを感じた事

は無かったが、都市圏の広がりで脆弱な地盤上の重要インフラ拠点もあり

宮城県沖では都市ガスが麻痺、電気も水道も止まるなど生活に重大な影響

を受けて、以後、防災を強く意識するようになったが、兵庫淡路の震災を

見る間での長い期間にはその思いも風化、当時用意した防災グッツも役に

立たない状況となっていた。


兵庫の震災で思い直し、再び緊急用食料と飲料水などを確保したがそれから

東日本大震災までの期間には、結局防災グッツで役に立ったのは手回し発電

のラジオ、発電式懐中電灯、僅かな備蓄食糧、キャンプ用品、風呂の貯め水

だけであった。



ガソリンは震災当初はまったく入手出来ず、灯油も同様。

食料の調達も困難を極めた。



震災から一週間後でこの有様。しかも買える物などさして無い。

我が家は幸いにも震災当日に宮城生協が営業を続けていた店舗に遭遇、

帰宅前に一定の食料品を調達出来た為に、さして困る事は無かったが

近所の方々、特に老人世帯は大変だった様で、食料、飲料水を分け合う

事なども行われた。


当然、煮炊きや暖房も困窮を極めた訳で、文化的な生活から一転

１ヶ月あまりのサバイバル生活を余儀なくされる事になった。


私の所の町内会は地区の生協と防災協定を結び、緊急時の食料品供給を

地区住民の対し行って貰えるよう準備していたが、実際にはこの規模の

災害となると、まったく機能しなかった現実がある。



仮に、南海、東南海、東海の三連動が起きれば、場合によって

コンビナート地帯に被害が及び、国民生活には重大な結果を

もたらす事になるだろう。ましてや原発がフクシマと同様に

なれば、東日本大震災の比では無いだろう。


復旧までは年単位の恐れも十分あり得る。



因みに我が家では

○ガソリン　20Ｌ　3缶
○灯油　18Ｌ　10缶
○飲料水　12Ｌ12箱
○備蓄食糧　約1Ｗ分（玄米は60キロ）
○風呂水は流さない。（お湯張り時に交換）

これをリスク分散の為に事務所、自宅、工場に分散して備蓄している。
※灯油は使いながら温かくなるまでには2缶程度まで減らす。
※ガソリンは半年に一回消費して交換
※飲料水、食料は消費期限毎に消費交換（これが難しい。つい、消費で終わってしまう）


備えはいくら有っても良い事だけは間違いない。