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暑い時期にぼかし肥料を仕込むのは初めてだが
今年は作付け面積が予定の倍以上になってしまい、昨年末から今年にかけて 作っていたぼかし肥料が底をつき、普通の有機肥料だけで追肥をまかなってきたが やはり、速効性の肥料がないと「なり疲れ」「肥料不足」の対応が難しくなってくる 本来なら最低でも10月下旬から肥料の仕込みを始めるのだが、そのような事情で この時期から仕込みに掛かった。 いつもは床に広げた肥料原料を角スコで混ぜ合わせて水分調整の上発酵を重ね 数度の切り返しを経た上で乾燥保存の段取りになるわけだが、今回は西村和夫氏の 著書にあった土嚢を使ったぼかし肥料作りを実践した見た。 初めてやってみたが、これは非常に塩梅がよい。 切り返しも土嚢袋に詰める肥料原料の量さえ調整すれば手を汚さず切り返しが 可能になる。 仕上がりまではまだ数日間必要だが、少量のぼかし肥料を暑い時期に 仕込むのにはもってこいの方法に思える。 ぼかし肥料を作る方法は本当のぼかし肥料を作るのなら一般に言われているような 簡単なものではないと言う人もいるが、さほど難しく考える必要などなく、まずはやってみること と思っている。 西村氏の著書からもかなり適当にやってもそれなりに効果のある肥料がえられる様に 思えるし実際に私もかなり適当だが、かなり効果のある肥料がえられている。 私の管理している畑は2010年まで5年以上耕作されず、それ以前は通常の畑として 除草剤も農薬も化成肥料も当たり前に使われ、コンポストがおかれている付近は ビニルやスチロールはおろか、プラスチックまで埋もれている始末。 当然、2011年の無肥料無農薬での各種作物は惨憺たる結果で思い出すのも おぞましいほどだったのが、購入肥料として鶏糞年間10袋、菜種油粕40リットル 蛎殻石灰40リットルのみ約5千円だけで15アールをまかなっている。 本格的にぼかし肥料を使い作付けを始めて、三年目にして殆ど病害虫の被害もなく プロの農家並の収穫物が得られるようになった。但し、収量は及ばないと思うが。 話がはずれてしまったが、土嚢袋を利用したぼかし肥料作りはおすすめだ。 まず、場所をとらない。 切り返しが非常に容易 体にぼかし肥料の発酵臭がつかずにすむ 直接素手で肥料材料にふれないですむので、皮膚や爪がぼろぼろにならないですむ等。 水分調整をした後、直接土嚢袋で保管すれば、毎日ひっくり返すだけで それなりのぼかし肥料は作り得ると確信した。 作業スペースに制約のある家庭菜園愛好家にはもってこいの方法だろうと 思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.15 22:52:50
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