一昨年の蒟蒻を茹でて冷凍保存していたがついに食べきった。

で、妻が昨年収穫した３年芋用の種芋を出してこいと・・・。

本当は今年の春にもう一度植えて、もっと巨大にしようと思っていたのだが

次の土日で蒟蒻を作るとかで、保存していた蒟蒻芋を一個だけ出してきた。



この芋は一昨年、購入した種芋から出来た一年芋を昨年植え直して秋に収穫した

２年芋。

聞くところによると、３年かけて収穫するのが本当らしいが、早く蒟蒻を作りたくて

一昨年は種芋から植えた２年芋で蒟蒻を作り、自給には十分な物が出来が、さすがに

一昨年の２年芋は全て食べてしまい、去年の二年芋の登場となった。

この芋一つで結構な量の蒟蒻が出来る。

しかし、三年芋となるとどれほどの蒟蒻が出来るか？


サツマイモは今まで作ったことは無いのだが、買ってきた芋で干し芋やら

芋羊羹やら芋の甘納豆などを妻がよく作るので、リクエストに応えて

今年からはサツマイモにも挑戦しようと思っている。



ここまで作る間に実は相当量食後のデザートにしてしまい、残った分だけ

干しているのだが、これは甘納豆で干し芋ではない。

イレギュラーな様ではあるが、レシピ通りでは莫大な量の砂糖が必要で

その割には味が今ひとつ。

浸透圧により芋の水分を抜くのだが、最初から芋の水分を押さえてやれば

砂糖の量を減らすことが出来て芋の風味をもっと残せるのでは無いかとの試み。

一度は砂糖を塗して水分を抜いているのだが、その途中に我慢できず食べてしまい

残りがこれだけになってしまった♪


味だけで言うなら、とっくに十分な物になっているのだが、妻は飽きたらぬらしい。


一昨日は桃の節句だったが、我が北村の桃の木は未だ硬い蕾のままだった。



昨年は美しい花と多少の桃が出来た。

昨年秋に、近くにアーモンドを植えたが、この桃、実はアーモンドの受粉木として

一昨年植えた物。

アーモンドが入手出来ず、一年半も遅くなってしまったがうまく育つかどうか？



多分、桃と同じような花が咲くはずだが････｡

桃を自給したいとは考えなかったがアーモンドはお菓子の材料として

欲しかった。

イチジクもユズも同じ考えで植えたのだが、よくよく考えてみると普通は

やらない行動のような？？？？

知り合いのパテシエに相当な変わり者がいて、拘りの素材が手に入らないと

お客さんの要求があっても決して供給しない。

彼の弁によると、ナッツ一つでまるで別物になってしまうと言う。


私などは味など分からないから何でも良いのだが、落花生を栽培してからは

落花生を買う等は考えられない事になったのは確か。


自家製は美味しい事は美味しいがその手間を考えれば買った方が安いのは

間違いない。他の農産物もこだわらなければ大方買った方が安いと思う。


ましてや蒟蒻だの豆腐だのはとんでもなく高価になる。


考えてみると、とんでもない贅沢をしている事になる。