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カテゴリ:自然農
田舎に工場を移し二地域居住を始めてもうすぐ一年にならんとしている。
現在、石巻工場に隣接する農地は元髭が就農者ではないために 取得できず、管理をさせてもらいながら、自由に作物をつくらさせて 頂いているのだが、本来の目標は立場はどうあれ、何の遠慮もなしに自由に 作物を作り、見て美しい農園を作り上げたいとの思いがある。 その為には新規就農者として、農地法上の要件を満たした上で農業委員会の許可を 受け無ければならないのだが、これがなかなかハードルが高い。 単純に、集約的農業かあるいは農地の保全を考えるのなら、農地を保全管理する限り もっと、自由に取得出来るようにすれば飛躍的に農地の放棄は少なくなると思うのだが 悪用して無断転用する輩が多いためか、農地の売買は基本的に農業者しか出来ない。 何も、農業に従事せずとも農地の農地としての活用を考える人々は多数いる訳で 代表的には家庭菜園を耕作する人々とか自給自足を模索する人などだが新規就農では 最低50アールを耕作し、且つ年間150日の耕作従事が求められる。 趣味の域では到底無理な話である。 我が石巻工場も畑地は38アールで就農用件を満たせないのだが特例用件に 当てはまる可能性があって、今回、農業委員会に審査の書類を提出した。 首尾良く許可が下りれば、晴れて本物の百姓という訳だがそう簡単には行かないかもしれない。 311の年、仙台は4月中旬までガスが復旧せず、ガソリンも入手困難で 一ヶ月も風呂に入っていなかったが4月7日に漸く満タンに出来て 石巻工場の母屋まではるばる風呂に入りに来たが、梅とレンギョウが満開であった。 今日の石巻工場はまだ八分咲き位か? この風景を見ると、あの日が思い出され、レンギョウの花はもの悲しくさえ 見えてしまう。 今年は三月が例年より暖かかったせいか、山菜の芽生えも幾分早いようだ。 アズキ菜が開き始めている。 ヤブカンゾウはすでに食べられる♪ 少し育ちすぎかも。 管理が行き届いていない?畑にはこれから色とりどりの花が 畑を賑わしてくれる。 雑草だらけでも、畑は結構分け前をくれるのだから、なにもきれいな花や 雑草を取り除いて土をむき出しにする必要は感じない。 近所の畑とつながっていれば、農薬だの、除草しろだのと摩擦も起きようが 幸い、近所の畑は藪で隔絶され、誰にも文句は言われない。 無農薬、草生栽培にはもってこいの畑なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.02 22:20:41
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