不耕己栽培と言っても全く耕さないのはかなり無理がある。

私の場合は最小限の耕己は行い、土中の循環へのダメージを最小限に押さえる事で

納得している。尤も、完全な自然栽培が出来るほどに環境が整えば何れはもっと

理想的な栽培が出来るとも確信はしている。

今日は、人参と白菜の種まきをしました。

ジャガイモの後作で収穫後の畝をならし、今年の東北は未だ梅雨状態なので

乾燥対策をせずに一本。



左端は対策無しで蒔き、中央と右端にこれから棚蒔き

中央と右の間を掘り下げて、米糠と油粕を１：１で１５㎝程下に混ぜ込み埋めてある

表面には成長促進を期待して、自家製ぼかし肥料を混ぜ込む。

畝反対側からの写真なので左右逆転しているが白い部分が掘った時の残土のうえに

ぼかしを重ねている。


肥料と残土を混ぜ合わせてから平らにならし蒔き溝を付けたところ。

人参は発芽に光が必要なので土は掛けないのだが発芽までに水分が必要なので

蒔いて放っておくと発芽が殆どしない。この辺りが微妙で雨が続けば問題も無いのだが

発芽に１０日程掛かるので管理するのが難しい。

普通は新聞紙などを掛けて保湿するようだが、野原の畑では風にとばされたりすると

厄介なので、私は刈草をこまく刻んで種の上に蒔いておく。


殆ど失敗はしないのだが、ジャガイモと人参を混植したら発芽率が悪いだけでなく

人参の生長も阻害されて大した収穫にならなかった。思ったよりもジャガイモの生長が

早かったのが主な原因なのだけれど。



ここもジャガイモの収穫後を整地した畝。

収穫後に人参と同じく生の米糠と油粕を比較的浅く混ぜ込み表面にはぼかしと生１：１

を軽く蒔いてレーキで均したところ。



前回は無肥料でやったら失敗。しろなになってしまったので、今回は追肥を重ねて

丁寧にやってみようと思っている。どうも白菜は相性が悪いのか、自分が横着過ぎるのか

今まで一度しか結球したことが無いので今回は自然栽培に固執せず多少は土をいじっての

再挑戦。

以後、栽培記を掲載していきますが、大失敗の時は途中棄権^^;