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カテゴリ:自然農
自然農と言っても、現在の所そこまでたどり着いてはいないのだが
先ずは不耕起、無農薬、有機肥料を使い出来うる限り自然に近い形での 栽培を目指している。 現在の所は菜種油粕と魚粉、鶏糞を購入肥料として使ってはいるが、基本的に 鶏糞はやせてどうしようもない粘土質土壌に対するスターターに利用、雑草を はやし、刈った草を堆肥化して土壌改良を行い、その後に作付けといった使い方 で、油粕と魚粉は生のまま遅効性肥料として、或いはぼかし肥料の原料として 使っている。 作付けを続けるに従い土壌は成長して、年を経る毎に作物の出来も害虫による 食害も少なくなる。 今年から、ロープを作る際に出る「くただ」が手にはいることになり作物の出来が 格段に向上した。 10月26日に玉葱の苗を定植した。 マルチ代わりに「くただ」を一面に敷き苗を定植。 ズッキーニの後作。定植一ヶ月前にズッキーニの根っこを残して切断。 (茎は通路に敷き詰め、根っこは畝土壌の有機成分として利用するため) ズッキーニ栽培時にも「くただ」で覆っていたことから、土は耕す必要はなく レーキで引っ掻くだけで土ならしと雑草除去がある程度出来る。 この場所は酸性度合いが強く、スギナが蔓延っているので有機石灰を蒔いて 新しい「くただ」を一面に敷きつめ、上から油粕と米糠1:1の混合肥料 を蒔いておいた。 結果は来年春にしか判らないが、今後の施肥をきちんとすれば概ね良好な 結果は得られるのではないかと考えている。 本来は雑草を刈り取り敷き詰めて栽培するわけだが、元々畑だったところから スタートする場合と除草剤を使った放棄地では全く意味合いが違う。 先ずは畑に適した土壌まで持ち込む事から始めるなら、どうしてもトラクター による耕起と牛糞や豚糞等の大量投入が必要になりある意味、客土を行うのと 変わらない。 その点、くただは時間こそ多少掛かるが、2年目には覆って置くだけでそこそこ の作物が出来るようにはなる。 今年の春に作った新しい畝は肥料っけ全くなしの赤土だった。 最初なので、鶏糞を多少入れ、両端は人参、真ん中に大豆を播種。 人参発芽後、くただで覆う。 このときはまだ裸地。畝方からくただで覆い追肥はくただの上からぼかし肥料を列左右各一回のみ。 ここから収穫した人参。 7月16日頃播種し一週間程度で発芽。延々ほっとき放しで11月初旬収穫。 およそ110日くらいの栽培期間だが、酷い土壌の割にはそこそこかな? 当然、くただで覆っていたので、草取りなどは一切しない。 土が悪いので追肥はしたが、本来はこれもしないですむ。 今日は里芋を掘りだし、他の場所の人参を収穫し、里芋の来年の種を 保存したりした。 まさしく、サンデーファーマーの一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.11.18 21:26:33
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